万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

結の家(ゆいのいえ)

2009年03月31日 | Weblog
午後からは野々江にある「結の家」(グループホーム)のおじいちゃん、
おばあちゃん達20名が介護職員6名に付き添われてお参りに来られまし
た。
 朝の子どもたちも大歓声でしたが、このおばあちゃん達からも歓声が上
がりました。

 今年は車椅子で来られた方が3名、バリアーフリーの設備をして正解で
した。
 車椅子のまま地面から本堂床まで1㍍90㌢ある本堂へ上がれるように
しようと若院と亀山建設の山田設計士と試行錯誤を繰り返した頃がよみが
えります。
 本当によかった、みんな来てネ、心のバリアーもフリーですヨ、
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カレーライス

2009年03月31日 | Weblog
カレーライスで花まつりの会食をしました。
 小さな手を合わせて、
  み仏と皆さまのおかげによりこのご馳走を
  恵まれました。ふかくご恩をよろこびあり
  がたくいただきます。

 あっと云う間におかわり、おかわり、4回も
おかわりをする子もあって楽しくいただきました。

 閉会には甘茶とお菓子と花まつりプレゼントを
それぞれもらって終わりました。
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かがやく瞳(ひとみ)

2009年03月31日 | Weblog
紙芝居に見入る、聞き入る、子どもたちの瞳。みんな美しく
輝いています。素晴らしいいのちのかがやきを有難う。
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紙芝居 大きく大きく大きくなーれ

2009年03月31日 | Weblog
灌仏のお参りに続いて若院によるゲームやクイズ。
藤原久子先生の紙芝居「大きくなれ、大きくなれ、大きく
なあれ!」、先生の声に子どもたちの復唱する声が本堂に
耳がつぶれるほど響きわたりました。やはり紙芝居の情景
はいいですね、子どもたちの柔らかい小さなハートが精一
杯膨らみます。
 久子先生の紙芝居は絶妙です。
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花まつり お参り

2009年03月31日 | Weblog
午前10時頃より子供たちが集まり始め、開始時間10時30分には
60人近い子どもたちとお母さん方が集合しました。
お正信偈のお勤めに始まり、法話、灌仏礼拝とお参りをいたしました。
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貝母(ばいも)と卜半椿

2009年03月29日 | Weblog
3/29(日)本日早いのですがお釈迦さまのお誕生、「花まつり子ども会」を行います。40人の子どもたちが参加してくれるよう連絡がありました。朝早く境内の花々を摘み花御堂のお飾りをいたしました。会食をする庫裏の床には貝母(ばいも)と卜半椿が掛けに挿してくれていました。会食のカレーも昨夕からおいしそうな匂いが漂っています。
 ここ2、3日冷え込んで咲き始めていた桜もストップしていますが、春爛漫の季節となりました。子どもたちがやって来るのを待つばかり。       住職
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世界の子どもにワクチンを 

2009年03月27日 | Weblog
1日4000人*。
これは、世界中で、ワクチンが無いために、予防可能な感染症で命を落とす子どもの数です。*WHO/UNICEF[予防接種白書]2006年より


京都の小さなバーで仏教をテーマとした、連続イベントを開催していることは、先日お伝えしましたhttp://blog.goo.ne.jp/manpukuzi/d/20090312
その参加費の中から、100円づつを、慈善団体へ寄付しようと考えました。
どのような団体へ寄付しよか考えた末、
「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」http://www.jcv-jp.org/vaccine/に決めました。

決定の理由は、「子どもたちの命」に直結している問題に取り組まれているからです。わずか100円づつですが、募金することで「貧困のために病気に苦しむ子ども達が沢山いる」という事実に、少なからず向き合えると考えたからです。

私は、この募金を「布施」だと考えています。布施は施しをさせていただく喜びでもあると思います。
その喜びを、子ども達の命をとおして、教えていただけると考えるのです。

ワクチンは、少ない金額で購入でき、有効な医療行為です。例えばわずか20円でポリマー(小児麻痺)のワクチンが買えるそうです。


早速「世界の子どもたちにワクチンを 日本委員会」へ電話で連絡しました。すると担当のSさんが、大変親切に対応してくださり、京都でのイベント「京都×メリシャカナイツ」が、タイアップさせていただくこととなりました。
4/7の2回目のイベントには、この委員会ご関係者もご出席いただけるとのこと!
是非、活動の内容をお聞きしたいと考えています。

因みに、京都では「都タクシー」さんが「1,000キロ走るごとにワクチン1本」という協力をされているそうです。タクシーの後ろにステッカが貼ってあるそうです。

僧侶や寺院も、こうした活動にもっと協力できたらいいなと思います。
まずは、できるところからのスタート。
万福寺の門徒さんにも、この喜びを分かち合っていただければいいなと考えています。
皆さまからいただいている「門徒会費」からワクチン1本分づつの協力ができないかと、住職に相談してみたいと考えます。


こうした行為は、「偽善?」「自己満足?」という考えと絶えず向き合います。
わたし自身も、少なからず感じます。

ブログをご覧いただいている皆さんも、ご意見お聞かせください。
(若院)
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おくりびとを観ました

2009年03月25日 | Weblog
「おくりびと」のDVDを注文しておりましたが、約1ヶ月経ってやっと届きました。早速観てみました。
 さすがに世界の映画界から高い評価を得た作品だけあってプロローグから最後まで全く隙がありません。本木雅弘、広末涼子さん夫婦の生真面目な演技に助演の山崎努、吉行和子、笹野高史さんらの重厚且つ老練な所作が相まってやりきれなく暗く成るであろうこの作品を静謐なほのぼのとした光に照らし出しています。
 主人公が元東京の人気の上がらないオーケストラのチェロ奏者であった設定も作品全体のグレードを上げているように感じました。急逝した風呂屋の女主人吉行和子に釜焚き老人笹野高史が「また、会おうな・・・」と棺の窓に声をかけるシーンがこの作品の隠し味と云えるシーンなのであろうとも感じました。
 ともあれ近いうちに本堂で「おくりびと」鑑賞会を開きたいと思っています。
 画像はおくりびとDVDのパッケージ。                                                  (住職)
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東京☆見聞

2009年03月22日 | Weblog
先日から、築地本願寺へ出向していますが、夕方からの空いた時間を使って、東京の名所をあちこち散策しました。
一緒に来ている同僚に誘われてですが、普段、自分ひとりは行かないような場所に行くご縁となりました。


初日には、浅草に参りました。ここでの一番の目的は「浅草演芸ホール」。
落語や漫才、漫談などが常時行われています。2500円で見放題!
今、人気の漫才師「ナイツ」が登場し、大満足です。でもそれ以上に面白い漫談や落語もあり、磨かれた「芸」を味わいました。


二日目は、銀座を散策した後に、歌舞伎座へ。現在の歌舞伎座はまもなく取り壊されるため、ここで見れるのも最後とのこと。それで、松本幸四郎など、豪華キャストによる芝居となっていました。
私としては初めての歌舞伎の観賞。正直、眠たい部分もありましたが、クライマックスに近づくにつれて、役者さんのセリフにも熱がこもり、こちらも感情移入してゆきました。伝統芸の持つ力の大きさを改めて感じました。

三日目は、六本木ヒルズへ。私は実は建築物を見るのが大好き。高層ビルに限らず、寺院建築も好きです。
六本木ヒルズは以前から見てみたいと思っていたのですが、今回、まじかで拝見し、あらためて「東京てすごいところだな」と思いました。
先日、このビルのオーナの森さんがテレビで「東京を今後40年で、さらに高層化させる」とおっしゃってましたが、40年後はおそらく、生きてはおられないでしょうに、すごいバイタリティだと感心しますが、少し怖い気もします。
子供のころ見たアニメ「未来少年 コナン」(宮崎駿監督)に出てくる、超高層ビルとイメージが重なります。


四日目の今日は、和田堀廟所に行く途中、渋谷で電車を乗り替えたのですが、思いがけないであいがありました。
岡本太郎制作の巨大壁画に遭遇しました。「あ!ここに納まったんだった」と新聞で見た記憶がよみがえりました。
メキシコのホテルに掲示されていた巨大壁画ですが、ホテルの解体に伴い、行方不明になっていたものが近年発見され修復されました。
この修復作業、実は愛媛県のある工場の施設を借りてなされたのです。戦争の悲惨さをテーマにしている作品で、全国から作品受け入れの申し出があった中、私はてっきり広島に納まるものと思っていました。
より多くの人に見てもらいたいとのことで渋谷の駅連絡通路になったようです。
あまりに人通りが多くゆっくり拝見という感じにはなりませんでしたが。

明日、一日、築地での任務を終えると、ひとまず、京都・本願寺へ戻ります。
(若院)

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2009-03-22 22:32:27

2009年03月22日 | Weblog
20日から築地本願寺に参っています。彼岸にあわせての境内布教のためです。
これは、築地本願寺の境内に用意されたテント内で、参拝の方々に法話をするものです。15分ごとにリレーして、午前10時から午後3時半まで続けます。
首都圏は、中四国とは違い、法話を聞くという機会は極端に少ないようです。

法話の合間には「よかったです」とか「またきます!」と声をかけてくださったり、嬉しい事もたびたびありました。



今日は、築地を離れ、明治大学のキャンパス近くにある和田堀廟所に参りました。
私も初めて知ったのですが、もともと築地にあった廟所(墓地)が、関東大震災の後、こちらに移ったそうです。
京都の大谷本廟のようなお寺です。5000の墓碑があるそうです。

昨日までの築地本願寺とは違い、墓参りの方は多いのですが、法話会会場に足を運んでもらうことは難しく、法話を始めるまでに、呼び込みに苦労しました。
こちらから参詣者休憩所に出向き、念珠の用い方など作法の練習をした後に、法話会の案内をするなどあの手この手。その内、数名は法話会会場にも来てくれました。


少ない聴聞者でしたが、その分アットホームな雰囲気となり、法話終了後も、お世話くださった仏婦役員さんも一緒にお話させていただきました。

明日は築地本願寺にもどり、境内布教の最終日、がんばりたいと思います。
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