ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国『ある早春の金曜日』事情

2012年03月30日 | 米国○○事情
これが、毎朝、朝ご飯を食べながらの景色。
五本のぶっとい幹が、長い年月の間に溶け合うて、巨大な木になったカエデが見える。


ほんでもって、その中の一本が病気になったのか、ブッツンと切られた断面に、わたしが席に座るとどこからともなく現れるこのお方。


もうちょこっとズームズーム。


Good Morning モヒカンくん!


今朝は気功の瞑想のクラスを受けに行ってきた。
自己治癒力と心身ともにリラックスする練習?をする。
やれやれ、わたしは、リラックスすることまで練習せなできんようになったのか……と、自分でもちょっと情けない。

そのクラスでは、道教も学ぶ。
もちろん英語やから、わたしにとっては『道教&英語』の勉強ともいえる。
いつも、どのページを読むのか、それを先に聞いておき、単語と読み方を調べておく。
部屋の中のメンバーは、それぞれ、違う翻訳者が書いた本を持ってくるので、同じページでも解釈が違い、
なので、発音とかを間違えて読むと、さらに混乱が生じる。
わたしはだから、小さな部屋で、少なくとも3人の、ネイティブ英語人の教師を前に朗読をしている出来の悪い生徒、みたいな気分になる。

道教の教えは、世界に満ちあふれている。

そして世界は、パターンが存在し、そのパターンも、現れる時期が、およそ想像のつくものから、
紛争や戦争、地震や竜巻のように、いつ現れるのか、ある特定のほんの一部の者を除いては、誰にもわからないものがある。
けれども、どちらにせよ、この世界にパターンとして認められている物事は、いつかきっと姿を現す。
だから我々人間は、そのパターンの内容によっては、慎重に、ぐずぐずせず、正しく恐れ、出来る限りの準備をしておかなければならない。


クラスの帰りに、ピアノをまだ持っていない生徒の親が、自分が働いている教会の古いピアノを、200ドルで売ってもらえると言うので、
そのピアノが、たとえ200ドルでも、その価値があるのかないのか、それを調べに行った。
結果は……相当古いけれど、調律師がなんとか直せる範囲内の、内部の状態はまずまずのいいピアノだった。
よかったねカムデン!やっとピアノで練習できるね!

その後、ピアノと楽典の本を買いに行く道すがら、息子達が通った高校のそばを通ると……、
なんかにぎやか過ぎっ!
息子達が通ってた時もたまにあった、多分これは、『爆弾を仕掛けました』電話がかかったのだと思う。
全校生徒が避難中。

 
通りはすっかり萌え萌ぇ~!


先日のレッスンで、新しい楽譜を渡せなかったサィブんちに、楽譜を配達!
彼女のうちは、30人いるわたしの生徒の中で、多分一番のお金持ちさん。
玄関ポーチだけで、うちの一階の半分はある。


うちの家全体よりデカイやんけ……と見るたびに思うガレージ。奥にかすかに見えるレンガ造りの家もまた、彼女んちなのだそうな。


で、庭はというと、鹿が出てきそうな広大な丘。ふぅ~……。まあ、いろぉ~んな人が世界には存在する。


右下奥に、まだもうちょっと花咲かぽんちゃんで頑張ってまっせ~のぽんちゃん。
我らの通りも萌えてきた。

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