想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

もしかすると…

2024-05-23 21:35:03 | 日記
我が家では、卵をよく使いますので、
当然のことながら、殻もたくさん出てきます。
その卵の殻を、先日植えた椛の木の根元に埋めているのです。
椛は、全部が育たないかもしれませんので、8本植えています。

昔、私が子供の頃には貴重だった卵。
病気になった後の体力回復のためなどに、
それでも少し…ですが、食べさせてもらっていました。

そんな時に出た卵の殻は、まずお台所で使いました。
茶渋などが付いたお湯呑みを、卵の殻で洗うときれいになっていました。
その後、その卵の殻をバケツに入れ、お水を入れて拭き掃除です。

バケツのお水で洗った雑巾で廊下を拭くと、光沢が出る…ほどではありませんが、
それでもただのお水で拭くよりもきれいになっていたのです。

その後は、バケツのお水をお庭の植物の根元に流していました。
卵の殻も一緒に…です。
「カルシウムがあるから、植物にはいいんだよ。」と父が言っていましたが、
どれほど効果があったのかは、子供の私にはわかりませんでした。

そんなことを思い出したから…ということでもありませんが、
先日植えた椛の木は小さくて、しかも植木屋さんの技術があるわけではなく、
ただ植えた…というだけでした。
ですから、卵の殻のお力を借りることができれば、
椛も元気に育ってくれるかもしれませんので、
そんな思いも込めて、卵の殻を埋めたのです。

ところが…です。
その卵の殻が、ある日、掘り起こされていました。
しかも、近くにある50~60cmの高さがある切株の上にもあり、
いったい誰がこんなことを…と驚いたのです。

まさか、鹿ということはないでしょうし、烏…? ムクドリ…?

現行犯を見たわけではありませんので、想像することしかできません。
お台所の窓から見えるその場所を、その後何度も見ていますが、
犯人は未だ現れず…です。

そんな今日、我が家の近くでキジが鳴いていました。
『もしかすると、キジ??』
それならば、50~60cmの高さがある切株の上にも銜えて上がれます。

そう思うと、私の頭の中での犯人は、キジに決まっていました。
でも、犯人とは言ってもキジが悪いわけではなく、
餌を求めていたキジが、卵の殻の臭いを嗅ぎつけただけのこと。

キジさん、掘り起こしても、また埋めるつもりですからいいのよ。
でも一度でいいから、その現場を見てみたいわ。


 昨日のお散歩の時に見たキジ。
 我が家のあたりでは、声はすれども…です。


コメント
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