Menkarm World

メンカームの趣味の部屋へようこそ!

当たり屋?非常識な運転手を息子が撃退!

2014年07月13日 21時12分24秒 | タイでの生活
面白い話があったので、新鮮な内に紹介しよう。
日曜の昼に息子が友達二人と塾へ向かって歩いていると、後ろからスピードを出して走ってくる白いベンツに気が付き、息子と友達一人は危ないと道路の端へ逃げたが、もう一人が逃げ遅れて、車のドアミラーが背中の鞄に当たった。幸いその友達に怪我は無かったが、ベンツのドアミラーは脱落。
車を止めて降りて来たのは初老の男性。黒いサングラスを掛けて、手には金の指輪をいくつもしていたそうだが、息子たちの顔を見るなり、アクセントがずれたタイ語で下品な悪口雑言の連発。事故の当事者でない友人は怖がって近くの路地へ逃げてしまったそうだが、息子は友達を見捨てず付き添っていると、運転手は自分から当たっているにも関わらず、修理代を3万バーツ(約10万円)請求してきたそうだ。当事者の友達は大人しくて何も言えないようなので、義憤を感じた息子が運転手へ「警察幹部の叔父を呼ぶから少し待ってください」と伝えたら、慌てた顔をしながら捨てせりふを残して逃げたそうだ。我家の親族に警察幹部なんて一人もいない。息子は相手が子供相手に馬鹿を言うので小物と見て引っ掛けたのだ。本当に連れて来いと言われたらどうするんだ?と私が訪ねると、友達のお父さんでも呼ぼうかなと息子。そんなに都合良く動いてくれるか分からないのに危ない事をする奴だ。現場は塾や学生向けアパートが多い地域で、金を持った子供相手の犯罪者が何度も出没している。危険から可能な限り逃げる事。場合によっては友達を見捨てても良いから大人の助けを呼ぶ事。駆けつけに時間が掛かるが知人も呼べるので親にも電話を入れるように教えた。
塾へ着くと事故にあった友達からありがとうと言われたそうだ。お前何で言い返さないの?と息子が尋ねると、だってベンツだから怖いでしょと友達。自分の家の車もベンツなのに面白い事をいう奴だ。逃げた友達はバツが悪そうな顔をして来たそうだ。そんなのは真の友達じゃあないからリストは別にしとけよと私。息子はそうだなあと笑っていた。
それにしても人が怪我をしない程度に車のドアミラーが当たってミラーが壊れるのだろうか?ベンツは安全指向で折れ易いそうだが、そのくらいの力が掛かったら折り畳まれるだけではないだろうか?もし壊れても新しいベンツに乗っていれば車両保険くらい入っているのが普通だろう。そう考えていると当たり屋じゃないかと思うのだ。ナンバープレートは絵入りの8181。まだ新しい白のベンツだそうだ。もし当たり屋ではなくてもDQNなのは間違いない。ウドンタニ在住者は気をつけて欲しい。

貴方のクリックとコメントが、このブログのパワーの源です。
下の2つのバナーへ応援クリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ海外生活ブログ タイ情報 人気ランキングはこちら
リアルタイムに更新される新着記事一覧(右下)からタイの今が見える。お薦め。

タイ・ブログランキングタイの人気ブログが大集合!!
登録数 アクセス数 最大級のブログランキング
ブログの世界が広がります。

コメント (8)

娘の経済観念

2014年07月13日 00時00分00秒 | タイで子育て
昨日の朝の話。息子を塾に送った帰りに、同行した小3の娘が菓子が欲しいと言うのでコンビ二へ。駐車した場所がコンビ二の隣の家の門の前だったので私は車に残り、100バーツ(約300円)を持たせて娘だけ店内へ。娘が一人で買い物へ行くのはこれが2回目。何を買うか指定しない買い物は初めてだ。
しばらく待つとレジ袋を手に嬉しそうに帰って来たのだが、私へ返したお釣りは2バーツ。何を買ったのか袋を覗くと、グリコのポッキーが1つと明治のブルガリアヨーグルト(無糖)が2つ、そしてサントリーのウーロン茶(無糖)が2つ。計98バーツだ。太り過ぎが気になる私を気にしてポッキーを食べながら無糖のヨーグルトとウーロン茶と思ったようだ。
私の分も買って来てくれた事、私の体調を気にしてくれた事、そして5つの商品の価格を暗算して買い物が出来た事、嬉しいのでこのまま黙って帰ろうかと思いながらも、教えておかなければならないなとも思って迷いに迷ったが、やはり良い機会だから教えるべきと決意して、心を鬼にして叱る事にした。
私「お前、何でこんなに買ってくるの?」
娘「パパと食べようと思った」
私「パパと食べるなら1つか2つ買えば良いでしょ」
娘「・・・」
私「100バーツ渡したら、100バーツ買ってくるの?」
娘「ごめんなさい」
私「返してきなさい」
そこから娘は大泣き。帰宅したら自分の小遣いで払うから、返品は勘弁してくれと言うが許さない私。
娘の学校では給食もあるのに毎日小遣いを100バーツ持ってきて買い食いしている子供はいくらでも居るが、我家では許してないのだ。1日の小遣いは20バーツで、必ず残して帰るように決めてある。今回は小さいお金が無かったので100バーツ渡したのだった。
私「ママが100バーツ稼ぐのに、どれだけ大変か知ってる?100バーツあれば従業員が2時間以上仕事をしてくれるんだよ。どれだけ沢山仕事が出来るか分かる?」
涙を拭いてレジ袋を片手に店へ戻る娘。しばらく待つとポッキーと80バーツを手にほっとしたような顔をして戻ってきた。
私「店の人にご免なさいって言った?」
娘「言った」
私「店の人に何か言われた?」
娘「いいですよ。やってあげようって言われた」
私「良かったね。あなたも良い子だね。」
ポッキーを開けて私に1つ差し出す娘。
食べながら可哀想だったかなとも思うが、いつかは教えなければならない。
他人の財布を当てにして使いもしない物を買っては無駄にするような大人が
ここでは目に付く。
娘をそんな人にはしたくない。今回は娘の経済観念を育てる最初の一歩なのだ。

貴方のクリックとコメントが、このブログのパワーの源です。
下の2つのバナーへ応援クリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ海外生活ブログ タイ情報 人気ランキングはこちら
リアルタイムに更新される新着記事一覧(右下)からタイの今が見える。お薦め。

タイ・ブログランキングタイの人気ブログが大集合!!
登録数 アクセス数 最大級のブログランキング
ブログの世界が広がります。

コメント (14)