梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

保有資産税を勝手に検討個人の巻

2011-10-29 09:46:28 | 雑記
税金を所得や消費と言う金の動きから保有資産に掛ける方が良いと言う事をずっと考えている、この際具体的に考えてみる事にした。
固定資産税と言う物が有るのだから此れを少し拡大して、と言うより資産が不動産で有るかどうかではなく「資産税」とする事は税法としても新しい考え方ではないだろう。
資産は法人と個人、つまり保有する人格に課税する事を原則にする、先ず個人である。
先ずは生活をするのに有る程度の期間を補償する為に基礎控除を設ける、
すべて個人単位になるのは今の財産法上妥当だろう、例えば1人当たり3000万までを資産から控除するとして全て個人単位になるから夫婦で6000万が控除される事になる、
資産が夫名義で4000万、妻名義で2000万になって居れば夫にだけ課税される、税率を仮に0.1%だとすると此の夫婦が年に納めるのは夫の控除後の資産1000万に対する1万円で有る、全資産が夫名義なら6万円である。
夫婦間の財産分与を今の法律で考えれば婚姻後の財産は共有とみなすとなっているので結婚後に生じた財産を等分に分割し資産計上する事は贈与には当たらない、ただ手続きをしなければ課税すると言う事にする。
資産の内不動産に関する部分は結構大きいが実質購入を現金でしない限り大抵純資産額はマイナスになるケースが多いだろう、家は名義を確定した時点で3割程度資産価値は下がる、
半分以上の残額をローンで組むとその部分は大抵債務超過になっている筈である、
有価証券、預金、保険、等の資産とローンの債務残を相殺して純資産を出すとサラリーマン家庭の多くは債務超過になる可能性が有る、有っても夫婦の純資産が6000万と言う家は余りないと思われる、
一方、個人純資産が3000万を超える資産を持つ人達は桁違いの資産を持つ事は統計上明らかである、個人資産1600兆円は貸借で計算しているのかは解らないが恐らく個人レベルで此の資産が半減する様な債務は持っていないだろう、仮に債務が有ってもその分の債権を持っている個人居ると言う事で資産の額が半減る事はないだろう。
超が付く資産家は全人口の数%だろうが保有資産は恐らく全体の90%前後だと思う、数%の個人が残りの個人分を負担する事になる訳だが元々そう言う資産構成だから其れこそ平等というものだろう、
恐らく出る「努力しないでいる奴が悪い」と意見には所得に課税する訳ではなく集めた物に課税する事だから努力の成果部分だけに課税する現在の所得税法を累進課税にするよりよっぽど公平である、

芝浦運河の周りに花が咲いている、梔子風だが季節が違う



野ボタン



名前が解らないが良い色合いだ




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