今日の続編日記は、紀元前219年古代ローマに対して、一人で戦いを挑んだ都市国家カルタゴの武将ハンニバルの語った名言のことです。
このハンニバルについて、歴史家のティトゥス・リウィウス(紀元前59年頃~17年)は、自著『ローマ建国史』でハンニバルの語った「国家論」を残しています。添付した写真は、そのハンニバルの肖像を表紙した塩野七生著『ローマ人の物語 ハンニバル戦記』(新潮社刊)です。その名言とは、
『いかなる強大国といえども、長期にわたって安泰でありつづけることはできない。国外には敵をもたなくなっても、国内に敵をもつようになる。外からの敵は寄せつけない頑健そのものの肉体でも、身体の内部の疾患に、肉体の成長が従いていけなかったがゆえの内臓疾患に、苦しまされることがあるのと似ている。』
このハンニバルの名言は、正に一般的な言葉「内憂外患」を、逆に言い換えた「外憂内患」そのものです。私も、2010年1月4日付日記『「外憂内患」とは、その言葉をまったく理解できない悪行客が跋扈する現在の劇場世界のそのものの姿』で、その「外憂内患」の状態を詳しく説明しています。以下に、その記述一部を掲載します。
『何故、私がこの言葉を引用したのか? それは、中国歴代王朝が滅亡した要因を適切に言い表している言葉だからです。中国歴代王朝が滅亡したのは、外国からの圧力や攻撃に対する心配である「外憂」が第一の要因ではなく、国家などが内部にかかえる心配事(注:特に病んだ「患」部の語句が適切)の「内患」が最も大きな要因であったのです。この変革期の現象は、中国王朝だけでなく古代ローマ帝国の滅亡や日本の明治維新の改革にも同じように古今東西で顕著に見られます。この悪行客Iは正しい日本語や歴史の理解がまったく欠如しているから、このような的外れの投稿をするのです。さらに言えば、このような理解しかできない悪行客Iは、自身が我が物顔で跋扈する現在のこの劇場世界そのものが深刻な「外憂内患」の事態に陥っていることにまったく気が付いていません。これはまことに憂慮すべき危険な事態です。』
私が約一年前自身日記で言及したストリップ劇場の深刻な「外憂内患」は、現在ではもっと悪化していると、私は強く思っています。特に、私が足繁く通った都内某劇場は、その内部に巣食っている疾患(独善的応援をする親衛隊の存在)に、まったく気が付いていません。また、この疾患に病んでいる劇場は、自浄力や自己治癒力も完全に放棄している末期的状態です。
このハンニバルについて、歴史家のティトゥス・リウィウス(紀元前59年頃~17年)は、自著『ローマ建国史』でハンニバルの語った「国家論」を残しています。添付した写真は、そのハンニバルの肖像を表紙した塩野七生著『ローマ人の物語 ハンニバル戦記』(新潮社刊)です。その名言とは、
『いかなる強大国といえども、長期にわたって安泰でありつづけることはできない。国外には敵をもたなくなっても、国内に敵をもつようになる。外からの敵は寄せつけない頑健そのものの肉体でも、身体の内部の疾患に、肉体の成長が従いていけなかったがゆえの内臓疾患に、苦しまされることがあるのと似ている。』
このハンニバルの名言は、正に一般的な言葉「内憂外患」を、逆に言い換えた「外憂内患」そのものです。私も、2010年1月4日付日記『「外憂内患」とは、その言葉をまったく理解できない悪行客が跋扈する現在の劇場世界のそのものの姿』で、その「外憂内患」の状態を詳しく説明しています。以下に、その記述一部を掲載します。
『何故、私がこの言葉を引用したのか? それは、中国歴代王朝が滅亡した要因を適切に言い表している言葉だからです。中国歴代王朝が滅亡したのは、外国からの圧力や攻撃に対する心配である「外憂」が第一の要因ではなく、国家などが内部にかかえる心配事(注:特に病んだ「患」部の語句が適切)の「内患」が最も大きな要因であったのです。この変革期の現象は、中国王朝だけでなく古代ローマ帝国の滅亡や日本の明治維新の改革にも同じように古今東西で顕著に見られます。この悪行客Iは正しい日本語や歴史の理解がまったく欠如しているから、このような的外れの投稿をするのです。さらに言えば、このような理解しかできない悪行客Iは、自身が我が物顔で跋扈する現在のこの劇場世界そのものが深刻な「外憂内患」の事態に陥っていることにまったく気が付いていません。これはまことに憂慮すべき危険な事態です。』
私が約一年前自身日記で言及したストリップ劇場の深刻な「外憂内患」は、現在ではもっと悪化していると、私は強く思っています。特に、私が足繁く通った都内某劇場は、その内部に巣食っている疾患(独善的応援をする親衛隊の存在)に、まったく気が付いていません。また、この疾患に病んでいる劇場は、自浄力や自己治癒力も完全に放棄している末期的状態です。