ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

小出せんせと一緒に、温泉だら飲みオフ会!

2012年09月11日 | 日本とわたし
原発関連の情報発信を精力的にされている、ブロガーのざまあみやがれいさんが企画した、
めちゃ楽しそう(時期が時期だけに、楽しいなんていうのは憚れるんやけど……)な温泉オフ会。
これがあることは知ってたけど、つい見過ごしてしもて、気がついたのは、もう終りかけの数分間。
あじゃぱ~!

でも、それでも、やっぱり大事なこと言うてはったから、ちょっと書き留めたことを残しときます。

で、オフ会の内容は以下↓の通り。

■9.11 小出さんと温泉だら飲みオフ

2012年9月11日、原発事故から1年半という節目に 小出裕章さんをブロガーが囲んで、温泉オフ会を開催。
福島大学からは、小野原雅夫教授も参加。19時から(予定)Ustで中継します。
沢山の人の参加を願っています。

※配信協力、宮崎陽介さん、大矢中子さん


原発事故からちょうど1年半の節目に当たる、2012年9月11日(月)に、
小出裕章さんを囲んで、だらだら飲みながら、原発について語り合う「温泉一泊オフ会」
略して「9.11小出さんと温泉だら飲みオフ」を開催いたします。
もちろん、このオフ会は、Ustreamにて配信(19時から予定)し、みなさんと共有します。
福島大学の、小野原雅夫さんも参加!
福島の現状をお伺いできる、貴重な時間でもあります。
そして、今回の企画意図は、ネットの中で情報を発信し続けるブロガーが集まって、原発事故とインターネットについて、語ることでもあります。
そのため今回は、オープンに参加受付はしませんでした。
(次回以降の開催では、もっと様々な、まだ僕がお会いしたことがないブロガーさんが、参加してくださることを僕は期待しています。よろしくお願いします)

※今回は、Ustreamでの中継において、宮崎陽介さん、大矢中子さんに配信協力していただいております。
当日は、中継画面の右横のソーシャルストリームで、小出さんや小野原さん、ブロガーに対する質問などをどんどん下さい。
できる限り沢山の人が参加し、それによって、素晴らしい時間を共有できればと思っています。


ほんじゃ~、わずかながら聞き取った、小出先生とブロガーさん達の言葉を。

燃料をどけた後の本体(原発)が、本当は大変。きっちりと始末するまでには十万年、百万年先までかかる。
そういう意味からも、廃炉はできない。
廃炉を実現するためのプロセスにとりかかる、というのが現実的な考え方。

残ったゴミをどうするか。

もう今は、日本が経済的に格が下がろうがどうでもよい、まともな国を作らなければならない。

後世の人達への負担を、少しでも減らす。
毒物を残す我々の使命として、償いとして、原発は即時、止めるしかない。
原発事故云々の問題ではない。

先に、たくさんある問題を、どうするのか。
止めたとしても、解決できないことがありすぎる。
犠牲を押し付けている。
原発事故がなくても、こういうことを考えなくてはならなかった。
起きるまで気がつかない。
事故が起きても気がつかない。
起きなくても、数年で、燃料が処理できなくなる。

六ヶ所村を、稼働さえてしまってから廃炉にするのと、稼働させる前に廃炉にすることの違いは?

六ヶ所は、試運転と称して、燃料をラインに流してしまった。
工場全体が、すべて汚れてしまった。
どうやってつぶせるのか、とても大変。
1基廃炉にするのに、少なくとも1兆円かかると思われる原発が、日本には54基も建ってしまっている。
六ヶ所は10兆円。
わたしは、20~100兆かかると考えている。
廃炉コストを入れたら、天文学的な金がかかる。

ごく短期的には、火力への費用がかかるが、検索不能の費用がかかる原発のことはスルー。

廃炉は、マンパワー的にも、経済的にも無理。
ゆっくり、1基1基、停めていくこと。
ちゃんと、ルートを説明できる研究者が、討議できる場を作り、徹底的に集中して事故の収集に取りかかるべき。
即時廃炉に取りかかる。何十年かかったとしても、とにかく廃炉につながる停止

即時廃炉というのは希望。
現実性プロセスとして、あまりにも具体的に議論されてないので、理解できていない。
停止している原発の、廃炉までの具体的なプロセス。シュミレーション。
希望的観測=科学技術の進歩でなんとかならないか。
停止しただけだったらまた動く。
なので、取り決めをしたらいい。
電気が足りないから原発を動かす。この言い訳は全く通用しない。
永久停止。

一年半前の事故当時、脱原発メーリングリスト・市民社会フォーラムで情報を流した。
万一なにかあった場合、小出先生からの情報を流す、ブロガー仲間間のセーフティネットを作る。
情報発信ができるようにする。



飲み会はなんと、6時間も続いていて、小出先生は日本酒を、スルメを肴に、美味しそうに飲んではりました。
なかなかいける口みたいです。
あ~、差しで飲みたいなぁ~。

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