ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

こんなこと、遠の昔に知ってたわ!寝ぼけるマスコミに、とぼける政治家。もううんざり!

2012年07月18日 | 日本とわたし
原発と断層帯 地震国らしい危機感を 中国新聞 2012年7月19日

『やはり日本は地震の巣。
北陸電力志賀原発(石川県)や、関電大飯原発(福井県)などで、原発の真下や周辺を、活断層が走る恐れが、相次いで指摘されている。
原発適地はいったい、あるのだろうか。

「典型的な活断層の特徴がある」。
断層の断面図を見ただけで、複数の専門家が言い切った。

活断層とは、地面の奥が大きくずれた古い痕跡(断層)のうち、将来再び動く恐れがあるもので、いわば地震の卵である。

志賀原発1号機の原子炉は、その真上に置かれている。

1988年に、国から設置許可が下りたときには、活断層ではないと判断された。
それが、当時の掘削調査資料を再検討しただけで、180度覆されたのだ。

原発の立地を急ぎたい一心で、耐震性の判定が、いかにずさんになされてきたかがわかる。

原発の耐震安全指針では、活断層の真上に、原子炉などの重要施設を建てることを禁じている。
保安院の再調査で、活断層が確認されれば、廃炉にするしかない。

大飯原発では、2号機と、今月再稼働したばかりの3号機の間を、南北に走る断層が、
これまでの調査資料からは、活断層である恐れを否定できない、との指摘を受けた。

日本は、大地震の原因となる、4枚のプレートが集中する、世界有数の地震国である。
それなのに、地震に対する危機意識が、高いとは言い難かった。
50基もの原発が、沖縄を除く全国に点在するのも、その表れだ。

ところが、これまで一貫して、原発推進側だった保安院さえ、東日本大震災を経てようやく、地震の揺れの怖さには目覚めたようだ。

4月には、日本原電敦賀原発の直下を走る、古い断層(破砕帯)が、原発敷地内にある活断層に、連動して動く恐れが浮上した。
関電美浜原発、北海道電力泊原発なども、直下や、周囲の断層が活動する危険を指摘されている。

危険を抱えたまま、断層調査の実施を待たずに、大飯原発は再起動を急いだ。
過去に学ばず、自然に背く愚行ではないか。

私たちは、地震国日本の特殊性を考えて、全原発で断層の調査を急ぐべきだ、と訴えてきた(4月26日社説)。
繰り返す。
国内に、大地震の恐れが全くない場所などない。
綿密な調査が進めば、多くの活断層の存在が、明るみに出るはずだ。
直下、あるいは連動の恐れがある場所に、活断層が見つかれば、現状の対策では動かせない』



この、大ウソで塗り固めて進めてきた原発の建設の首謀者らは、
ここまでいろんなことが明らかになってきてるにも関わらず、取り調べを受けへんわ逮捕もされへんわ、
それどころか、自宅前に護衛用のブースを特設して、そこに警察官を立たせてて、
それを今の今まで、まるっきり弾劾しようとせんかったマスコミが、
いよいよ怒った市民が、官邸前やら、電力会社前やら、◯◯公園やらにぞろぞろと集まり始め、
それがまた、予想に反して今回は、いつまで経ってもほとぼりが冷めんどころか、確実に数を増やしてきてることを知り、
後手後手の、こんなこと、今頃言うてどうすんねん?!丸出しのタイミングで、続々と報道し始めた。

東京新聞と、その親玉である中国新聞は、もはや機関として機能せんようになってた報道屋の中では、かなり頑張ってくれてる。
そやから、この中国新聞の記事にも、できたら文句を言いとうないけど、それでもやっぱり、今さら感を強く感じてしまう。

マスコミが人殺しの手助けしてどないするん?
マスコミが国の滅亡を率先してどないするん?

野田首相は、再稼働は私の責任でって言うた。
さあ、責任とってもらおか。
四閣僚と仙谷の爺さんと一緒に。

ほ~れほれほれ、やっぱり足りとったやん!再稼働いますぐ撤回せよ!

2012年07月18日 | 日本とわたし

関電、大飯再稼働なくても電力供給に余力
中日新聞 2012年7月18日

『政府の節電要請から16日までの、2週間の関西電力管内の電力需給で、最大需要は2301万キロワットにとどまり、
出力118万キロワットの大飯原発3号機(福井県おおい町)が再稼働しなくても、供給力を9%下回っていたことが分かった。
猛暑となり、17日の最大需要は、この夏一番の2540万キロワットに達したが、10%以上の供給余力があった。
政府は、夏場の電力不足を理由に、強引に大飯原発の再稼働に踏み切ったが、節電効果など、需要の見通しの甘さが浮き彫りになった。

関電は、5月にまとめた試算で、原発ゼロのままなら、7月前半は8.2%の供給力不足が生じるとし、再稼働の必要性を強調した。
政府は、大飯の再稼働を決めた上で、関電管内に、猛暑だった2010年夏比で、15%の節電を求め、
3号機のフル稼働後も、節電目標を10%に設定している。

政府は、2日に、節電要請を開始。
関電の資料などによると、16日までの2週間の最大需要は、10年同時期と比べて、平均で12%低下。
最大需要の2301万キロワットを記録した瞬間は、供給力を344万キロワット下回り、
大飯3号機の、118万キロワットを差し引いても、余裕があった。
需給が最も逼迫(ひっぱく)した時間帯でも、さらに、209万キロワットの供給が可能だった。

一方、関電に、平均36万キロワットを融通している中部電力も、2週間の最大需要は2139万キロワットで、供給力を9%下回った。
中電管内の節電目標は、当初は5%で、現在、4%に設定されているが、安定した供給体制を確保している。

関電広報室の担当者は、「雨や曇りの日が多く、供給が安定したが、今後は気温が平年より高くなるとの予報がある。大飯原発4号機が稼働しても、需給の見通しは厳しい」とコメント。
中電広報部の担当者も、「火力発電所のトラブルリスクなどがあり、電力供給は厳しい」と話した。

千葉商科大の三橋規宏名誉教授(環境経済学)は、
「政府や電力会社が、原発を再稼働させるため、電力需要を恣意(しい)的に、過大に見積もった結果だ。
今後、猛暑になっても、電力は足りると思うが、脱原発の機運を高めるため、引き続き、企業と家庭で節電の努力が必要」と話した』

「ジャーナリストの仕事が、今こそ大切な時期はありません」by 広河隆一氏

2012年07月18日 | 日本とわたし
フォトジャーナリストの広河隆一さんが書かれているブログDAYSから視る日々より、転載させていただきます。

南相馬署および、情報を知る権利のある人々への公開の手紙 2012年7月14日 

私は、6月1日に、警戒区域に入ったという「罪」で、南相馬署に、任意の再出頭を求められています。
確かに私はその日、地元の人の御好意で、警戒区域に入りました。
私はそれが、悪いことだとは思っていません。
しかし、法に違反したことは認めています。

私は、これまでのジャーナリストとしての経験から、立ち入りが禁止されているところでは、
人々に知られてはまずいことが行われている可能性がある
、と感じる習慣がついています。

だからこそ私たちは、そうした禁止された場所にこそ、立ち入って調べなければならないし、
何もなければ、そのことを伝え、万が一何かが隠されていたら、それを人々に知らせなければならない、という義務を負っています。
それが、私たちジャーナリストの仕事
です。

しかし、世界中の占領地でも、核の被災地でも、「危険だから」という理由で、ジャーナリストの立ち入りが禁止されることが多いのです。
その結果、情報が人々にもたらされず、住民の健康上、生命上、財産上の危険が進行します。
そのことは、今回の原発事故で、私たちはいやというほど思い知りました。

政府・当局は、「安全だ」と宣伝しました。
そのため、「危険だ」と警告するジャーナリストを、現場から遠ざけなければなりませんでした。
その結果、被害は進行中です。
だからこそ、私たちジャーナリストは、警戒区域にしろ、その他の区域にしろ、実情を調べて、報道する役割を担っているのです。

ジャーナリズムが機能しなくなったとき、最も大きな災害が広がります。
私たちは、人々の、知る権利に基づいて、取材を行います。
ところが多くの場合、情報の隠匿は、そうした事態を招いた責任ある者の手で行われます。
責任を問われるものが国家である場合は、法律を味方につけて、隠匿が行なわれます。


こうした場合、立ち入り許可が、ジャーナリストに出されはしません。
事故が発生した時から、多くのことが隠され、事実にちかづくことは禁止され、
政府の安全宣言はまかり通り、一時はメディアをまきこみ、人々は何も知らされない状態に置かれました。

そして今も、大変な放射能の汚染地域に、子どもたちは住まわされています。
人々、特に子どもたちの命を守るためにこそ、法律はあるはずです。
そのために人々は、真実を知る必要があります。
ジャーナリストの仕事が、今ほど大切な時期はありません。

 
法律が、ジャーナリストの活動を制限する場合、こうした法律を、改めるための行動も大切ですが、時間は待ってくれません。
 
だから、特殊な状況の下では、法律よりも重要な、倫理が先行させなければなりません。
特に、命や健康がかかっている場合はそうです。
人々の知る権利も、法律よりも優先させなければならない場合があります。
子どもを危機に陥れる法律に対しては、時としてジャーナリストは、自らの責任を果たすために、破らざるを得ないことがあると、私は信じています。


私は、警戒区域には何度か入りましたが、これを悔いていませんし、反省もしていません。
私は今後も、「知る権利の行使」のためには、何度でも法律を破ります。
人びとが子どもを守る権利を、誰が奪う事が出来るでしょうか。
人々が事実を知る権利を、誰が奪えるでしょうか。


私は、警察の仕事を軽んじているわけではありません。
法律を市民に守らせることを仕事とする警察にとっては、私の行為は、見過ごすことはできないでしょう。
それは理解できます。
6月1日に、立ち入り許可をもっている人の御好意で、私が他の人と警戒区域に入った後、
検問所で2回と、南相馬署で1回、長時間の事情聴取を受けました。
それには協力したつもりです。
私は、許可証を持たずに、警戒地域に入ったことを認めました。
それを隠すつもりはありません。
法律に基づく罰を与えるなら、与えるがいいでしょう。
それでも私は、立ち入りを禁止する法律を、今後破らないとは約束いたしません。
それは、ジャーナリストの仕事を放棄することになるからです。
そしてそれは、子どもを守ることを放棄することにもつながるからです。


2012年7月14日
フォトジャーナリスト
月刊報道誌『DAYS JAPAN』編集長
広河隆一

あぢぃ……

2012年07月18日 | ひとりごと
今日も37℃。
みんな、へばってます。


あんたら、毛皮、脱ぎたかろう……。

なんて言うてたら……、



103℉……。摂氏にしたら39.5℃。

うちの二階のトイレの窓の横にある温度計は、108℉?!摂氏にしたら42℃。

あかん、クーラーつけよ。