ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ゴーヤとピグモン

2011年08月04日 | 日本とわたし
友人からもらった5つのゴーヤの種。
尖った部分をちょん切り、水をたっぷり含んだ綿の上に並べ、2週間ほど辛抱強く待っていると、ちょん切った先から貝の舌のような芽が出てきた。
元気な芽は4つ。それを栽培キットで双葉まで育て、うちの超初心者畑に植え替えた。
ドキドキしながら毎朝様子を見に行くと、どういうわけかゴーヤだけが、一本ずつ、根っこごと引っこ抜かれている。
次の朝はまた別のが……。
これは困った!全滅してしまうのは悲し過ぎる。
そこで、隣の庭に落ちている枯れ木の枝を何本も拾ってきて、ゴーヤの赤ちゃん芽をすっぽり囲んでみた。
残ったのはたったの2つ。
なんとしてでも無事に育ててみせるぞ!
……と意気込んだのも束の間、せっかくおっきくなった葉っぱが、みるみるうちに縮まっていく。
なんでなんで?!
よく見ると、土が団子状になっている。
ぎょぎょぎょ!!ダンゴ虫か?!
数日様子を見ていた。
やっぱりダンゴ虫だった。
けれども、潰してやっつける勇気も無く、かといって、ダンゴ虫用の殺虫剤を蒔くのもイヤだったので、とにかくゴーヤくん自身の生命力にかけることにした。
祈るような気持ちで毎朝見に行った。2つのうち1つは、可哀相に、上に伸びるより先に食べ尽くされてしまった。
そして残った最後のゴーヤくん。
ありがたいことに、ものすごい勢いで成長してくれている。

このイボイボを見ると、どうしてもピグモンを思い出してしまう。
そしてピグモンを思い出すと、どうしてもちょびっと涙ぐんでしまう。だって、可哀相やったもん、ピグモンの最期……。


赤ちゃんゴーヤ。


なんかひょうきんな佇まいのお豆さん。


我が家は夏になると、シリアルをたくさん食べる。ナッツと果物はわたしにとっては大切なお伴。
生で買ってきて(生やと格段に安い!)、食べる直前にトースターでカリカリに焼く。


このブドウを食べると、子どもの頃に行った青蓮寺湖のブドウ狩りを思い出す。このブドウ、確かに小粒ではあるけれど、ブドウよりデカいブルーベリーってどやねん?……。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フクシマの真実 | トップ | 現実を知る権利がわたしたち... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。