稽古中の曲であろう、ルンバ・フラメンカのリズムの「ディスティニィ」という激しい曲をもう何年も苦しんでいる。オイラも去年に譜面を頂きちょろっと片付けたが今一度やってみるかっ!と、今朝はCDを回し譜面を開いた。リピートして何回も聴いてみる。主題は、簡単明瞭だが独特のルンバ・フラメンカのリズムに載せての早弾きである。しかし、アダージョの部分はお粗末様だからアレンジしてオイラ流にどう仕上げるか?であるなっ!オイラは、完全なフラメンコにしていくであろう。譜面の音符からコードを取り出してみる。作曲者は有名なギタリストの押尾コータローさんだが、ちょっと型破りで調音は弄るしギターは叩くしで王道とは言えないが、曲は美しい。で、譜面からのコードの運びやCDの演奏を聴いて推察すると押尾さんは必ずやフラメンコの特殊な技術の様々を取り入れたかったに違いない。しかし、出来ない訳で仕方なく独自の方法で表現したのだ。其の苦労と創造性には感心するがメロディが簡単なだけにフラメンコ弾きに掛かったら圧倒的な爆裂音と
スリリングな技術にやられてしまう訳である。
スリリングな技術にやられてしまう訳である。