先週この作品を鑑賞・・・。三島由紀夫は、皆さんもご存じの通り著名な作家であり、また天皇主義者としても有名。また民兵組織 楯の会を主催していたことでも知られていました。いわゆる右翼主義者ですよね。
何とそんな三島が全く真逆の左翼派である東大全共闘に招かれ、東大駒場キャンパス900号教室にて討論会で論争することになります。
奇しくも三島が自決する一年半前の出来事でした。
教室には1000人以上の学生・・・・。熱気あふれる中での三島の余裕な姿。
毅然とした立ち居振る舞いには、やはりカリスマ性を感じました。
討論内容は、残念ながら理解出来ず・・・。かなりハードルの高さを感じました。
若き青年は芥正彦さん、現在のお姿を見ると、ブログ仲間のSさん曰く、ビル・ナイに似ていると・・・。確かに納得!アート分野で活躍されているそうです。
三島は身体的も鍛えていたようで、かなり筋肉質。肉体美にも意識していたようにも感じました。
余談ですが、1年半前に亡くなった父とちょうど同じ年。なんと生まれ月も同じという偶然にびっくり。存命なら、95歳という高齢だったんですね。
45歳という若さで逝ってしまった三島、何故?あのような死を選んだのか?1970年11月25日、ちょうど大阪万博の時でしたね。今もそのことは鮮明に記憶にあります。
豊島圭介監督と平野啓一郎氏
平野氏は劇中に登場。三島像を語られていました。
ナビゲーターには今色々話題の東出昌大君。棒読みだと言うご意見もあり、不評のようでした。私的にはそこまで思わなかったけど・・・。
作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんも生前の三島と交流があったそうです。寂聴さんは、魅力のある人だったと話されていました。まさにカリスマ性高い人だったのでしょうね。