ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

お久しぶりです!

2009年06月25日 | お家狂想曲
21日の引っ越しから早4日が過ぎてしまいました。
さすがのブログ狂まうみも、引っ越しの疲れには勝てなかったのだな、ふむふむ……とひとり納得されていた皆様、違います違います、
もちろん10年以上酷使した革財布なみに、よれよれのくたくたではありますが、最高のブログネタを目の前にして、書かずにおられるか~と意気込んでおりました。
が、残念ながら、インターネットが使えなかったのでした!Macのわたしだけ……他の連中はWindowsで、自分達のだけさっさとつないじゃってさ、フンッ
……というわけで、「もうこれ以上待てんっ!」と大声で叫んだら、1時間後につながってました。
手をパンパンと叩いたらパッとつく電灯とかがあるけれど、大声で叫んだらインターネットがつながるのはうちぐらいのもんでしょうか?

さて、前置きはこれぐらいにして、さっそく21日から始まった引っ越しの顛末(はっきり言ってまだ全然終わってないんですが)を少々。

心配していた雨に降られることもなく、曇り空の下、荷物運びが行われました。
頼んでおいた引っ越し会社は11時から1時の間に来るということだったので、緊張しつつも、ギリギリ夜中まで荷造りをしていてシャワーができなかったわたしは、荷出しが始まる前にちょっと浴びておこうと思い、下スッポンポンでトイレを済ませ立ち上がったところに、

「あ~、ここの部屋からお願いしようかなあ~」
旦那と業者さんがいきなり部屋に入ってきたところとバッタリ?!

そりゃまあ、部屋のドアを開けっ放しにして、しかもバスルームのドアも全開で、トイレに座ってたわたしがアホなんですけど、
でも、でも、遅れて当然、たまに来ないこともある、というのが常識のアメリカで、予定の時間より20分も早く来るなんてぇ~!!
長めの丈のTシャツを着ていて良かった……咄嗟に両手でシャツの裾を掴んで降ろしたけれど、間に合ったかどうか……
なんせ真正面でしたから……その格好で……なんという始まり方なんだろう……などと思いながら、しょうがないのでそのままシャワーを浴びることにしました。

来てくれたのは3人。英語が話せる人がひとりだけしかいません。思ったよりも荷物がいっぱいあるってんで、かなり険しい顔して仲間内で話しています。
でもまあ、とにかく運び出そうということで運搬が始まったのですが、え?梱包とかしないの
うちの家具は、わたしがガレージセールで買い集めたり、帰国する駐在家族からいただいたお古の物がほとんどなので、もともと傷だらけ。
でも、唯一、旦那父のお古のタンスだけは1枚板のとってもいい造りの物で、仕事柄、そういうことは分かってくれると思っていたわたしが甘かった……。
引き出しを抜いただけの、全くのまんまの姿でゴトゴトカートに揺られて行くタンスを見送るわたしの心に「ドナドナド~ナ~ドォナ~」の歌が流れていました
ある家具は、運搬途中の階段で足を滑らせた業者さんと一緒にコンクリートにダイブ!
3時間の仕事で300ドル。この破格の値段と電話の対応のしっかりさで選んだ会社だったのですが、あの3人の仕事の荒っぽさを見ていると、どんどん不安になってしまいました。
だって床が……あのできたてのホヤホヤの床が……とりあえず壁塗りの時などに使う紙を全体的に敷いておきましたが、そんなので間に合うのかどうか……。

ウィンザーの家に到着した時点で、既に2時間近く経っていたので、家に入るなり、「ここにサインして」と言って凄まれた旦那。
「なんのためのサイン?」
「2時間延長したらその分を支払うっていうサイン」
「いや、もちろん延長したらその時はちゃんと払いますよ。でも、今の時点だと何時間延長するか分からないんじゃないの?」
「この調子だと、1時間の延長では済まない。うちは、1時間を10分でも超えたら2時間分の延長料金もらうことになってるから」
「うちはそんなことは聞いてない」
「そういう規定だから」
「いったいどれぐらいかかると予想してるんです?」
「さあ~、2時間、3時間、4時間」
ニヤニヤしながらそういう彼を見てるとすご~くイヤな気分になってしまいました。
でも、今ここで関係をこじらせてしまうわけにはいかないので、旦那はとりあえず延長した分だけはきちんと払う、と言いながら、その書類にサインしました。

そしてやっと搬入作業が開始。
例の、我が家のスター家具、旦那父からのタンスは、まだ塗りも新しい階段の縁の上をゴリゴリと擦りながら、二階に運ばれていきました
せめてもうあと1センチでもいいから上げて欲しかった……直接すり合わせながら上げていくなんて……おみゃ~ら、それでもプロかぁ~!!
家のいろんな所に穴やら傷やら、もちろん家具にも穴やら傷やら、でも、それ以上に時間のことが気が気でなかったので、号泣せずに済みました。

結局、3時間40分で仕事は終わり、1時間分の追加料金を払って帰っていただきました。
わたし達では到底運べない物を二階、三階と運んでもらったんだし、すべてがすべて悪かったということではないのだけど、なんだかなあという気持ちが残りました。

さて、Kの友達が手伝いに来てくれるということで、あちこちからのありがたい申し出を断らせてもらったのに、待てど暮らせど来てくれません。
やっと来てくれたC君は、ガールフレンドとの間にできた4才の娘と同伴?!ゼロよりゃマシだけど、大きな助けにはなりません。
狂乱の忙しさと疲れの大渦巻きの中、旦那とわたしとKは、残された荷物の山を少しでも減らすべく各自の車に積んでは運び積んでは運び……でも一向に減りません。
「いったいあんたの友達はいつ来てくれるの?」
「え?来て欲しかったん?」
「来て欲しかったんって……なにをボケたこと言うてんの!あんたの友達が来てくれるからっていうんで、それをあてにしてたのに」
「え、かあさんら、あんまり手伝いいらんて言うてたんちゃうん?でも、じゃ、言うてみるわ」
あと2時間ほどしたら来る、ということになっていた彼ら、結局、あ、やっぱり今回はやめとくという返事を最後に、とうとう姿を現しませんでした。
なんちゅうこっちゃ……。悲惨とはこういう時に使えるよなあ、などと独りごちながら、疲弊した体にムチ打ちながら作業を継続。
6時になって、娘を置いてきたC君が再び登場!そして強い助っ人、Kのゲーム仲間の、マッチョマンF君も急きょ登場!KのSOS電話を聞いて駆けつけてきてくれたのでした。
8時まで頑張ったけれどやっぱり無理。各部屋にポツポツ、キッチンにドカンと山が残ったまま、部屋の掃除もできないまま、とりあえず終了することにしました。
みんなでウィンザーの家まで行き、荷物に埋もれたキッチンでビールで乾杯し、ピザを食べてお疲れさん会をしました。
F君、また明日も来るからと、なんともありがたい申し出をしてくれました。
「悪いなあ、こんなことに巻き込んで」というと、
「暇で仕方が無かったから、やる事を与えてもらってありがたいぐらい」なんて、なんとも素敵なことを言う若者。
旦那が「少しだけどバイト料を払うから」と言うと、「そんな、僕なんかに払うなんて考えないで。これは好きでやってることだから」とニッコリ笑うF君。
Tよ、Kよ、君達が外面がいいという評判は聞いてるけど、F君のこの心根は本物やで。今度、爪の垢をちょこっともろといたるから、煎じて飲みたまえ!

その晩、泥のように眠りに落ちるはずだったわたし達。パニックになった家猫が一晩中ニャアニャア鳴いて、一睡もできませんでした、とさ。




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2 コメント

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お久しぶり! (manma)
2009-06-26 13:48:40
やっぱ、盛り沢山の出来事があった様子。
とりあえず、引っ越しできてバンザイ
おめでとう。

4日間もお留守なんて心配してましたよ。
隣に、どうせネットが繋がってないんだわ、と平然としている輩もおりましたが、無事で良かった。
今後、扉はお閉めになるように、しっかりおばさん化してますやんか。
人の振り見て我が振り直せ、気をつけようと。
でも、しっかり笑わせて頂きました。
ありがとう

まだ今は気が張ってるし大丈夫だと思うけど、
疲れは来るよ、じぇったいに来ます。
そう言う年齢です。一休み~しなはれ

Sネコ 落ち着くんだ
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ありがとう! (まうみ)
2009-06-26 14:19:35
ほんでもって心配かけちゃいました。わざわざ携帯に電話かけてもらって、ほんと、恐縮しております。

そのお隣の方、どうせネットがって……正し過ぎます、その想像。
ま、それぐらいしか理由無いもんね。つながってたら、どんなことがあっても書いちゃうもんね。

扉ねえ……ついつい……そんな早めに来るなんてだぁ~れも思てないし……でも……これからは気をつけます、はい。

S猫、かなり落ち着いたよ。夜泣きはあの晩だけでした。ほんと、こっちが夜泣きしたかったわ。

疲れね、来てるよ、かなり。気が張ってても疲れてるような気が……。
でもまあ、ちょっとペースを落とそうかなあ、とも思う今日この頃なのであります。
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