ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

二度ある失敗は三度ある?!

2023年11月25日 | 日本とわたし
昨日は感謝祭で、マンハッタンのダコタハウスの隣にある夫の両親のアパートメントに集合した。


すでにクリスマス仕様の車を発見🎄!


人はいろんなビルを建てたいのだな。


義父が亡くなって1年と半年が経ち、その間に感謝祭とクリスマス、そして今回の感謝祭を迎えたのだけど、義父が空けた穴の大きさはなかなか小さくならない。


しばらくここに来ていないなあ。

さて今回の失敗は、入れ歯ソケットの紛失である。
3月からこの方、インプラント治療の過程で使っている、あまり付け心地が良くない入れ歯を、ぽっかり穴が空いた前歯の部分に差し込んでいたのだけど、それをとうとう失くした。
なんとなく失くすんじゃないかなあと思っていた。
なぜなら、最近特に、扱いがぞんざいになってきていたからだ。
上顎とソケットの合わせがしっかりと調整されていないからか、はめた後もグラグラするし、舌で押したりするだけで簡単に外れてしまう。
食事時には外さなければならないので、付けたり外したりの繰り返しがかなり鬱陶しくなっていた。
いちいち大きなケースに入れるのも面倒になってきて、コソッと外してはティッシュで無造作に包み、それをポケットに入れたのを忘れて、慌てて探すことも何回もあった。
そろそろやらかすかもな、と思っていたら案の定やらかしてしまった。

マンハッタンからの帰り道、車の中でハッと気がついた。
あ、歯が無い!
口の中にもポケットの中にも鞄の中にも!
それからはアパートメントに残った義母や義姉一家に大迷惑をかけてしまうことになった。
彼らは、ゴミ箱からティッシュのゴミを全て抜き出して、それらを広げては確認したり、カウチの下や周りをくまなく探したり、あり得ないことだけど自分たちの鞄の中を調べてくれたりした。
ゴミ箱に捨てられたティッシュの塊なんて碌なものがないわけで、感謝祭が終わってホッと一息ついている時にそんな作業をさせてしまうようなことになった原因は、全てわたしのうっかりである。
自分の不注意で失くしたのだし、あと2週間もしたら治療の最終段階に入って要らなくなるので、もう探さないでくださいとお願いしたのだけど、そういう物が失くなった時の不便さを考えるとできたら見つけてあげたいと言う。
ああどうしよう、本当にもう十分だし、これ以上迷惑をかけたくないのに。
そこでハッと気がついた。
義姉一家の飼い犬ソニアは、ティッシュで遊ぶのが大好きだったことを。
わたしたちがダイニングテーブルで会食をしている時に、彼女はひとり遊びをしていた。
もしや…でも、もし彼女が遊んでいたとしたら、そしてかじったり飲み込んだりしていたら…また別の心配がムクムクと立ち上がってくる。
その入れ歯ソケットは、土台となっている部分が強化プラスティックで硬く、周囲が薄くて尖っている。
彼女がちゃんと噛み砕いていたらいいけれど、その尖った部分が彼女の内臓を傷つけたらどうしよう…。

いやはやまったく、再びの罪悪感に打ちひしがれている今日この頃なのである😭。
二度あることは三度ある、にならないよう、大晦日まで決して気を抜かないようにしなくては。

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