最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

『サイコミステリーコミックセレクション』発売日

2011-08-25 | 小説
『サイコミステリーコミックセレクション』が、全国の書店、コンビニで本日(8月25日)発売です。
(地域によっては店頭に並ぶのが数日遅れる場合があるようです。福岡は27日くらいでしょうか)
表紙を見ただけで怖いですね。暑さが戻ってきましたので、読んでぞくっとしてください。


収録作です(掲載順・敬称略)
「想像殺人」   原作 内田康夫  作画 長尾文子
「青の魔性」   原作 森村誠一  作画 長尾文子
「クレーム」    原作 松村比呂美 作画 八木理英
「マニキュア」   原作 松村比呂美 作画 風祭壮太
「あなたに借りた本」 原作 新津きよみ 作画 もたいみゆき
「紫陽花」    原作 新津きよみ 作画 小越なつえ
「殺意が見える女」 原作 新津きよみ 作画 荻丸雅子
「卵を愛した女」  原作 新津きよみ 作画 荻丸雅子
「秋桜の家」    原作 小池真理子 作画 秋乃ななみ
「京都受胎旅行殺人事件」 原作 山村美紗 作画 杉尾尚子

私の作品は、『恨み忘れじ』(角川ホラー文庫)の中の、「クレーム」と「マニキュア」が漫画化されています。
小説のストーリーを生かした、ぴったりの漫画を描いてくださっています。
再録ですが、まだ、ご覧になっていない方は、この機会にぜひ。

新津きよみさん原作の漫画は、月刊サスペリアミステリー10月号にも、「彼女の一言」が掲載されています。


☆ここからは自著の宣伝です☆

6月発売の『鈍色の家』(光文社文庫)は介護にまつわる心理ミステリーです。
アマゾンはこちらから 送料無料です。


介護と言えば、先日、再会したハワイの友人、アンは、もうすぐシニアのコミュニティーに移ることになっています。
ハワイでは、リタイア後、シルバー世代専用のコミュニテイーで悠々自適に暮らすスタイルがポピュラーになっているとか。
あのときご馳走になったディナーが、彼女が作った最後のディナーだったそうです。
アンは、まだ70歳だし、健康だし、若々しく見えるけれど、ご両親が早い段階で認知症になって、大変な介護をされたそうで、
自分の子供たちには、そんな苦労をさせたくない、と思っての決断のようです。
ハワイも日本も、老後や介護についての悩みが多いのは同じですね。

それぞれの家庭の事情があると思いますが、私は、介護は、誰かひとりだけの負担になってはいけないと常々思っています。
家族の協力はもちろんですが、いろいろな福祉サービスを利用して、介護する側が少しでも笑顔でいられたら、と願っています。
きれいごとだと言われそうですが、それが介護される側の笑顔にもつながると思っていますので。
その思いを『鈍色の家』に書きました。
私は、20代で姑を看取りましたが、付き添いで病室に寝泊まりして、かなり大変な看病でした。
でも、力を貸してくれる人がいたので、どれだけ助けられたかしれません。
孤独な介護だけはしてほしくない。切にそう思います。

4月発売の『終わらせ人』角川ホラー文庫)は、
こちらで、冒頭部分の立ち読みができます。


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