梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

人為的な被災

2011-04-26 14:07:37 | 雑記
まだ毎日の様に流れている被災地の画像を見ると東京大空襲後の写真に酷似している、
跡形もなく無くなった都市の跡に瓦礫だけが残っている写真だ、
今回は天災だがあの時は意図的に破壊され、壊滅した人災である。戦争と言う異常な行為の結果では有るが軍事施設でもない都市を破壊しつくした行為は人道的に許せる訳もない、
まあ人道的な破壊兵器なぞはないのだからそう言う意味では戦争の延長線上に有ると言う言い方も有るかもしらない、
だがこの未曾有の災害に心から力を惜しまず、しかも何も言わずに去って行った彼らには心から感謝する。
しかし震災の被害に加え原発の災害はやはり世界で只一国原発を蒙った広島と長崎を思い起こす、町が消えた越前高田の丘の上に福島原発がある様な形になったのが被爆だと言ってもいいだろう。
この震災を世界中の国々から「見た事の無い災害だ、人類として救わなければならない」と言う声が沸きあがり本当に多くの国から援助の手を戴いている。
この災害を悲惨な状況だと認識していただくのなら「核兵器」は今回以上の破壊と汚染を人為的に起こす物だと言う事をこの災害から学んで貰いたい、
今回は破壊レベルで言えば恐らく戦略的核兵器の2~3個分程度だろう、その核汚染はどう評価しても迅速とは言えない今回の事故後処理どころではなく一瞬に日本列島を覆い拡散は数日で世界を覆う、海は修復のしようもなく汚染してしまい元に戻るのは世紀を要するだろう、
核保有国はこの災害を他山の石として核兵器の廃絶に大至急舵を切って貰いたい、
仮に平和利用といってもまるでブレーキの無い大型トラックが急な坂を転げ落ちる様な事態を見ると原子力利用と言う核の見直す時期になっているのではないだろうか、
現在では存在する物質の最小単位である原子核を地球の生物の単に1種類でしかない人間が手を加えるのは安定した物質の根源を犯す事になるだろう、それも単に「いい暮らしがしたい」自分達の利益権力を増大させたいと言うだけと言うのは宗教的な意味ではなく自然と言う物に対して僭越すぎるのではないかとおもう


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