ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

お湯のちから

2012年09月05日 | ひとりごと
最近、お湯に注目してる。

化学物質があんまり好きではない。
食器洗い洗剤なんかは、市販の物をそのまんま原液で使うと、手のひら全体がビリビリと痺れた感じになってしまうので、
できるだけ、合成界面活性剤を使てない物を選ぶか、そうでなかったら、水で10倍ぐらいに薄めて使う。

なんてなことを言うてるけど、シャンプーとリンスについては、なんとなく適当に使てきた。
選ぶ時、まずは値段と量が一番の問題で、次はタイプ、ほんで香り……。
ただ、使う量は少なめで、髪の毛についてる時間を極力短うするようには気をつけてきた。

最近、抜け毛がすごくて、いくら旦那からモップ頭などと言われてるわたしでも、少々気になり始めてた。
これもまあ、更年期の一端か、などと、あきらめたりもしてた。

すると、つい先日、誰かのツィートで、シャンプーの害についてつぶやいてる人がいて、ちょっと興味があったので覗いてみたら……。

その人は50代に入ったところの男性で短髪。
そやから、髪の毛の長い人や、年齢の若い人など、条件の違う人に同じことが言えるかどうかはわかりませんが、と書き添えた上で、
「シャンプーをやめて、お湯だけで洗ってみてください。抜け毛がぐんと減り、カユミが無くなり、髪の毛に若さがよみがえり、質がうんと良くなります。ウソだと思ってまあ一度試してみてください」と言う。

ただ、お湯だけにすると、やはり、匂いが気になる人がいる。
シャンプーやリンスに加えられている香りは、その匂いを消すための強力な芳香剤。
それを使わんのやから、その本人の匂いが気になる人もいるやろう。
タバコや煙の匂いがついた時なんかも困るやろう。

そういう時は、リンスを少量、地肌にはつかないように気をつけてつけ、即洗い流してください、と書いてあった。

実は、シャンプーに含まれてる合成界面活性剤ほど、強烈なもんはない、という話を聞いたこともあって、
髪の毛をどうしてもシャンプーで洗いたかったら、
① まず、頭皮と髪の毛を、お湯で時間をかけてていねいに洗い、
② 薄めたシャンプー液でサッと洗い、
③ できるだけ早く液を除去できるようしっかり洗い流すこと。
っちゅう教えを守るようにしてたのやけど、最近面倒になって、原液をつけたり、リンス液をつけたまま身体を洗ってたりした。

なるほど。
ウソやと思て試してみる価値はあるかもしれんな。

ということで試してみた。

抜け毛は一気に減った。
カユミもなくなった。
ここ数日、ハリケーンの影響で、ずっとジトジトした天気が続いてることもあってか、髪の毛も異様にしっとりしてる。
っちゅうか、ちょっとねっとりっていう方に近いかもしれん。


この実験を始めてから、顔もとりあえず、お湯だけで洗い流してみてる。
身体は、手のひらで泡立てた石けんを、さらさらとつけて終わり。
すると、乾いたらみるみる突っ張ってた肌が、のんびりしてるのがわかる。
そやから、洗顔後3分以内に、あれつけてこれつけてっていう必要が無くなる。

そもそも、化粧品がそうやもんね。
まず、強烈な落とし過ぎ成分をガンガン入れた洗顔料で洗わせて、
自然にもってる油分をすっかり流し落とされた肌が、パキパキと悲鳴を上げてるとこに、
さほど意味の無い、けどもワケの分からん合成化学物質がてんこ盛り(少なくとも3つ以上)の水もどきやクリームもどきをつけさせ、
今度は過剰な油分で息ができんようにして、肌をどんどん弱らせていく。

この明確にして壮大な化粧品業界の陰謀は、もうかれこれ何十年も続いてるわけで、
なんとなくわかってるのに、それでもなんかしらんけど騙されたままで生きてしもてる消費者の図は、

原発社会と市民の図にそっくりやぁ~ん!!


ありゃりゃ、こんなとこに落ちてしもた。

とりあえず、今日の言いたかったことはというと、お湯でしばらくやってみるぞ~ということでした。

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