先日、テリー・ギリアムの新作を鑑賞。構想30年、企画頓挫9回したという話題作。監督の作品はちょっと癖があるかもしれません。
何本が観ていますが、一番好きなのは、ブラザー・グリムでしょうか。
さてこの作品ですが、ビュジュアル的には好みでしたが、内容は今一つかなぁ?
主役トビーには、今売れっ子のアダム・ドライバー、そしてそのトビーと旅する元靴職人で、ドンキ・ホーテにはジョナサン・プライス
現実と架空の世界が描かれており、正直混乱してしまいます。でも正直そんなに引き付けられるようなお話とは思わなかった。すみません、監督・・・。
まあまあ尺長めです。2時間13分。少々中弛みしてしまいました。
映画の中で映画製作、小道具は中々面白いけどね。
脇を固める俳優陣は豪華!ステラン・スカルドガルド、この人の名前難しくてすぐ忘れてしまう。そして久しぶりに見たオルガ・キュリレンコさま、相変わらずお美しいでした。
ドンキ・ホーテはトビーを忠実な従者サンチョと勘違いして無理やり大冒険の旅に。
夢と現実が入り混じっているというのは、監督らしいのですが。何故か?惹かれないんですよね。何でかな?
そもそも頓挫してまで作るような作品でもないような気がしたのですが。何がいけないのだろう。
キャストや監督の名前に惹かれ、期待大で観に行ったのに、残念な気がしました。
でも全体の雰囲気は好きですよ!