梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

ジャズ

2012-10-11 16:16:09 | 雑記
2~3日忙しい日が続いたが今日は静かになった、忙しいのも辛いが何も無いのも其れはそれで落ち着かない物だ、
ラジオを流していたらジャズの話をしている、ジャズアレンジした日本の曲を流していたが中々良い、
私は20代の頃会社の借り上げアパートで一緒になった少し上の先輩が聞いていたのを切っ掛けにジャズを好きになった、丁度ブルーノートの時代でビッグバンドより数人のバンドが主でやはり黒人が主体のバンドが多かった、
アートブレーキーとジャズメッセンジャーズ、マイルスデビス、オスカーピータソントリオなど随分LPを買った、銀座の阪急と東宝ビルの地下に輸入専門のレコード店があって此処で一般販売されていない物を探す、大抵試聴が出来ない上に当然説明が英語なのでバンドのパーソネルだけで買ってくるのだが面白い物に結構当たる
リーモーガンは此処で「ムーンライトデザート」と言う演奏がどうやら「月の砂漠」らしいと解って買って見たが此れがかなり素晴らしかった、此れを聞いてからリーモーガンの曲を探して買うのだがその頃行きつけの喫茶店のマスターから「リーモーガンならクールストラッティンが良いよ」と聞いて買って来た、落葉の街に赤いハイヒールの足だけがプリントされたジャケットだったが確かにこれは名曲だった、
逓信会館の地下道でレコードを売っていたので仕事の途中だったが覗いてみたら「MJQ」の3枚組が有った、確か4〜5千円したはずだが買ってしまった、
ここでジャンゴとピラミットそれに映画音楽のカバーを聞いた、「黒いオルフェ」にも魅了されてしばらくMJQを買い込んだ、
以前に見た「死刑台のエレベーター」がマイルスデビスだった事もこの頃しる、
まだ秋葉原が電気街だった頃でラジオ会館の5・6階はマニアックなオーディオの店が多く真空管アンプやら外国製のスピーカーやらの小さな店がひしめいていて週に1度くらいブラブラと見て歩くのを楽しみにしていたらフィリップスかボウズのスピーカー専門店で流していた曲に引き込まれて図々しく店の店長(この手の店は経営者のみが多い)に聞いたら不機嫌そうにLPを見せてくれた、
白人3人のバンドで「L・A・4」と言う名前だった、その足で下の階で購入したが随分気に入っていて未だにカセットに残っているがCDは有るのだろうか?
元は「ロサンジェルス4」という意味だそうだがパーソネルのローリンドアルメイダと4人と言う意味合いの方が強いと言う説明がついていたが例レイブラウンとバドシャンクも素晴らしかった、まだ結婚していなかった女房が電話の先でこの曲を聴いて「コピーして」と言われたが彼女の音楽趣味はコンチネンタルタンゴだったがこの曲からジャズ好きに引っ張り込んで今では休みは一緒に流している
今ではLPを手放してしまったので聞く事が出来なくなった曲もかなりあるがまた探してみるか、



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