思いやりの気持ち

「すごいよ、気が付いた？」

今日、所用で出かけた時に、ファミリーレストランでお食事をした時のことです。
お手洗いから帰ってきた主人が、唖然とした様子で言いました。

窓際の女性客が、二人用の長椅子に足を投げ出して座っておられたそうです。
通路の正面のテーブルに座っておられたので、通路を歩いていた主人には、
見るでもなく見えたらしいのです。

最近、女性とは思えない言葉遣いや仕草などを見聞きします。
多くの女性は、いつまでも若々しくて美しくありたいと願っているはずですが、
残念ながら、そんな人を見かけることも珍しくなくなりました。

お肌のシミやしわを少なくするお化粧品やサプリメントがありますが、
果たして、美しさとは何なのでしょう。
顔形ではなく、ましてやお化粧や服装でもないでしょう。
相手を思いやる優しい気持ちや柔らかい仕草からあふれ出るものだと思うのです。

その女性は、子供さんをどのように育てられたのでしょう。
法律で決められているわけではありませんが、公共の場でして良いことと
してはいけないことがあると思うのです。
たとえ、人に大きな迷惑をかけないことであっても、周りの人の気分を害すること
であれば、控える必要があります。
そんなこともわからない人が多くなってきたのでしょうか？

日本人の、相手を思いやる気持ちは、どこに行ってしまったのでしょう。
世の中が大きく変わってきていることを、とても残念に思います。