梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

度忘れとは言えないか。

2018-09-19 10:32:00 | 雑記
朝起きて珈琲を入れていたら女房が起きて来てトイレに行った、
用を済ませて戻って行ったらトイレの電気が消していない、
自分が消し忘れると「ほら、又!」と良く叱られるが今度は本人だ、
しかし(もしかしたら自分がさっき入った時に消し忘れたのか?)
つい10分ほど前なんだがどうも自信がない、
(確か消したと思ったが、いや消してなければさっき女房が入る時に小言が出たはずだ、
大丈夫間違いなく消した)と確認したのだが兎に角最近はちょっとしたことを思い出さない、
TVで顔を見ていて名前が思い出せない、「ほら、あの人」と顔が浮かんでいるが名前が出て来ない、
その逆もある名前がハッキリ思い出しても顔が全く浮かんでこない、
これは私だけではなく女房も同じである、
「歳とると仕方ないのかな?」と言っているがネットなんかでは「そのせいではない」と
出ているのだが、巷では「老人性痴呆症」と言う話はよく聞くし身近にも見かける、
昔の事は覚えているのだがつい直近の事は忘れてしまうと言う「逆行性健忘症」と言う症状がある、
誰だったか年配の役者が「用事があって二階から降りてきたんだが何の用事だったか思い出せない」と言っていたが未だ続きがある、
「もう一度二階に戻ったが用事があった事すら忘れている、しょうがねえな」と言っていた、
我が住まいは狭い2DKなので用事が有っても勝手場に行く位だが女房が何か取りに行くと言うので「あれも取って来て」と言ったら本人が最初に取りに行ったものを忘れて来るなんぞはしょっちゅうだ、
「忘れる事は人間の素晴らしい能力だ」とも言う、それは確かだが嫌な事は忘れなくて覚えて置かなければいけない事から忘れると言うのが問題だ、
逆行性は重要度に反比例して起きる、時間の問題では無いのが困る、
まあとは言ってもそれほど深刻に考えている事でもない、
約束で女房を看取る事になっているのでその後はゆるゆると放浪でもしようか、