ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

危険度レベル4「避難してください。渡航はやめてください」の避難勧告が出ている南スーダンの実態を知れ!

2016年10月26日 | 日本とわたし
国を自殺に追い込むTPP承認を、お得意の『強行』で取り決めてしまおうとしている安倍内閣。
そしてその合間に、危険極まりない緊迫した状況に陥っている南スーダンで、任務を遂行している自衛隊に、さらに5ヶ月間もの滞在延長を強いる与党。

国や国民の命が、巨大企業や軍需産業の餌食にされようとしているのを、必死になって止めなければならない国会開催中に…、

またもや芸能人の麻薬報道!
このパターンの痴呆ジェットコースターに、いつまで乗っかってるのですか?
わーきゃー言ってる間に、とんでもない世界が作り上げられてしまいますよ。


南スーダンに、PKO(国連平和維持活動)として派遣されている陸上自衛隊。
来月の11月には、『駆け付け警護』任務が付与される予定になっています。

現地で避難民への支援活動を行った、国際NGO『日本国際ボランティアセンター』(JVC)スーダン事務所現地代表の今井高樹さんは今月10月に、
「現地では、継続的に戦闘が発生しているけれど、国外にほとんど伝えられていない」とおっしゃっています。

継続的に戦闘が発生している場所に、『駆け付け警護』に行くとどうなるか。
そんなこと、小さな子どもにだってわかります。
もう既に、現地に送られている陸上自衛隊のみなさんには、派遣期間の5ヶ月間の延長が通達されました。
智に欠けているだけでなく、心も欠けている政治家が、政権を取り続けている限り、このようなことが続いていくのでしょう。
入れ替えがしっかりできるよう、次の選挙に向けて、しっかりとした準備と行動が必要だと思います。

今年3月の古いものから順に、記事を並べてみました。
自衛隊員ご本人はもちろん、親御さん、友人の方々も、この実情を知り、最寄りの議員事務所に直接、質問なり抗議なりを投げかけてください。
もう時間がありません。

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国連、南スーダン軍の残虐行為を非難 住民殺害や強姦
【CNN】2016年3月12日
http://www.cnn.co.jp/world/35079441.html

国連は11日、内戦状態にある、アフリカ中部の南スーダンの現状を、分析した報告書を公表し、
政府軍兵士や、政権支持の民兵組織などによる民間人殺害、村落での略奪や破壊、大規模な強姦(ごうかん)がはびこっている恐れがある、と主張した。

民間人を意図的に狙った、「焦土」戦術とも非難した。

同国は、2011年に独立したばかりだが、13年12月に、クーデター疑惑に絡むキール大統領と、マシャル副大統領の確執が原因の、内戦が勃発(ぼっぱつ)。
大統領が属するディンカと、副大統領が出たヌエルの、2大民族間の抗争とも化しており、
出身民族の違いが理由で、路上や避難先の教会などで、殺害される実態にも触れた。

双方の交戦は、15年に、政府軍優勢の戦況となり、これ以降、民間人に対する残虐行為が、表面化するようになったとしている。
昨年8月には、停戦合意が得られたものの、実現への見通しは不透明なままとなっている。

報告書は、民間人を樹木からつるしたり、細かく切断する殺害方法や、生きたまま放火などの残虐行為に言及。
国際人権擁護組織アムネスティ・インターナショナルは最近、政府軍兵士が、家畜を没収した農民ら60人を縛り上げ、窓のない鋼鉄製のコンテナに閉じ込めた迫害例を暴露。
この後、軍が押さえるレール町のカトリック教会跡の敷地に、コンテナを運び込んだ。
国連の報告書は、コンテナ内の農民らは、1、2日内に死亡し、生存者はわずか1人だったとする、信頼すべき情報も引用した。

報告書は、少女や女性に対する性的暴行では、ユニティ州1州のみでも、昨年4~9月の間に、1300件以上の事例が起きたと指摘。
ただ、実際の数字は、より多いとも見ている。
南スーダンは、10州から成る。
抵抗や、レイプ犯の目を見たなどの理由で殺害されたとの、目撃者の証言も紹介した。
報告書は、軍兵士は、村落襲撃などで、女性や少女を商品とみなし、他の私有財産と共に奪い去っている、とも批判した。
内戦に伴い、居住先などを追われた住民は、200万人以上とされ、犠牲者は数万人規模となっている。
アフリカ連合(AU)は昨年、南スーダン紛争の両当事者は、人肉を口にする野蛮行為や、子どもの軍への強制編入などに関与していると、非難する報告書を公表していた。
一方、南スーダン軍の報道担当者は11日、国連報告書の内容に触れ、実情を反映していないと反論。
軍は、人権侵害行為の報告は受けていないとし、仮に、そのような行為を犯した者が見付かった場合、調査し、裁きを受けさせると主張した。




衝突で兵士150人死亡=独立5周年、内戦再燃の恐れ-南スーダン
【ジュバAFP=時事】2016年7月10日
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000013&g=int


南スーダン首都ジュバの大統領府記者会見場で、銃声の後、床に伏せる記者ら=8日(dpa=時事)

南スーダンは9日、独立から5年を迎えた。
前日には、首都ジュバで、キール大統領派とマシャール副大統領派の兵士が衝突し、副大統領報道官によると、少なくとも150人が死亡。
ジュバの緊張は高まっており、内戦再燃の恐れも出ている

同報道官は、
「キール大統領と、かつて反政府勢力指導者だった副大統領の、双方の警護部隊全てが交戦した。
死者は増える見通しだ」と語った。

戦闘は、大統領と副大統領が、大統領府で会談している際に発生。
小火器から重火器にエスカレートし、複数の場所で、迫撃砲の音が響いた。

両派による戦闘は、4月の暫定政府発足後、初めて。
大統領と副大統領は、「不運な出来事」と述べた。
ジュバは、9日は厳戒態勢が敷かれ、外出する市民はまばら。
各国政府は、南スーダンからの退避勧告を出した


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戦闘が再燃した7月以降、首都・ジュバでは、いつ戦闘が再燃してもおかしくない、緊迫した状況が続いています。
このため、退避した各国の支援団体は、南スーダンに戻ることができていません。

国内の混乱によって、国づくりが困難に直面しているのと同時に、今、南スーダンでは、世界最悪とも言われる『人道問題』がさらに深刻化しています

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南スーダンに入った日本人NGOスタッフが警告
「自衛隊は、いつ、戦闘に巻き込まれるかわからない」

【HARBOR BUSINESS Online】 10月6日
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161006-00112171-hbolz-int


避難民キャンプの前で、聞き取り調査を行う今井さん

◆避難民支援のため、丸腰で南スーダンに入った、日本人NGOスタッフ

昨年の安保法制で成立した、「駆け付け警護」の任務が11月、PKO(国連平和維持部隊)として、南スーダン派遣中の自衛隊に付与される見込みだ。
日本では、憲法との兼ね合いから、賛成派と反対派が激しくぶつかっているが、南スーダンの現状そのものは、日本に伝わってきていない。

そこで、南スーダン現地で、避難民への支援活動を行っている、「日本国際ボランティアセンター」(JVC)スーダン事務所代表の、今井高樹さんに話を聞いた。
今井さんは9月、南スーダンに入り、避難民の支援を実施したばかり。
7月の戦闘激化以降、南スーダンに入った日本人は、自衛隊と政府関係者を除けば、今井さんくらいだろう。


◆村人を次々に撃ち殺し、遺体を家に投げ込み、火を放ち…

今井さんは、現地の状況をこう語る。

「南スーダンは、2011年に誕生した、世界で一番新しい国です。
2013年12月に、内戦が勃発。
昨年の8月に、和平合意に達し、統一政府ができました。
しかし、今年7月には、首都ジュバを中心に、再度内戦状態に突入
現在では、戦場は南部に移りつつありますが、250万人もの人々が、国内外で、避難民になる事態となっています。

私が支援を行った首都のジュバは、だいぶ平穏を取り戻しつつありますが、首都を一歩出ればひどい状況です。
日常的に、戦闘行為が行われています

今井さんは、ジュバ郊外の教会に避難している母親たちから、こんな話を聞いたという。

「ある日突然、武器を持った連中が、村に攻めてきました。
村人を次々に撃ち殺し、遺体を切り刻んで家に投げ込み、火を放ちました。
私は、子どもたちと倉庫に隠れ、隙をみて必死に逃げてきました。
誰が攻撃してきたのかも、何の目的かすらもわかりません」


「私たちは、生きているだけまだ幸運です。
村では、子どもたちが、まるで“食用の鶏”のように、次々と殺されています」



◆自衛隊活動予定地では銃撃や暴行、国連関係車両への妨害等が頻発

「現在、南スーダンで行われている戦闘は、単なる政府軍VS反政府軍、というものではないんです。
政府軍以外の兵士は、軍服を着ていません。
そして、政府側・反政府側のどちらにも、武装勢力の民兵が、戦闘に参加しています。

一般の人々は、誰と誰が戦っていて、自分たちが何のために、攻撃を受けているのかもわからない状況です」


そんな苛烈な状況の南スーダンに、派遣されている自衛隊は、大丈夫なのだろうか!?

「日本政府は、南スーダンで、『紛争は発生していない』と話しています。
起きているのは、あくまで『発砲事案』であると。
日本の自衛隊派遣には、PKO5原則というものがあり、戦闘当事者の間で、停戦合意が行われていることが条件となっているので、そのような言い方をしているのでしょう。

しかし、戦車や軍用ヘリが、日常的に戦闘行為を行っている状況が、どうして『紛争』ではないのでしょうか。
また、自衛隊は、憲法9条のからみから、他国軍とは交戦できないことになっています。
しかし、戦闘しているのが誰かもわからないところで、どうやって、『軍』と『軍以外』を分けるのでしょうか。

自衛隊の活動現場になるであろう、ジュバのPKO司令部は、避難民保護施設に隣接しています。
その周辺では、銃撃、兵士による住民・避難民への暴行、国連関係車両への妨害行為が、頻発しています。
いつ戦闘が発生し、それに巻き込まれても、おかしくないでしょう」



◆自衛隊PKOだけでなく、南スーダンの現状にも目を

南スーダンでは、JVCを含め、多数の団体が、支援を実施しようとしているが、避難民は一向に減る気配がない。

「あまりにも避難民の数が多いため、対応しきれていないんです。
加えて、国連の食料倉庫が襲撃されたり、支援物資を運んでいるトラックが攻撃されたり、といった状況です。
南スーダン政府も、国連やPKOを敵視している節があり、『外国人だから』といっしょくたにして、NGOのトラックでも検問を通さないことがあります。

日本では、自衛隊PKOの問題だけで、南スーダンのことが語られていますが、そこでは多くの人が殺され傷ついている。
そのことにも目を向けてほしいです」


※JVCでは、南スーダンの緊急支援に対する、寄付を募っている。
詳しくは、JVCのHPを参照。
今井さんは現在、日本に一時帰国し、10月12日に、東京・築地本願寺講堂で報告会を開催する。

<取材・文/白川愚童 写真提供/日本国際ボランティアセンター(JVC)>














安倍首相
駆け付け警護「平和守り抜くための任務」強調
 
【毎日新聞】2016年10月23日
http://mainichi.jp/articles/20161024/k00/00m/010/025000c


観閲式に出席した安倍晋三首相(右)=埼玉県の陸上自衛隊朝霞訓練場で2016年10月23日午前10時41分、宮武祐希撮影

陸自隊朝霞駐屯地での観閲式で訓示
 
安倍晋三首相は23日、陸上自衛隊の朝霞駐屯地(東京都練馬区など)の朝霞訓練場であった観閲式に出席し、訓示した。
安全保障関連法の施行により、新たに加わった「駆け付け警護」などの新任務について、
「尊い平和を守り抜き、次の世代に引き渡していくための任務だ」と強調。
「平和の守り神として、精強なる自衛隊を作り上げてほしい」と呼びかけた。

陸自部隊が参加している、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)について、
「世界に平和の苗を植える。その大きな志を持って責務を果たす諸君に、敬意を表す」と語り、
「今後も、積極的平和主義の旗を高く掲げ、国際的な舞台で活躍してもらいたい」と訴えた。

南スーダンPKOに関し、政府は、11月中旬以降に派遣する交代部隊に、
「駆け付け警護」と「宿営地の共同防護」の新任務付与を検討しているが、首相は、具体的な言及は避けた
観閲式には、自衛隊員ら約4000人が参加。
米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイも、祝賀飛行を行った。【松井豊】


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戦車に乗ったりオープンカーに乗ったり…。
この男は、やたら派手なことをやり、虚構な演説をふりまき、そして説明を問われるとすたこらさっさと逃げて行く。
こんなつまらない人間に、間接的にせよ、殺される羽目に陥るかもしれないのに、いつまで黙り込んでいるんですか?

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