京都みなみ会館にて8月12日よりロードショー
早速観てきました
ニール・ジョーダン監督の最新作です。ニール・ジョーダンの映画を観るのはこれで三本目になります。やはり「クライング・ゲーム」が有名ですよね
1992年の作品です。14年前です。記憶も薄っすら・・・・。その後観たのは「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」、トム・クルーズとブラッド・ピットというニ大俳優の競演作
この作品はかなりインパクトな作品でした。さて「プルートで朝食を」ですが、これも面白い作品
パトリック・キトゥン・プレイデンは教会に捨てられ、神父によって里子に出されます。幼い頃から女装好きのキトゥンはやがて美しい若者に成長します。冒頭、教会の周りを飛び回る二羽のコマドリが登場
そのコマドリは会話します。その会話によってストーリーが進むという何ともいえない夢のある物語
「シュガー・ベイビー・ラブ」のメロディー
も流れてリズミカルな感じ
主人公キトゥンは幻の母を訪ねて、旅にでます。旅の途中、さまざまな出来事が降りかかります。辛い事や迫害にもめげず・・・・。持ち前のキャラで闘いぬいて行く姿は妙に魅力を感じてしまう
ある時、キトゥンは自分の父が神父だと気づく
それを作文にする。神父と往年のハリウッド女優ミッツィ・ゲイナーにそっくりといわれた母のなれそめを描くのだが・・・
コミカルで、ポルノ・タッチ
それは学校の教師の怒りをかう
でも楽しいものが
旅の途中、クラブでの爆破では犯人として捕らえられ、取調べ
でもキトゥンはその事も苦しむどころか、犯人の秘密諜報部員になった気分に
自らその世界にはまるのです
この爆破シーンだが、爆発とともにミラーボールが割れて飛び散るシーンの映像がなんとも言えず綺麗
もっとも恐怖
的なシーンは殺人鬼フェリーに車の中で、キトゥンが殺されかけるところだろう
殺人鬼にふんするのはブライアン・フェリー、ロックバンド「ロキシー・ミュージック」のリーダー
キャスティングとこのシーンは凄いですね
キトゥンは覗部屋で働きます。ここで今まで以上に美しく輝き
ます。そこへ神父は訪ねてきます。キトゥンの物語を語り始めます。母の消息も教えます。母親の元へ・・・・。ということでその後もまだ続きますが、この辺で
見どころはだんだん美しくなるキトゥンの変貌でしょうか
公式サイト プルートで朝食を
ちなみに、プルートとは冥王星のこと
キャスト
パトリック・キトゥン・プレイデンキリアン・マーフィー
リーアム神父 リーアム・ニーソン
パーティ・ヴォーン スティーヴン・レイ
ジョン・ジョー・ケニー ブレダン・グリーソン
追記:神父役のリーアム・ニーソンは、愛についてのキンゼイレポート・バッマン・リ
ターンズなどに出演されたいい役者さんです。
ニール・ジョーダン監督「クライング・ゲーム」
1992年の作品 アカデミー賞・オリジナル脚本賞他多くの賞を取っている
チラシを探してみたら、残こしていました
一番のり~!!
この作品は今年のマイベストに入りそうです。
キトゥンの前向きな姿、音楽、ファッション、などなど、
どれもユーモアと泣き所も含めてとても魅力的な映画でした。
問題は映画を見に行く時間がなかなか取れないこと・・でも夕べ「マリーンズ・ゴー・ホム」という映画を見てきました。上映会なので小さなスクリーン(教会の壁)でしたが、辺野古の闘いはまだ続いていることをあらためて、胸に刻んできました。
ようやく関西でもこの映画の公開が始まったんですね。
6月に公開だった関東でも、もう一度やって欲しいくらい、この映画は楽しかったです☆
では(^^)ノ゛
本家サイト(http://www.yawarakacinema.com/)も、よろしくお願いします。
やっぱりクライマックスですね。
母を確かめ、乗り越えていくための”踏み絵”の場面。
本作で一番のシーンでした。
TBに感謝1
「クライング・ゲーム」も面白い映画ですよね。どんでん返しにびっくりしましたよ。
『ローズ・イン・タイドランド』に続いてのコメントなのですが、あの映画のローズとキトゥンって何だか共通点を感じました。
悲惨な現実を想像力で消化して自分の世界に作り変えているようなところが。
こういうアウトサイダーを主人公にした作品、やはり嫌いになれません。
いや~キトゥンがだんだん美しくなっていく様が素晴らしかったですね~。
音楽も懐メロばかりで嬉しかったし、ファッションも楽しめました。
何気に大物が脇を固めているんですよね。
私のところでは、やってたのかなあ?
クライングゲーム、もう忘れてますよ^^;
何か懐かしい・・・
キトゥンの前向きな姿に元気づけられました!
音楽もファッションも楽しめて、すてきな映画でした♪