梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

答えるつもりは無い、では

2020-10-12 15:57:38 | 雑記
加藤官房長官が菅義偉総理大臣が推薦名簿を詳しく見ずに99人を任命する決済をした(6名を拒否した)と説明した、違法性を問われると「適法に行われたと承知している」と反論をしたという
どうして「適法」なのかを説明して欲しいと言っているのだからこれは全く答えになっていない、
質問に答えないのは安倍政権からの伝統だが民主国家である以上国民の質問に答えるのは義務である、第一質問なんかじゃな。詰問しているのだ
前回「推薦名簿を何名か多めに出すように」と言い、今回は「参考資料までは詳しく見ていない」と言う、
何故余計に出させたのかこれでは意味不明でありかつ「見ていない」なら更に意味がないだろう、だったら今まで通り定数を推薦してもらいそのまま任命すればいい
何らかの意図的な操作をごま化そうとしているとしか考えられないが「参考にしていない」と言うのでは論理が破綻している
「任命権は罷免権もある」と言うなら閣僚の任命権者は天皇陛下だが天皇にも罷免権があるとでもいうのか、
無論新憲法では天皇は我が国の象徴的存在であり政治に発言する事は出来ないとなっているが今の自民党政権はその憲法を変更しようと必死になっていてそれが難しいとなったら都合よく解釈を変更している
法律がその時の為政者の都合よい様に解釈を変更できるなら法律の意味はあるまい、精々「こう解釈できるのではないか」と言う様な形で国会にあげ、国民に問い、多くの賛同を得られたらそこで初めて法律の意味するところを拡大或いは読み替えるという作業をして執行するのが法だろう
少なくとも今後の日本学術会議委員の任命は天皇陛下に委ねるのがこの危険な政党の暴走を制御する唯一の方法かもしれないな、
「美しい日本は強い日本」を標榜している安倍晋三氏にしてみれば神国日本の象徴たる天皇に任せるのは文句あるまい、なにしろ「教育勅語」の復活すら口にしていたくらいだからな