梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

傍若無人、選らんだのは国民だがこれで良いのか

2020-10-08 11:03:51 | 雑記
日本学術会議の任命拒否が問題になっている、問題にならなければそれこそ大問題だろう
「学術会議に問題がある」と言う意見も散見されるが問題にしているのは組織に問題があるかと言う話ではない
日本学術会議(にほんがくじゅつかいぎ、英語: Science Council of Japan、略称:SCJ)は、日本の国立アカデミーであり、内閣府の特別の機関の一つである。日本の科学者の内外に対する代表機関であり、科学の向上発達を図り、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的とする(日本学術会議法 第2条[2])。国単位で加盟する国際学術機関の組織構成員(NMO - National Member Organization)になることもあり、それらの国際分担金も担う[3][4]。アジア学術会議も推進し、その事務局は日本学術会議内に置かれている[
政府から独立した機関の任命を時の政府が拒否をするという事を問題にしているのだ
独立したという事は政府の意向に忖度はしないという事だ、
人事権を握った官庁が自らの身分立場をかんがみて保身の為に政府におもねる様な「忖度」をする事が如何に国政を歪めたかこの長期政権時代が証明している、
しかし学術会議はその身分立場を政府に握られている訳では無いので会議として忌憚のない発言をする、
当然一流の知識人が述べる意見であるからその事に反論する事は困難になる
その為にはその様な批判的提言をする知識人は期間に入れなければいいのだと考えての強引な任命権行使と言う事なんだろうと考えるのは当然の帰結だ
任命の拒否は「俯瞰的な考察」だそうだが其れでは何の説明にもならない、
何故解雇したと聞いているのに「総合的かつ俯瞰的な判断で解雇した」と言ってもそれが納得できる説明ではない事は明白だ、
何故、この6名の学術員が任命できないのか明確に答える義務、責任がある
任命権があると言うなら責任もある、権利を行使するのに行使できるという証明がなされないとすればそれは権力の濫用だ、
第二維持安倍政権が強行してきた数々の問題法案は全てこの方法だがこの件を問題視する国アカデミーであるとされる組織を御用組織にしようとする
日本が太平洋戦争に雪崩をうってゆく当時の組織に酷似している気がする