銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

トランスアメリカ

2006-09-14 | 映画:ミニシアター

 京都シネマにて「トランスアメリカ」を鑑賞しました。水曜日のファン感謝ディーのためか多いです。ここはミニシアターのため、収容人数は62席、1・2・3とシアターがあるのですが・・・・。シアター1で100席ちょっと、シアター2で90席、そしてシアター3は、上記の席数なのです。私が行った時点でもう半分以上の席がゲットされていました。結局満席立ち見の方もありこの映画は人気があるようで・・・多分他の日も多いようですね。さてお話はLAで女性として、つましく暮すブリー(フェリシテイ・ハフマン) 実は男性なのですでもその事に違和感を持ち・・・肉体的にも女性になるための手術を受けようとしているところへ、トビーという少年が突然現れますトビーは17年前、ブリーがスタンリーという男性だった頃に出来た実の息子だったのです。二人はひょんなことから、NYからLAへの大陸横断=トランスアメリカの旅に出かけることに・・・・。ブリーは、自分が男性で父親だという事を隠して、トビーは本当の父親を探すために・・・・。女性になるため、性転換手術を受ける男性役を演じるのはフェリシテイ・ハフマン、女性なのに、難しい役どころ・・・。でも見事に演じていました声も何となく男性が女性の声帯を真似しようとしているようです。本当に男性が女性になっているような錯覚にもみえます。顔つきも、そういう風に見えるところが凄い性同一障害(英語ではトランスセクシュアルと言います)を持つブリーは何も特別ではありませんし、世界には多く存在するでしょう。でも、なりたい自分になるためには、痛み・苦しみがついてきます。しかしトビーの出現で、なりたい自分のための手術の費用が彼のために使う事に・・・・。養父の元に返すことが、幸福と思ったブリーですが、トビーは拒否しかしその拒否の意味も、養父のところへ行って知ることに養父の性的虐待・・・・進路を変え、ケンタッキーへと愛を忘れたブリーと愛を知らないトビーの旅は始まるのです。

  中古車で二人の旅が始まるのだ

 父親と息子

 トランスアメリカ 公式HP

 追記:トランスセクシュアルとは生まれながらの性別と心の性認知に
     違和感のある人のこと言います。ゲイ(同性愛)と一緒?と混同
     されがちですが、違うそうです。以前、これとは逆のケースの方
     と出会ったことがあります。
     
 

Comments (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする