福田の雑記帖

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歯の治療2014(1) 私は歯並びが劣悪、下顎後退症のためだろう

2014年04月18日 16時43分52秒 | 自己紹介・自伝
 私は歯並びが極めて悪い。特に下の歯がひどい。
 幼少の頃はそれほどではなかったが、中・高校生の頃から徐々に悪くなった。いつの間にか悪くなった。多分、下顎後退症と言う一種の病気なのではないだろうか。
(矢印を加筆した)
 これは、下顎の骨の成長が悪く、上顎との間でアンバランスが生じるもの。顎骨の成長が終わるのは16歳から18歳以上とされているが、私の場合はその後も徐々に後退が進んでいる様な気がする。

 私が自身の異常に気づいたのは30代半ばであった。息子のうちの一人が歯科医から下の歯の矯正を勧められた時に自分と似た状況でないかと思った。遺伝するのかは分からない。

 日本人の顎変形症の7割が私と逆の下顎前突がである。これでは上前歯より下の前歯が前にあって咬合不全が生じる。軽い場合は歯の矯正で対応するが、甚だしい場合には手術で矯正するらしい。

 私の場合は上下の前歯が6-7mmほどずれており、上下の前歯が全く揃わない。食品をきれいに噛み切る事が出来ない。それ以上に問題なのは、下顎の歯並びが徐々に悪くなっている事である。歯牙の成長を受け入れるほど下顎骨が成長しないから、歯が互い違いに前後左右に曲がって生えている。ダークダックスが歌う時の、体を重ねあわせてくっつく、あんな感じである。

 私は今までわずかに3人の歯科医師にしかかかった事が無い。幼少時は岩手の郷里で親戚の歯科医に、新潟で歯痛が生じた際に寮の近所の高齢の歯科医に数回通院した。それと現在の主治医のS歯科医師である。
 
 S歯科医師は私が秋田大学で勉強中に知り合った。口腔外科と内科医局が隣り合わせであった事が縁で、その頃から診てもらっていた。S歯科医師はその後秋田市内に医院に開業した。この間、現在まで数年毎にお世話になっているから、あれこれ40年になる。

 初診の時のS歯科医師の表情が忘れられない。あまりの歯並びの悪さに驚いたのであろう、一瞬さっと曇った。それを見て私は恥ずかしい思いがした。可能な限りS歯科医師に固定して治療を受けようと決心した。

 S歯科医師は寡黙な方である。私の歯の状態がどういう状態であるか、あまり説明してくれない。治療必要な箇所を淡々と治療してくれる。それが良い。
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1 コメント

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ダークダックスが歌う時の歯並び、よく理解できました。 (原左都子)
2021-12-07 09:51:09
へえ、長身で容姿端麗の福田先生も、そんな弱点を抱えられていたのですね。
それでも良き歯科医先生に出会われて、40年の長きに渡り診療を受けることが叶っているのは、ラッキーな事でしょう。
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