最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

京都 保津川下り

2021-11-24 | 旅(国内)
奈良、京都旅行の最終日は、保津川下りを体験するために、嵯峨野トロッコ列車に乗りました。


トロッコ嵯峨駅です。


青空で出発しましたが、終点のトロッコ亀岡駅に到着した頃には、霧が立ちこめていました。
晴天の日は霧が出ることが多いそうです。


霧の中を出発です。
トークが楽しい船頭さんと、技の船頭さんが楽しませてくれました。


亀岡から嵯峨まで、16kmに及ぶ、1時間50分の川下りです。


この日はまだ流れが穏やかなほうだったようで、急な流れのときは1時間で着くほどのスピードで、悲鳴が聞こえることもあるとか。


席は順番に割り振られますが、運良く一番前に座ることができたので、櫂や竿の使い方なども間近に見ることができました。


その代わりに、ビニールシートがあっても水しぶきがかかることも……。


タイミングよく、鉄橋を通るトロッコ列車が見えました。


「殺人現場です」と言われて驚きましたが、京都太秦の撮影所が近くにあるので、この場所でよく撮影が行われるようです。


若い船頭さんが、一メートルほど飛び上がったり、竿を回したり、岩にできた小さな穴に竿をさして見せてくれたりしました。
江戸時代から同じ場所に竿をさしているので、穴が空いたのですね。
3カ所の穴全部に竿をさせるのは、写真の船頭さんだけだと紹介されていました。
最高齢の船頭さんは75歳だそうです。


「たまには振り返ってみてください。こんなところを下ったのですよ」と言われて振り返ったときの写真です。
岩が多くて狭いところも下っているのですね。


紅葉もきれいでしたよ。


あと10分ほどで着岸という穏やかな流れのときに、舟のお店が近づいてきました。


舟の上で食べたみたらし団子。美味しかったです。


着岸です。

コロナ禍で休業していたときも、船頭さんたちは、洪水などで運ばれてきた岩を撤去する作業や、川の清掃などをされていたそうです。
営業が再開され、活気が戻ったそうでよかったです。
今の活気が続いてくれますように……。


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