天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

神奈川県知事選挙には各党が力を合わせる態勢を条件にする人より県政へ確固たる抱負を持った人が登場すべき

2011-03-10 21:18:50 | 日記
今日の日記は、今日の読売新聞朝刊・神奈川地方版に掲載された神奈川県知事選挙の候補者予定者のことです。以下に、その報道の一部を引用・掲載します。
『24日告示の知事選に、元フジテレビキャスターで国際医療福祉大教授の黒岩祐治氏(56)の擁立方針を決めた自民党県連の菅義偉会長は9日、東京都内で黒岩氏と会談し、正式に出馬を要請した。黒岩氏は即答を避けたが、「各党が力を合わせる態勢ができるのであればやってみたい」と伝えた。要請を受けた黒岩氏は、記者団に対し、民主党の笠浩史県連代表からも接触があったことを明らかにしたうえで、「権力闘争、政争に明け暮れる国政を憂えている。かつては『相乗り』と、あまりよく言われなかったが、この危機には総力戦が必要だ」と強調。環境が整うことを条件に、「出馬することで地域がまとまり、テーマとしている地域再生を実現できるなら、人生をかけてやっていこうという気持ちになった」と意欲を語った。・・近く、笠氏とも改めて会談するといい、各党の協力態勢が整った段階で「最終的に考える」と述べた。』
この要請を受けた人物は、神奈川県知事選挙への出馬条件として、「各党が力を合わせる態勢」と具体的に政党相乗り候補になることを挙げています。この記事を読んで、この要請を受けた人物は、確実に当選する保証がなければ立候補しないと、候補者自らが語っているのとまったく同然だと私は思いました。
この人物を、私はよく知りません。でも、何をしたくて出馬・立候補するのか?公に表明してもおらず、まだその出馬意志をまったく判らない他の政党にも先走って応援・支援を求める姿勢に、私はとても不快感を抱きました。他に立候補する人がいなければ、政党相乗り候補になったこの人物が、神奈川県知事に当選することになってしまいます。
神奈川県民には、何も選択肢がない選挙体制です。また、これでは、とても民主主義の社会とは言えません。だから、こんな不条理な環境は打破されるべきです。そのために、公示日までにもっと多くの立候補者(神奈川県に住んでおられる見識のある文化人や学識経験者の方がベスト)が現われてほしいと私は思っています。
今の選挙民は、支持政党なしの有権者が大多数です。だから、安全パイを狙っているこの候補者でも、大多数の有権者がまとまって拒否すれば落選するかもしれません。
だから、こんな政党相乗りを求める人物より、神奈川県政へのしっかりとした抱負を持った無党派が応援できる人物の出現を、神奈川県民である私は衷心から望んでいます。

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