土殺しの話を、続けます。
⑤ 土殺しの、終了の確認
) 土殺しが、上手に出来ているかを、確認してから、次の作業(中央に穴を、掘り込む)に
入ります。この確認を、怠ると、次の作業が、上手く行きません。
) 確認は、左手で(轆轤回転方向は、右の場合)土を抱え込み、手に振動(揺れ)が無ければ、
[O K] です。手が揺れていれば、もう一度、延べ上げ、延べ下げ後、再度確認をします。
⑥ 土殺しの終了に当って、注意する事
) 土殺しの際、最下部を、極端に、細くしない事です。
たとえ、高台径が小さい場合でも、必ず高台径よりも、かなり大きく取って下さい。
特に、皿の様な平たく、径の大きい場合や、下膨れの形の物は、大きく取らないと、
上の土の重さを、支えきれずに、形が崩れます。
) 土殺しの終わりでは、土の頭の部分は、やや太めにします。
次の、穴を掘る際、細いと、縁が切れてしまいます。
⑦ その他、
轆轤が回転しているのを見て、目が回ると、言う人がいます。
土が、綺麗な円で、回転していないと、目が回る可能性も有ります。
特に土の最下部、轆轤に接している部分が、歪んで回転している時は、顕著です。
轆轤作業(土殺しも含めて)の最中は、何処を見ているかと言う事も、大事です。
作業に関係ない所に、目が行けば、目が回る可能性も、有ります。
) 主に、指(手)先及び、指の真下を見る。
指の状態が見えるときは、指先を、見えない時は、指が通った直後の、土の状態を見ます。
この状態や、形を見ながら、指(手)の力の入れ具合(強弱)を、調整します。
側面が、凸凹しているのは、力の入れ方に、「バラツキ」がある為です。
側面も、綺麗な線や、曲線に成る様にします。
) 全体の形を見る。
指(手)が、土の真上に来た後は、全体の形を見ます。作業中は、轆轤を挽く状態で
見ますが、作品などの、形を確認する時は、なるべく、席を外して、やや遠くから見ます。
轆轤作業では、常に斜め上方より、見ている事に成りますが、目線を下げて、
遠くから見ると、今まで気が付かなかった、形や歪みが、見えてきます。
特に初心者は、席を外してみてください。
(轆轤作業は、腰を痛め易い、姿勢と成りますので、副次的に、腰を伸ばすメリットも
有ります)
3) 空気が抜けない。
以下次回に、続きます。
⑤ 土殺しの、終了の確認
) 土殺しが、上手に出来ているかを、確認してから、次の作業(中央に穴を、掘り込む)に
入ります。この確認を、怠ると、次の作業が、上手く行きません。
) 確認は、左手で(轆轤回転方向は、右の場合)土を抱え込み、手に振動(揺れ)が無ければ、
[O K] です。手が揺れていれば、もう一度、延べ上げ、延べ下げ後、再度確認をします。
⑥ 土殺しの終了に当って、注意する事
) 土殺しの際、最下部を、極端に、細くしない事です。
たとえ、高台径が小さい場合でも、必ず高台径よりも、かなり大きく取って下さい。
特に、皿の様な平たく、径の大きい場合や、下膨れの形の物は、大きく取らないと、
上の土の重さを、支えきれずに、形が崩れます。
) 土殺しの終わりでは、土の頭の部分は、やや太めにします。
次の、穴を掘る際、細いと、縁が切れてしまいます。
⑦ その他、
轆轤が回転しているのを見て、目が回ると、言う人がいます。
土が、綺麗な円で、回転していないと、目が回る可能性も有ります。
特に土の最下部、轆轤に接している部分が、歪んで回転している時は、顕著です。
轆轤作業(土殺しも含めて)の最中は、何処を見ているかと言う事も、大事です。
作業に関係ない所に、目が行けば、目が回る可能性も、有ります。
) 主に、指(手)先及び、指の真下を見る。
指の状態が見えるときは、指先を、見えない時は、指が通った直後の、土の状態を見ます。
この状態や、形を見ながら、指(手)の力の入れ具合(強弱)を、調整します。
側面が、凸凹しているのは、力の入れ方に、「バラツキ」がある為です。
側面も、綺麗な線や、曲線に成る様にします。
) 全体の形を見る。
指(手)が、土の真上に来た後は、全体の形を見ます。作業中は、轆轤を挽く状態で
見ますが、作品などの、形を確認する時は、なるべく、席を外して、やや遠くから見ます。
轆轤作業では、常に斜め上方より、見ている事に成りますが、目線を下げて、
遠くから見ると、今まで気が付かなかった、形や歪みが、見えてきます。
特に初心者は、席を外してみてください。
(轆轤作業は、腰を痛め易い、姿勢と成りますので、副次的に、腰を伸ばすメリットも
有ります)
3) 空気が抜けない。
以下次回に、続きます。