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「夜の河」 石川さゆり

2012年04月22日 | 好きな映画・心にのこる映画
石川さゆり2

恋を選ぶか 操を択(と)るか
答え出せない 身がつらい
闇を流れる 水面に問えば
女 ひと刷け 白ちりめんに
(あか)が飛び散る 夜の河
河

好いて傾く 心を抑え
逢瀬かさねる 愚かしさ
京のおんなの 想いを託す
亀裂模様の ろうけつ染めが
今のわたしの うつし絵か
夜の河2

待てと云う人 その裏側に
事情(わけ)のやりくり 見え隠れ
それを嫌った 女の果ては
明かりおとした ひと間の宿の
肌が哀しい 夜の河

宮川一夫


ひとこと:「心にのこる映画」シリーズ第2弾は「夜の河」
夜の河
澤野久雄の小説を1956年に山本富士子主演で映画化された。
なぜこの映画が好きかというと
なんといっても撮影が宮川一夫氏で
赤にこだわった強烈な印象を与えるカメラワークが光っている。
その最たるシーンが宿で二人が結ばれる場面だ。
明かりを落とした部屋のなかの二人のコントラストの妙。
さらに全編に山本富士子の目を見張るようなあでやかさと
匂うばかりのゆかしいエロチシズムが充満した映画だった。

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