松ボックリらしい

天城トンネルを抜けて河津に出る少し前、筏場と言う所からから下田に抜ける間道がある、間道といっても国道なのだが２台がすれ違うのは止らないとならない所が有る程度の道路だ、ループ橋を過ぎて下りきった頃右に分岐したら直ぐ川があって此処をわたると右手に大きなヒマラヤ杉がある、この橋から何となく見ていたら何か動いている、良く見るとリスの様だ、カメラを向けたが此れは捕まらない、追いかけていたら何か小鳥の様な物が見えた、それにしても随分沢山居る、全く動かないのも変だ、と寄って見たらどうやら此れは木の実の様だ、更に近づいたらどうも松ボックリのようにも見える、葉の間に真っ直ぐ上を向いて立っているのでその色と形が小鳥に見えたのだ、松ボックリだとしたらヒマラヤ杉ではなく松なのか？そういえばヒマラヤ杉は枝が下向きだった様な気もするが、日本原産の木ではなさそうだ。浅識の私には記憶に無い。その後立川の昭和記念公園か、或いは神代植物園だったかにこの同じ物があった、此処では樹が高くかなり上を見ないと解らない、すれ違った女性も「あんなのが有ったのは今気がついた」と言っていた。神代植物園と言えば大抵ついでに深大寺に寄って蕎麦を食べてくる、随分前になるが門前通りの蕎麦屋で野草のてんぷら蕎麦を食べた時の野草が美味しかった、何処にもある野草の新葉を上げた物だったがこんな物も食べられるんだと感心したが今でもやっているかどうか、その後今４０近くになる娘が小学生の頃行った時本堂の裏手に廻ると茶店があって庭先で焚き火をしていて縁台を置いてありそこで甘酒を飲んだが此れも今でもやっているんだろうか、