華鬘草
2016年04月19日 | 花
裏の空き地に移し植えた華鬘草が今年も咲いた。ケシ科の多年草で、咲きはじめの花は、やや緑を帯びたような色合いである。普通に栽培されているのは淡紅色で、白い花は珍しい。高山植物のコマクサの仲間らしい。仏具の華鬘に似た形をした花だからこんな不思議な名がついた。別名タイツリソウともいう。こちらは、しなった釣り竿に魚が掛かったようで分かりやすい名だが、鯛が一度にこれほど釣れてくることはないだろう。写真機を構えると、一陣の風が花を揺らした。
水尾を消す風のにはかに華鬘草 辻 美枝子
今年はアシタバを栽培するために種を撒いた。ベランダにポットの栽培土を入れて水やりをする。発芽まで時間がかかるらしいから、それまで根気よく霧吹きで水やりをする。ズッキーニの種も植える。こちらは時間差で、畑に定植するのも時期をずらす。そうすることで収穫の時期を長くしようとの作戦である。春の気候は変化がはげしく、畑仕事も天気次第である。