福田の雑記帖

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プリウス2015(2) いい車だがやはりバッテリーに問題が発生

2015年09月08日 06時50分14秒 | コラム、エッセイ
 プリウスを購入して10年経った。確かに、優れた面白い車である。
 私の場合、故障または不調箇所の大部分は電気系統、電池に関したものであり、100%予想不可能な状態で生じ、交換費用は高額であった。

 今までの車だと不調になった場合、多くは自分でも状態の一部は判断ができるし、時には自分で対処できる。しかし、プリウスの電気系統のメカに関して自分の判断が全く及ばない。だから、車検は勿論、年2回の定期点検は全てディーラーに任せてきた。

 それでも故障は生じた。それも予兆がなく、であった。
 一般的に電気系統の故障は突然前触れもなく生じる事は承知していたが、前の日何事もなく駐車したのに翌朝は全く反応しないのは大いに不便であり、ショックであった。

 大きな電気系統の故障は以下の3回である。
 (1)補助バッテリーの劣化。
 プリウスには駆動系を補佐するメインバッテリーの他に、他車とほぼ同様の働きを持つ補助バッテリーが装着されている。補助バッテリーは通常は視認できないところにあるようだ。
 2012年9月、数日駐車後に突然電源が入らなくなった。全く予兆はなかった。多分バッテリー上がりになったのだろう。なんとか充電試みて2日ほど乗ったが、その後も安定せず駄目であった。ディーラーはバッテリー劣化のため交換が必要との判断であった。7年働いたバッテリーだから劣化もやむなし、と交換した。専用品ということで45000円であった。
 通常はバッテリーの劣化はユーザーが判断できるが、今回は予想も出来なかった。また、今までは全て安い市販品で代替してきて問題はなかったが、今回は手も足も出なかった。

 (2)補助バッテリーの過放電による劣化?
 2014年9月、資源ごみ満載の状態で無理にリヤドアを閉めた時に歪んだらしい。半ドア警告灯を見逃したらしい、約一週間後に全く起動しなくなった。私の不注意による過放電が原因だし、バッテリーも交換後2年しか経っていないから安易に考えたが、充電を試みたがうまくいかず。ディーラーは過放電バッテリーは劣化するため交換が必要との判断であった。バッテリーの過放電などは車でもバイクでも除雪機でも、コンピューターでもしょっちゅう経験しているが、大事になったことはない。納得できない点もあったがやむを得ない。今回の交換費用はリヤドアの応急処置を含めて57000円であった。この間値上がったらしい。

 (3)メインバッテリ~とコントロール用コンピューターの故障
 本年4月末、前日夕になんら問題なく駐車したのに、翌朝突然システムエラーが出て動かなくなった。GWのために修理できず、5月中旬に原因がわかり、メインバッテリ~劣化とそれに伴う電圧コントロール用コンピューターの故障と判明した。購入当初の心配が現実になったが、10年も問題なく働いてくれたから文句はない。今更新品のメインバッテリーは無駄だろうと考えて再生品と交換することとした。その入手に20日ほどかかった。メインバッテリーとコンピューター交換の費用は236000円であった。

 その後は快調に走っている。

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