産業経済の拡大は社会で言えば癌である

産経新聞のYouTubeで「ついに安倍政治が終わってしまう！」と悲報の様な動画をアップしていた

安倍政権の功罪はとても「悲報」ではなく国民にとっては「朗報」以外の何物でも無い

産経→産業経済新聞だ、確かに安倍政権のやってきたことは産業経済には大きな功績をもたらしたかもしれない、しかし、「アベノミクス」が失敗に終えたのは周知のことだ、

経済の拡大はそれこそ産業経済界を押し上げたがそれは安倍政権の言うトリクルダウンには全く結びつかず大手企業の内部留保を肥大化させただけだった、

結果格差が更に拡大し三食も儘ならないと言う総体的貧困層が増大し平均年収の半分以下しかないと言う家庭が毎日のように報道されている

経済（金）が国の血液なら全身に滞りなく廻らなければ健康状態とは言えない、血液がどんどん増えても心臓と脳にだけ溜まって臓器、手足末端に行き渡らなければ手足は麻痺を起こしやがては壊死を起こす、日々の食事に事欠くと言うのならそれは麻痺状態だ

一ヵ所の細胞が肥大化する事を医学的には癌と言う、そして血液が一カ所の臓器に集りすぎるのは大動脈瘤と言う

末端が犯罪に走り、或いは生き続ける事を放棄した時点でその器官は壊死をしたと言える

石破氏が総裁になったら株価が下がったと言う、それは石破氏が今までの安倍政治が政経のみに優遇してきた政治の終息を関知したと言う事に他ならない

経済ニュースで毎日上がった、下がったと報道されても多くの庶民にとって何の関係もない、岸田総理が言っていた「資産所得増大」は資産のある連中の話で総体的貧困層の資産はゼロどころかマイナスである、

資産所得が資産高とリンクすると言うならマイナス資産の庶民は自動的に負債が増大すると言う事ではないのか

格差の是正は自由経済諸国の共通した喫緊に解消しなければならない問題だ、無い人間から毟り取るのは限界にきている

ある連中から提出してもらうのが手間もかからず有効な手段だ、

自由経済諸国の資産の９０％以上を僅か９％程度の企業と個人が持っていると言う、１０％の資産に１５％の税金をかけても総資産の0.0015％の金額だが９０％の資産に１％の税金をかけたら総資産の0.09％になる

資産課税が可能なら全世界の人々は安心して豊かな生活を営める、「金と地位の次は名誉」と言うならこんな名誉は他にはあるまい

梟の独り言