ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

小さなことだけど

2008年09月27日 | ひとりごと
なんかイライラすることってありませんか

とてもしょうもないことなので、イライラしながらも、こんなことでイライラすなよ~、なんて思うのですが……。

今日のお昼に、れんこんと牛肉の細切れと人参で、軽くきんぴらもどきのおかずを作ったんですね。

それを、ご飯のおかずに取り皿に取って、美味しくいただいておりました。

いつもなら旦那は旦那、わたしはわたしの、別々のお皿に取るのだけれど、面倒だったので、一つのお皿に取ったんですね。

旦那はどういうわけか、ご飯とおかずを交互に食べません。おかずならおかず、それも同じおかずをひたすらパクパク、

箸を休める間など1秒たりとも無く、カッパえびせんのコマーシャル(古っ!)のような勢いでひたすらパクパク、

お皿やお椀が空になるまで食べ続け、無くなると次、それがご飯だと、ただご飯だけをパクパク、

なので、こっちも意地になってきて、なにやら早食い競争でもしてるような気分になり、ちっとも落ち着いて食べられないのです。

いや、ほんと、しょうもなくてすんません。
でも、どこのおうちでも、こういう類いのムカつくことはあるんやなって、自分を慰めたくて……。

もし思い当たるようなコトがあったら、ひとつでもいいので、コメントに書き込んでいただけますか?
わたしはそれを読んで、静かに涙を流したいと思います
ほんと、すんません、しょうもないことで

The First Presidential Debate

2008年09月27日 | 世界とわたし
オバマ氏とマケイン氏、両者の話す英語がすべて分かるわたしではありません。
けれども、マケイン氏は今夜の画面で観る限り、かなりの癇癪持ちと思われました。
彼は1度も(少なくとも画面に映っている間は)オバマ氏を見ようとせず、
何かというと、あんたは全然分かってへんとか、あんたの経験では理解できへんとか、
なんとか経験の長さで若い相手を負かしたろうというのが見え見えで、ちょっとやらしかったですね。

第一回目の今夜は、なかなかに退屈な展開でしたが、彼らも初回を終えてホッとしただろうし、
次回はもうちょっと突っ込んだバトルが聞けるかな、と楽しみにしています。

今夜はそりゃもう大勢の大人が、いろんな家庭で、いろんな見方で、いろんな思いで、この討論会を見ていたと思います。

国の党首を選ぶのはこの『わたし』。
まあ、本当のところを言えば、その『わたし』の1票は、生徒会の会長を選ぶようなシンプルなものではなく、
その仕組みを日本語でなんべん読んでも今だに理解できない部分があるのだけれど、
それでもやっぱり、『わたし』が選んでいるんだという意識はかなり強いです。
選挙権もまだ持ってないくせにね……。

8年前に、ゴア氏がブッシュに破れた夜は、本当にどうしようも無く空しくなって眠れませんでした。
こんなことが起こっていいのかって、彼を選んだアメリカ人一人一人に、なぜ投票したのか聞きただしたいくらいでした。
けれども、投票した人数が正しく開票されたわけでも、ただ単純に、投票数を数えて多い少ないを決めているわけでもなく、
今回もまた、複雑怪奇な制度のもと、いろんな所で不正や悪意のある操作がされるでしょうから、
そういうセコいことなどなんぼのもんじゃいっ!と笑い飛ばせるほどの票を、オバマ氏に集めてもらいたいもんです。

わたしは一時、ブッシュとチェイニーを弾劾裁判に送ろうというグループのミーティグに出かけたことがあります。
彼らもかなり頑張っていたけれど、やっぱり相手が大き過ぎたというか、
ヨーロッパ(特にフランス)のように、国民が一団となって抗議するという形になりにくい性質のようで、
まあ、州によって法律まで違うのだから、一団になるのは難しいんでしょうかね、
弾劾は叶わず、結局もう選挙になってしまいました。

ブッシュ(共和党)が選ばれた者として上に立った8年。本当に長かった8年……。
薄暗いトンネルの中に閉じ込められていたような、ガラス張りの部屋に下着姿で立たされていたような、
気持ちがどんよりと重くて、薄ら恥ずかしい、そういう気持ちを、もう二度と味わいたくありません。

けれども、そうかと言って、オバマ氏を軸とする民主党が上に立ったからといって、
アメリカが劇的に変化し、世界に向けて、誠実に賢く振る舞っていけるのかというと、
そんなシンプルやったら誰も苦労せんわい!と思ってもいます。
ただ、まだアメリカ人として市民権も持っていないのに、世界に対して、気がついたらうつむいてしまう、
このなんとも言えない恥ずかしさを、少しは軽減してくれるだろうと思っているというか、願っています