![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/73/a2f6d0ccc09bd5baa90fc20493ba826f.jpg)
少年王の悲劇を招いた(かもしれない)愛妾
エリナー・タルボット
生年不詳〜1498/1461〜1464
エリナーは、愛人盛りだくさんのエドワード4世の愛妾のひとりです。
シュルーズベリー伯ジョン・タルボットの娘です。
13歳ぐらいでスードリー男爵ラルフ・バトラーの息子トマス・バトラーと結婚しました。
1461年にトマスが亡くなると、スードリー男爵は、結婚した時に息子に譲った領地を
エリナーから取り上げてしまったんだけど、結局継承させる人がいなくて
エドワード4世に没収されてしまいました。
エドワードが女たらしと評判になっているのを知ってか知らずか
エリナーは「領地を返してくださいませ」とお願いしに訪ねて行きました。
エドワードはさっそく自分のお相手をするようにと言ってみたんだけど、エリナーは拒否。
それで「結婚するから…」と口説いたわけですね。
やっぱりエリナーの作戦に思えない?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/5c/3b73c6b08641b51f40b0f1b1d481edb2.jpg)
ところが、エドワードはこっそりエリザベス・ウッドヴィルと結婚しちゃいます。
エリザベスも「結婚してくれないなら…」作戦だったけど、何が勝敗をわけましたかね?
エドワードはエリザベスと結婚予告もなしに結婚しています。
エリナーに知られる前に、と結婚を急いだかららしい… 恐ろしい女性だったんですかね?
しかしこれは事実ではなくて、エドワードは当時の権力者で従兄弟の
ウォーリック伯リチャード・ネヴィルをはじめとする相談役の激怒を恐れていたからでした。
少しはエリナーを恐れていたのかもしれないけど…
結局、エドワードの極秘結婚はウォーリック伯にバレちゃうんだけど
エリナーはその後も「私はエドワードと結婚したんだってば!」と主張していました。
そう言い続けたまま1468年に亡くなり、ノリッチの修道院に葬られました。
エドワードもエリザベスも胸をなでおろしたことでしょう。
ところが、事はそう簡単には終わりませんでした。
はしょるけど、エドワードがエリナーと結婚を約束して関係を結んじゃったことが
王室の行方を大きく変えることになります。
1483年、エドワード4世の死から数週間後、ひとりの聖職者が
エドワードはエリザベスの前にエリナーと挙式していた、と証言しました。
これはグロースター公リチャード(3世)の策略だとも言われてますが
この証言でエドワードとエリザベスの結婚は無効になり
したがって、少年王エドワード5世は廃位され悲劇的な結果をまねきます。
ちなみに、チューダー王朝に入ってからの記録は、エドワードが挙式したのは
他の愛人エリザベス・ルーシーだったとなっています。
彼女にはエドワードのとの間に庶子ライル男爵アーサー・プランタジネットがいました。
結婚が正式なものなら後継者は彼だから、リチャード(3世)は正式な王ではない!と
いうことになって、ヘンリー7世がリチャード3世を倒した大義名分になるわけね。
ほいほい愛人作ったことが、その後の王家の流れを変えてしまったわけですね。
王様ともなると、よーく考えて行動せねばなりませんね。
(参考文献 森護氏『英国王室史話』 Wikipedia英語版)
これさえあれば、あなたも英国王室通
読んでみたいな!という方は下の画像をクリックしてね
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ひとことK-POPコーナー
今年もSMTOWNに行って来ました〜! 1日だけだったけど。 しゃをる棒… 会場で急いで制作してみました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/81/4127a547611f3c753555a4e1353bc8ee.jpg)
3ヶ月ぶりのSHINee、最後の最後に5人を近くで見られて嬉しかったです
EXOのD.Oも至近距離で見られた! かわいかった〜 とにかく楽しい4時間超でした
やっぱり、ドンへとウニョクが登場した時は少し涙がでちゃったよね、おかえり! ユノとシンドンもおかえりなさい
エリナー・タルボット
生年不詳〜1498/1461〜1464
エリナーは、愛人盛りだくさんのエドワード4世の愛妾のひとりです。
シュルーズベリー伯ジョン・タルボットの娘です。
13歳ぐらいでスードリー男爵ラルフ・バトラーの息子トマス・バトラーと結婚しました。
1461年にトマスが亡くなると、スードリー男爵は、結婚した時に息子に譲った領地を
エリナーから取り上げてしまったんだけど、結局継承させる人がいなくて
エドワード4世に没収されてしまいました。
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エリナーに知られる前に、と結婚を急いだかららしい… 恐ろしい女性だったんですかね?
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ウォーリック伯リチャード・ネヴィルをはじめとする相談役の激怒を恐れていたからでした。
少しはエリナーを恐れていたのかもしれないけど…
結局、エドワードの極秘結婚はウォーリック伯にバレちゃうんだけど
エリナーはその後も「私はエドワードと結婚したんだってば!」と主張していました。
そう言い続けたまま1468年に亡くなり、ノリッチの修道院に葬られました。
エドワードもエリザベスも胸をなでおろしたことでしょう。
ところが、事はそう簡単には終わりませんでした。
はしょるけど、エドワードがエリナーと結婚を約束して関係を結んじゃったことが
王室の行方を大きく変えることになります。
1483年、エドワード4世の死から数週間後、ひとりの聖職者が
エドワードはエリザベスの前にエリナーと挙式していた、と証言しました。
これはグロースター公リチャード(3世)の策略だとも言われてますが
この証言でエドワードとエリザベスの結婚は無効になり
したがって、少年王エドワード5世は廃位され悲劇的な結果をまねきます。
ちなみに、チューダー王朝に入ってからの記録は、エドワードが挙式したのは
他の愛人エリザベス・ルーシーだったとなっています。
彼女にはエドワードのとの間に庶子ライル男爵アーサー・プランタジネットがいました。
結婚が正式なものなら後継者は彼だから、リチャード(3世)は正式な王ではない!と
いうことになって、ヘンリー7世がリチャード3世を倒した大義名分になるわけね。
ほいほい愛人作ったことが、その後の王家の流れを変えてしまったわけですね。
王様ともなると、よーく考えて行動せねばなりませんね。
(参考文献 森護氏『英国王室史話』 Wikipedia英語版)
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