万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

今治の報恩講

2007年12月10日 | Weblog
昨日、一昨日と今治市内に住まわれているご門徒のお宅にお参りしました。住職が広島県廿日市に葬儀に参ることになり、私が代わって今治の方を参らせていただきました。
大三島から今治市街地までは、しまなみ海道が全線開通したおかげで30分余りです。が、通行料が高いのが悩みです。それでも最近はETC割引でいくらか軽減されていて、特に土日の9時-17時は2割引きになってます。昨日はその時間を選んでお参りさせていただきました。

土日ということもあってご家族がそろって、また別宅から帰られ集われて、報恩講のご縁にあわれておられる家も多く、嬉しくなります。保育園、小学生のお子さんもいっしょうけんめいお勤めしてくれました。
またあるお宅では、うどん屋さんの店長をされている奥さんから、生のうどんを沢山いただきました。これは本当に絶品で毎年楽しみにしています。
しかし、昨日はうどんも母にことづけて早々に京都に逆戻り。また一週間程の本山での勤務です。
京都駅に着き群衆とすれ違いながら烏丸口に出ると、そこから京都タワーがまじかに見えます。その光景にいつも、二時間余りで別世界に来たような感じになります。でも本願寺で門徒さんと接していると、その距離感が無くなるのが不思議です。田舎でも都会でも、さほど変わぬコミュニケーションがあるのは、皆さんが同じ心のふるさとを知らず知らずの内にも持っているからかも知れません。


報恩講とは しんらんさまありがとう という心だと、祖父は教えてくれました。
若院
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