何か ひとつぐらい 失くしたって と
あの頃は 気にもせずにいた
ある日 予告なく トラブルがやってきて
こんなにも心 振り回されるのか
人をねたむ奴を 一番嫌っていたのに
ガサガサになった心の 俺がいた
生きることを 投げ出してしまえば
生きることの意味なんて たやすく口にできない
大切なことは ありのままの 俺に向き合い
目をそらさず 生きることだと 決めたとき
今は抱えきれない giftをもらったような 命の日々
指に 棘を深く 突き刺したまま
何日も 気付かないでいた
いっそ なにもかも The ENDがくればいい
どんなにか心 楽になれるものを
自分一人だけが 悲劇のランナーみたいに
なぐさめをねだる心の 俺がいた
生きることを 投げ出してしまえば
生きることの意味なんて 分からずじまいで終わる
大切なことは ありのままの 俺に向き合い
目をそらさず 生きることだと 決めたとき
今は抱えきれない giftをもらったような 命の日々
よもやま:1988年 BOLAN としてインディーズデビュー。
1991年 T-BOLAN のメイン・ヴォーカルとして「悲しみが痛いよ」でメジャーデビュー。
大変な人気グループとなったが、1994年心因性発声障害を発症して1999年に解散。
しかし2005年かつての仲間の誘いで、久々に自身も曲作りをするなど音楽活動を再開。
苦悩の日々の末に森友嵐士は復活した。
歌を奪われ、心を振り回されただろうが、それだけに真実の歌声が聴けるだろう。
この詞はそんな彼に、ありったけの声援を込めて書き上げた。