ムカシ・・・といってもアンタが
生まれる前のハナシだもんね
来たことあったよ ここら
誰と来たかはヒミツの 海岸道路
アンタ、運転だいじょうぶ?
まさか こうしてこういう場面
うれしすぎるわ 笑ってしまう
すこし黙っていてくれ なんて
そうね、そこがアタシのいけないところ
ずっと2車線 潮風吹いて
髪がステキになびくの見ると
ちょっと自慢もしたくなる Only My Son
どっち行くのよ T字路は
迷っちゃいけない 人生も
決めたとおりに ガンガンやって
疲れたときには 道の駅
岩と岩とが突き出して
トンネル過ぎれば 海カモメ
アンタ誘う娘 いるんでしょ
アタシ、好みは知ってるよ
1つ、2つか年上で
コトバ、ジョーシキ 普通にできて
化粧うすめの そんな娘ね
アンタ、やさしいだけじゃダメ
キメるところはガンキメで
押して引き潮 足りなきゃ満ち潮
なってほしいよ happyに。
アタシ 今日の日 忘れない
誘ってくれて うれしいよ
いつかいっぽん立ちするときは
思い出しましょ ふたりの海岸道路
ひとこと:移籍後の1970年代中盤から1980年代中盤にかけて数々のヒット曲を連発し
特に「中島みゆきを唄う」のLPはプレスが追いつかないほど、
レコード店からの注文が殺到し、ヒットした。
彼女のプロ意識を垣間見るのは、タレントやコメディアンヌとしての様相から一変、
歌手としての雰囲気の持って行き方の落差は秀逸。
お気に入りは数多いが京都の女の子/一年草/おもいで河/雨の日の映画館 が特にいい。
カヴァーものの1979年「阿久悠作品集」収録の「さだめのように川は流れる」は
現在もCD未収録(たぶん!)の必聴もの
1987年に生まれた愛息はイケメンとの評判!
前回7/6に「坂道」をUPしたが、このときも愛息とのふれあいをテーマにした。
9/26UP分からはじめた『かかわりのあった歌手』シリーズだが
今回の詞もやはり、愛息といっしょで親子ふたりが、どこかの海岸道路をドライブするという、
一風変わった設定で、しかも詞の字数も、韻も踏まないという
いわば、河内音頭や江州音頭の口説節パターンを取り入れ自在に唄いあげる仕組み。
それをJ-POPで試みた。ラップまでには至っていないが。