福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

病棟歓送迎会 30分ポツンと待つ 結局1時間遅れで開始

2006年04月08日 08時16分24秒 | 近況・報告
 私はつきあいの良い方ではなく、式とか、行事とか、余り出席したことはなかった。院内の会合では医局とか、自分が濃厚に関連している病棟の歓送迎会だけは出席するようにしてきたが、幸いにも院内外の会議その他の予定のために、残念なことに出席できないという矛盾した状況にあった。院長になってからは万難を排して、と言う程までではないが可能な予定は変更しても出席する様心がけている。立場が私をまともな方向に多少変えてくれた、と言うことだろう。職員との対話は楽しいし、得るものも大きい。

 本日は特に予定が入っていなかったので総合内科病棟の歓送迎会に出席した。ここでは私は「その他の医師」扱いであるが、結構難しい患者を看て貰っている。出席の意思表示は私が最初だったはず。こんな事の決断だけは何故か早い。ウジウジ型の人間だからウジウジ考えているのが嫌だからである。

 始まりは19:00とのこと、遅れるのは私の信義に反する。10分ほど前に慌てて部屋を出て急ぎ会場に向かう。3Kgの重りを足につけたままで、汗だくになって到着したらお店の方から伝言が一言、「業務が終わらないので30分遅らせます」とのことであった。ホント、誰も来ていない。ポツンと待つのも能がない、この間人間ドック判定総括下書きを済まし、若干の文献を読む。
 30分待ったらポツリ、ポツリと集まりはじめ、予定の人数が揃ったのは20:00過ぎであった。緊急入院、死亡退院等で業務が終わらなかったとのことである。4年目程の看護師一人が退職、新卒新人2名の配属での歓送迎会であった。

 大体、勤務時間が17:00迄だというのに開始時間が19:00に設定されていることから異常である。これが総合内科病棟の最近の実態と言うことであろう。集まったメンバーは師長を含めてみんな若い。疲れた表情も見せず楽しげである。私が主に担当している療養病棟は患者も大部分高齢者であるが、看護師も経験豊かなメンバーが多く、腰が痛い、頭が痛いと言っているが、これとは良い対比である。
 若い看護師達が明るく談笑しているのを見ていても楽しい。話題にはとても入り込めないが、私の真ん前に最年長ではあるが未だ若い病棟師長が座ってくれたので助かった。

 この看護師の多忙さは何とかしなければなるまい。オーダリングシステムが軌道に乗れば・・と期待しているが、それには多少時間がかかるかもしれない。21:30会も盛り上がったところであったが、私は充電のために中座した。
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