今日の日記は、23日に逝去された女優エリザベス・テイラーさんのことです。そのニュース記事を、読売新聞の24日朝刊より引用します。
『・・女優エリザベス・テイラーさんがうっ血性心不全のため死去・・【ニューオーリンズ(米ルイジアナ州)=西島太郎】「バージニア・ウルフなんかこわくない」(1966年)などで2度のアカデミー賞主演女優賞を獲得し、ハリウッド黄金時代の銀幕を彩った女優エリザベス・テイラーさんが23日、ロサンゼルス市内の病院でうっ血性心不全のため死去した。79歳だった。米主要メディアが一斉に報じた。ロンドンで生まれ、39年にロサンゼルスへ移住。10歳で子役として映画デビューし、「若草物語」(49年)、「花嫁の父」(50年)などでスターの座を獲得した。「バターフィールド8」(60年)でアカデミー賞主演女優賞を初受賞。その後も「クレオパトラ」(63年)、「いそしぎ」(65年)などでファンを魅了して、「ハリウッドで最も美しい女優」などと称賛された。私生活では8度の結婚歴で有名。近年は闘病生活が続き、米メディアによると心臓の不調を訴えて6週間前から入院していた。息子のマイケル・ワイルディングさん(58)はABCテレビに対し、「母は特別な存在です。大いなる情熱、ユーモア、そして愛情とともに生を全うしました」などとするコメントを発表した。』
この記事には紹介されていないのが残念ですが、エリザベス・テイラーさんの少女時代(12~13歳)の代表作『緑園の天使』(1945年製作 クラレンス・ブラウン監督 ミッキー・ルーニー ドナルド・クリスプ エリザベス・テイラー アン・リヴェア主演)を私は忘れることはできません。だから、私はとても美少女だった彼女を偲んで、初期の代表作『緑園の天使』を今、お茶の間鑑賞しています。添付した写真は、愛馬パイと美少女のエリザベス・テイラーです。
この映画は、1920年代末イギリスの片田舎が舞台です。この町に流れて来た元競馬騎手(ミッキー・ルーニー)と馬が大好きな少女(エリザベス・テイラー)が、荒馬パイをグランドナショナル競走(世界で最も有名なスティープルチェイス障害競走でリバプールの北郊にあるエイントリー競馬場で毎年春に開催)に出場し優勝させる為、お互い心通わせた二人だけで、この片田舎の牧場でアマチェア的な調教し、一生懸命に頑張る心温まる動物(競馬)をテーマにした作品です。
二人は競走に出場する騎手を捜していましたが、なかなか好い騎手が見つからず、落馬と同僚騎手を殺してしまった過去のトラウマで騎手を辞めたミッキー・ルーニーが再び騎乗する決意します。でも、エリザベス・テイラーが男に成りきって自らが騎手になると言い出します。彼も、この彼女の並々ならぬ熱意に感銘して、彼女の長い黒髪をカットし「男の成りすます」の細工(私注:女性騎手が認められるのは1974年で1920年代には女性は出場できず)をします。
その二人の努力の甲斐があって、荒馬「パイ」はグランドナショナル競走で見事に優勝します。しかし、騎手が女性と判り失格になってしまいますが、世論は彼女の功績を称えて「ナショナル競馬のヴェルヴェット」(原題の”National Velvet”)と賞賛します。
この映画は、とても時代の違い(66年前で少し現実離れ)を感じさせますが、古き良き時代にはこのような心温まる夢のような話があってもいいと、私はいいように解釈し全てを許してしまいます。
それにしても、66年前のエリザベス・テイラーさんの超美少女ぶりは、映画ファンには必見です。また、折りしも世界最高1着賞金で有名なドバイ・ワールドカップで日本馬「ヴィクトワールピサ」が優勝しました。競馬に興味がある方にも、この映画『緑園の天使』を鑑賞するのも一興だと私は思います。
そして、私は、この映画を鑑賞して、今、慎んで女優エリザベス・テイラーさんのご冥福をお祈りしています。
『・・女優エリザベス・テイラーさんがうっ血性心不全のため死去・・【ニューオーリンズ(米ルイジアナ州)=西島太郎】「バージニア・ウルフなんかこわくない」(1966年)などで2度のアカデミー賞主演女優賞を獲得し、ハリウッド黄金時代の銀幕を彩った女優エリザベス・テイラーさんが23日、ロサンゼルス市内の病院でうっ血性心不全のため死去した。79歳だった。米主要メディアが一斉に報じた。ロンドンで生まれ、39年にロサンゼルスへ移住。10歳で子役として映画デビューし、「若草物語」(49年)、「花嫁の父」(50年)などでスターの座を獲得した。「バターフィールド8」(60年)でアカデミー賞主演女優賞を初受賞。その後も「クレオパトラ」(63年)、「いそしぎ」(65年)などでファンを魅了して、「ハリウッドで最も美しい女優」などと称賛された。私生活では8度の結婚歴で有名。近年は闘病生活が続き、米メディアによると心臓の不調を訴えて6週間前から入院していた。息子のマイケル・ワイルディングさん(58)はABCテレビに対し、「母は特別な存在です。大いなる情熱、ユーモア、そして愛情とともに生を全うしました」などとするコメントを発表した。』
この記事には紹介されていないのが残念ですが、エリザベス・テイラーさんの少女時代(12~13歳)の代表作『緑園の天使』(1945年製作 クラレンス・ブラウン監督 ミッキー・ルーニー ドナルド・クリスプ エリザベス・テイラー アン・リヴェア主演)を私は忘れることはできません。だから、私はとても美少女だった彼女を偲んで、初期の代表作『緑園の天使』を今、お茶の間鑑賞しています。添付した写真は、愛馬パイと美少女のエリザベス・テイラーです。
この映画は、1920年代末イギリスの片田舎が舞台です。この町に流れて来た元競馬騎手(ミッキー・ルーニー)と馬が大好きな少女(エリザベス・テイラー)が、荒馬パイをグランドナショナル競走(世界で最も有名なスティープルチェイス障害競走でリバプールの北郊にあるエイントリー競馬場で毎年春に開催)に出場し優勝させる為、お互い心通わせた二人だけで、この片田舎の牧場でアマチェア的な調教し、一生懸命に頑張る心温まる動物(競馬)をテーマにした作品です。
二人は競走に出場する騎手を捜していましたが、なかなか好い騎手が見つからず、落馬と同僚騎手を殺してしまった過去のトラウマで騎手を辞めたミッキー・ルーニーが再び騎乗する決意します。でも、エリザベス・テイラーが男に成りきって自らが騎手になると言い出します。彼も、この彼女の並々ならぬ熱意に感銘して、彼女の長い黒髪をカットし「男の成りすます」の細工(私注:女性騎手が認められるのは1974年で1920年代には女性は出場できず)をします。
その二人の努力の甲斐があって、荒馬「パイ」はグランドナショナル競走で見事に優勝します。しかし、騎手が女性と判り失格になってしまいますが、世論は彼女の功績を称えて「ナショナル競馬のヴェルヴェット」(原題の”National Velvet”)と賞賛します。
この映画は、とても時代の違い(66年前で少し現実離れ)を感じさせますが、古き良き時代にはこのような心温まる夢のような話があってもいいと、私はいいように解釈し全てを許してしまいます。
それにしても、66年前のエリザベス・テイラーさんの超美少女ぶりは、映画ファンには必見です。また、折りしも世界最高1着賞金で有名なドバイ・ワールドカップで日本馬「ヴィクトワールピサ」が優勝しました。競馬に興味がある方にも、この映画『緑園の天使』を鑑賞するのも一興だと私は思います。
そして、私は、この映画を鑑賞して、今、慎んで女優エリザベス・テイラーさんのご冥福をお祈りしています。