ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「市長や知事を選ぶとき、自分たちの命をあずける相手だと思って選んでいますか?」by 野呂美加氏

2013年03月01日 | 日本とわたし
大阪に続く、未来の、ほんでもちろん現在の、命と暮らしを守りたいという市民を脅かすための『スラップ訴訟』。
大阪の時にむっちゃ腹立ったし恥ずかしかったのに、今度は富山やて。
おのれ~、ここにもおったかド阿呆市長!


富山ガレキ阻止大会~池多のお母さんへの刑事告訴 許せんちゃ!みんなの力ではね返そう!から、転載させていただきます。

賛同有識者一覧(16名)&メッセージ

上野千鶴子(東大名誉教授)http://wan.or.jp/ueno/


いのちとくらしを守りたいという市民の切実なねがいを、あろうことか、自治体首長が「弾圧」するなんて!
これじゃ、市民的不服従のための非暴力的直接行動は、なんでも「違法行為」ということになる。

自治体って、市民を守るものじゃなくて、市民を踏みにじるものだったの???
戦前の話じゃなくて、21世紀のことだなんて、信じられない!

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上原公子(元・国立市市長)http://mayors.npfree.jp/


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岡山博(仙台赤十字病院医師・東北大学臨床教授)http://hirookay.blog.fc2.com/?all ⇒ブログ


自由に、安全に、発言できない日本社会を背景に、福島原発事故が起きました。
真面目な発言を排除抑圧して、放射線被曝を拡大しています。
自由に安全に発言、議論できない、非民主的な社会を克服すべきです。

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鎌仲ひとみ(映画監督)https://twitter.com/kama38


がれき処理の問題は、単に復興の事だけではない複雑な問題です。
日本中で、がれきを巡って、自治体と市民が衝突しています。
市民の、特にお母さんたちの心配を、行政が無視し、国の言う事を無批判に受け入れるからです。
数多の地域で、お母さんたちが、がれきの焼却処理に反対し、押し戻している実績があります。
その根底には、子どもたちの健康や未来を守りたい、という思いがあるからです。
がれきに含まれる、未知の有害物質や放射能を、心配するのは当たり前です。
この訴訟は、いやがらせ、スラップ訴訟だと思います。
富山県出身者として、とても恥ずかしいです。
まっとうな市民の行動と意志を、心から尊重します!

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河野益近 (京都大学大学院工学研究科)http://kohno.at.webry.info/theme/d1b392890c.html


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野呂美加チェルノブイリへのかけはし代表)


これまで、チェルノブイリの救援に、20年以上かかわってまいりました。
しかし、市長が母親を告訴するというパワハラは、いくらなんでも、旧ソ連でもありませんでした。
日本で事故がおこったとき、旧ソ連の政府関係者でさえ、『これから、日本のお母さん達が大変だ!』と言ったのです。

私たちが、市長や知事を選ぶとき、自分たちの命をあずける相手だと思って選んでいますか?
市長は、政治で、私たちのいのちと暮らしを守るもの。
母親を守れないなら、政治から退場願う。
旧ソ連の官僚より劣るとは、情けないにもほどがある。
このような政治的な圧力は、女性にとっては恐怖このうえありません。
志を同じにするみんなで守りぬきましょう!

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畑明郎 (日本環境学会前会長・元大阪市立大学大学院教授)http://blogs.yahoo.co.jp/hata_akio_bag


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林 衛 (富山大学人間発達科学部准教授 岩波書店『科学』元編集者)http://opirut.u-toyama.ac.jp/researchers/public.php?module=researcher&action=profile&id=159&lang=jp


最後の最後まで何が正しいのか考え,意見を発信していこう!

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広瀬隆 (ジャーナリスト)http://hibi-zakkan.net/tag/%E5%BA%83%E7%80%AC%E9%9A%86


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藤野健正 (歯科医、乳歯保存プロジェクト代表幹事)http://kyoudoushika.dentalmall.jp/staff.html


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ヘレン・カルディコット Helen Mary Caldicott http://www.youtube.com/watch?v=LPDHSrSmQQA


I totally support the Mothers who are rallying against the medical evils of nuclear power.
原子力という、健康をむしばむ悪魔に立ち向かう母親たちを、私は全面的にサポートします。

Women of the world canend this.
世界の女性達こそ、この悪魔を終わらせることが出来るのです。

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松井英介(医師)http://yokohama-konan.info/matsui.html


日本列島に、広く放射性物質を拡散するようなことは、許してはなりません。

地域住民のことを、なかんずく子どものいのちのことを第一に考えて、告訴を取り下げていただくよう、切に望みます。 (岐阜県岐阜市)

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松崎道幸(内科医) http://peacephilosophy.blogspot.jp/2011/05/blog-post_22.html


日頃、市民の安全安心のために、献身的に活動されておられることに、深く敬意を表します。

さて、富山地区広域圏事務組合が、去年12月に、震災がれきを試験焼却した際、焼却灰を最終処分場に搬入するのを妨害したとして、
市民グループのメンバーなどを、威力業務妨害の疑いで、県警に告訴したと知りました。

この、市民グループのメンバーが逮捕される理由は、全くないと考えます。
逆に、県民の安全安心を守るために、義挙を行ったものであること、
一貫して、非暴力的手段により、意思表示を行ったものである事等にかんがみ、
逮捕の必要性は、まったくないと考えます。

私は、北海道で医師をしておりますが、富山には友人もおり、他人事とは思えないでおります。
どうか、公正、かつよりよい社会を作るための、市民的活動を処罰するような処置を、是非とも回避されますようお願い申し上げます。

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矢ケ崎克馬 (琉球大学名誉教授)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A2%E3%83%B6%E5%B4%8E%E5%85%8B%E9%A6%AC


沖縄、東村高江の、米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設で、座り込みなどの反対行動を展開した住民2人に対し、
国が、通行妨害の禁止を求めて、「高江ヘリパッド訴訟」を起こしました。

大阪の、ガレキ焼却反対市民の逮捕拘留に続いて、富山市民の刑事告訴。
許せません。
いずれも、市民の皆さんがまさに、命を脅かされる危険を排除しようとして、行動しているものです。

震災がれきは、放射能物質を含みます。
「放射能は拡散してはならない」ことが、国際的に認められた放射能処理の原則です。
考え方によって、危険になったり、危険でなかったりするものではありません。

今、市民の生存権に直結する原理が、破られる暴挙がなされようとしているのです。
刑事告訴はまさに、生存権をはじめとする、人権の破壊行為です。

この国の主権者の権威に基づき、生存権を守りましょう。

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吉田均 (原発の危険から子供を守る北陸医師の会世話人) http://isinokai.blogspot.jp/


昨年、富山地区広域圏事務組合は、震災がれきの焼却を行い、同年12月、富山市の山本最終処分場に、焼却灰の搬入を強行、
話し合いをお願いしただけのお母さんたちを、同市市長は、搬入業務を妨害したとして、本年2月7日、富山県警に刑事告訴したとの事。

この報道に接し、とても驚きました。
放射能は、微量でも危険です。
原発周辺での、幼児白血病を警告する、たくさんの論文が発表されています。
また、国は、福島原発事故では、線量が少ないから健康被害は出ない、と言っていましたが、
本年2月の発表では、10名の小児が甲状腺がんと診断され、3名がすでに手術を受けています。

このような状況から、富山市民の方々の反対運動には、正当性があります。
市民の安全を第一とすべき行政が、彼らの心配と切実な声を無視して、刑事告訴したということは、まさに“暴挙”といえます。
即刻、取り下げるべきです。

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ユーリ・バンダジェフスキー (ゴメリ医科大学初代学長)


I support your action to protect human health.

私は、皆の健康を守る為の、あなたたちの行動を支持します。

You can not endanger human health, especially children.

あなたたちは、皆の健康、特に子供たちを、危険にさらしてはなりません。

Our research shows how dangerous for people radioactive elements contained in food, air, water.

我々の研究は、食品、空気、水に含まれている放射性物質が、皆さんにとって如何に危険なのかを指し示していますから。

We must do everything we can to protect the health of people, especially children.

私たちは、皆さん、特に子どもたちの健康を守るために、できることはすべて行う必要があります.

Yury Bandazhevsky

ユーリ・バンダジェフスキー









こら大阪!人助けの金をネコババするようなかっこ悪いこと許してたら、大阪人の名が廃るで!

2013年03月01日 | 日本とわたし
大阪は食いだおれのおもろい街。
懐かしい故郷。

それが、日本でも5本の指に入るやろう、公権中毒男がいるばっかりに、えらいことになってしもた。

なんで、埼玉では瓦礫受入が中止されたのに、大阪は中止にならんのか。
なんで、なにがなんでも燃やしたいのか。
なんで、燃やしたらあかんもんが混じってる瓦礫を、こんな遠いとこまで持ってきて燃やすのか。
なんで、その、全く不必要で、しかもやったらあかんことに、約16億円もの税金が使われて、
それがまた、その金が岩手ではのうて、大阪に入るっちゅう、けったいな『絆』……あべこべやんか。

これは、『子どもたちを放射能から守る・八尾の会』から、昨年の12月27日に公表された情報。
大阪府の、震災がれき受け入れに関する契約書を入手し、公表してくれたものなんやけど、
この契約書は、試験焼却の前に、すでに締結されてたって書かれてある。

ほな、あの試験焼却はいったい、なんのためやったん?
ただのパフォーマンス?

まだマシやった頃の大阪を返してちょーだい。
高汚染地の子どもが、やっと安心して外遊びやら食事ができてたやろう大阪を返してちょーだい。
絶対にあんたら、刑務所にぶち込んだるからな。


大阪府の震災がれき受け入れに関する契約書

大阪府の震災がれき受け入れに関する契約書(24年度)を入手しました。

廃棄物処理業務委託契約書(11/13)(岩手県・大阪府)
https://docs.google.com/file/d/0B_dm-jV6JQEtbGtTYWtIalo4OWs/edit

災害廃棄物処理業務委託契約書(11/22)(大阪府・大阪市)
https://docs.google.com/file/d/0B_dm-jV6JQEtRlFzZ19seEJ4Y2M/edit

試験焼却(11/29・30)の前に、契約が締結されている。


被災地の廃棄物の処理に関する基本合意書(8/3)(岩手県・大阪府・大阪市)
https://docs.google.com/file/d/0B_dm-jV6JQEtWmEzZ2xIQktjblE/edit





ほんで……。
今年の1月26日の12時過ぎに、岩手県で発生した震災ガレキを積んだコンテナ(井本商運の貨物船「たかとり」)が、大阪湾の人工島・夢洲に着岸した。
先月の1日から、舞洲の施設で焼却が始まり、焼却灰を夢洲の北港処分地に埋め立てる計画を、着々と実行している。
週1便のペースで海上輸送を続けており、2014年3月末までに、計3万6000トンを処理するつもりらしい。



なんとか阻止しようと頑張ってはる人がいる。
逮捕された人もいる。
昨日の1日で募集が締め切られた、大阪ガレキ焼却問題に対する提訴と、原告団の第2次募集は、一回目の提訴が行われた後に、問い合わせが殺到したからやと聞いた。

詳しくはここ⇒放射能汚染ガレキ広域処理 差し止め裁判

まずは大阪人、もっともっとぎょうさんで訴えなあかんやん。
のんきに吉本観て笑てる場合とちゃうやん。
自分の街が汚されてんのに。
自分の体が汚されてんのに。
大阪人ならではのノリで、悪いやつ、やっつけような。
おもろいことが好きで、間違うたことは大っ嫌い。
うまいもんが好きが食い倒れする前に、内臓いかれてしもたらわややがな!

米国『春きたる』事情

2013年03月01日 | 米国○○事情
三月最初の朝。
いっきに春が来た。
裏庭では、鳥がおおはしゃぎ。
あっちでバタバタ、こっちでスイスイ。
落ち着いて朝ご飯も食べてられへん。

キツツキさん。網戸越しで大ボケ。


体がデカいからか、もともとの遺伝か、自分らよりちっちゃい鳥に超~えらそうにするブルージェイ。


けど、たまには哀愁も漂わせる。


ええとこれはと……かわちゃんにいっぺん教えてもろたけど、すっかり忘れた……。網戸越しのメルヘン調。


くっきり編。


この、なんとも可愛らしい後ろ姿の仔は?


ボクちんです。


さらにアップ。


ちょっとちょっと、ボクちゃんかて負けてられへん。


カラスの小型。くちばしが黄色くて、よくよく観ると羽根がきれい。


カエデの爺さんの小枝の先っちょも、ほんのりとふくらんできた。


君らはカラスか?


けど、カラスの三分の一ぐらいしかないチビなんである。


他にも、撮りようがないがな~と、叫びとうなるぐらい、真っ赤っかなカーディナルやスズメ、それからもう、全然名前も知らん、あんまり見たこともない鳥が、
あっちゃこっちゃ、右から左、左から右へと、そりゃもう嬉しそうに、どないしたらええのかわからんみたいに、空を自由に泳いでた。

春が来たよ♪