天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

新人物往来社編『巨匠たちが描いた神と天使と悪魔』掲載名画の所蔵先が記載なし出版社に第二刷以降改訂版を

2012-07-22 14:52:00 | 日記
今日の日記は、今読んで鑑賞している、新人物往来社編『巨匠たちが描いた 神と天使と悪魔(ビジュアル選書)』(2012年・新人物往来社第一刷発行)のことです。
添付した写真は、その著書の表紙です。この絵画は、「サタンを打ち負かす大天使ミカエル」:グイド・レーニ(1575~1642)作です。
この著書のネット紹介によると、『ギリシャ・ローマ神話からキリスト教、北欧神話まで。西洋世界42の神々と天使、そして悪魔たちを描いた名画206点を収録。ボッティチェッリ、コレッジョ、ルーベンス、レンブラント、フェルメール、ゴヤ、アングル、クリムトなど、美術史に名を刻んだ巨匠たちが描き出す神々の群像劇。』とあります。この紹介文に惹かれて、私は書店で購入し今自宅で読んで鑑賞しています。ヨーロッパ文明の起源である神と天使と悪魔が、とても分かりやすく解説されて、そのカラー版の絵画もとてもきれいです。
そして、私は、この紹介文に記載されていない巨匠画家が、もっと多く掲載されていたのに、とても驚いています。ミケランジェロ・メリージ・カラヴァッジョ、ジャック・ルイ・ダビィッド、ディエゴ・ベラスケス、ヤン・ファン・エイク、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ウジェーヌ・ドラクロワ等の錚錚たるメンバーでした。
でも、この著書に掲載された絵画が、今どこの美術館に所蔵されているか?何も記載がなかったです。私が海外の美術館で実際観た、サンドロ・ボッティチェッリ作『ヴィーナスとマルス』(ナショナルギャラリー)『ヴィーナスの誕生』『プリマヴェーラ(春)』(ウフィツィ美術館)、ミケランジェロ・メリージ・カラヴァッジョ作『バッカス』(ナショナルギャラリー)、フランシスコ・デ・ゴヤ作『我が子を食らうサトゥルヌス』(プラド美術館)らは分かります。でも、他の多くの名画所蔵美術館は、私にはよく分かりません。
そして、この著書を鑑賞した読者の中にも、実際現地で直接観たいと思う美術愛好家も多くいるはずです。
だから、出版した新人物往来社の編集を担当した方々に、私は、第二刷出版以降、所蔵美術館を記載した改訂版を、是非出版して頂きたいです。
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