万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

冬用戸帳

2008年09月30日 | Weblog
冬用お戸帳に掛け替えました。
このお戸帳は平成13年2月にご門主様がお立寄り
になられた時に新調したものです。宗方の菅弥生さん
がご寄付下さった立派な西陣製の宝相華紋織りです。
竪1㍍47㌢横92㌢あり、揚巻仕様になっています
。宮殿のお煤抜きが成りましたので相俟ってよく調和
がとれてきました。
 明日からお衣、お袈裟も冬用にせねば急に寒くなっ
て来ました。
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衣更(ころもがえ)

2008年09月30日 | Weblog
今朝、ご本尊さまの夏用お戸帳を冬用にお替えしました。
この夏のお戸帳は昭和63年に金華鬘と一緒に新調いたし
たものです。
 以前の華鬘は糸華鬘であったものを金華鬘にいたしまし
た。通常華鬘板に瓔珞を下げるものなのでしょうが、敢え
て七宝(金、銀、琉璃、玻璃、シャコ、赤珠、碼碯)でも
って荘厳してもらいました。おそらく全国唯一のものかと
思います。以外と渋くて落ち着いています。自画自賛です。
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酔った、酔った

2008年09月26日 | Weblog
どなたがネーミングされたのか「酔芙蓉」!

石川さゆりさんが歌う「風の盆恋歌」の冒頭に
♪♪蚊帳の中から花を見る 咲いてはかない酔芙蓉♪♪

 いろんな花がいっぱい咲いて目や心を楽しませてくれ
ます。
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酔芙蓉

2008年09月26日 | Weblog
野々江の伊倉に大きな酔芙蓉(すいふよう)の木があるので
撮影に行きました。案の定、今を盛り咲きこぼれていました。
 撮影をしていると伊倉の国貞ミツカさんが通りかかって
声をかけて来られました。
 「朝、散歩する時は白い花なのですが、ピンクなのです
ね!」と不思議そうに話される。
 「だから酔芙蓉と云うんですヨ」とお話すると「ムウン?」
「朝は白くてお日様が上がってくるとお酒を飲んで酔ったよう
にピンク色に染まるから酔芙蓉と呼ばれているんです」とお話
すると分ってくださいました。
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彼岸花群生

2008年09月26日 | Weblog
野々江の砂塚に彼岸花が群生していました。
黄アゲハチョウが蜜を吸っていました。
 このように彼岸花の球根を土手に植えると
彼岸頃に鮮やかな風景が現出するのですが、
どんなものですかねエ・・・・、
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白花彼岸花

2008年09月22日 | Weblog
 この一輪だけ咲いた白色彼岸花は寺の庭に咲いたものです。
今冬造園した時に庭師の西原さんが鉢植えの「白花彼岸花」
を下さり庭に植えていたものが矢張り彼岸の入りに一輪咲き
ました。来年には2、3輪咲いてくれるでしょう。
 赤花も白花も花が先きに咲いて葉は後から出てくるのが「
彼岸花」の特徴です。
コメント (2)
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曼珠沙華

2008年09月22日 | Weblog
 赤い花なら曼珠沙華、オランダ屋敷に雨が降る、
戦後の幼い頃、意味もよくわからずに歌っていました。
 彼岸花は「曼珠沙華」とも呼ばれていることは誰でも
知っていることですが、『牧野 新日本植物図鑑』には
「ひがんばな(まんじゅしゃげ)」と表記されて、白い
花の項には「しろばなまんじゅしゃげ(しろばなひがん
ばな)」と表記されています。
「曼珠沙華」は仏典にしばしば出てくる花なのですが、
中村 元博士の『仏教語大辞典』には「如意花、檻花、
柔軟花などと漢訳する。白色柔軟でこれを見る者はおの
ずから悪業を離れるという。天神が意のままにこの花を
雨のように降らせると考えられる天界の花。日本では彼
岸花をさす」とあります。
 仏教の本来の意味から云うと白花の方ふさわしいと思
われますが、彼岸花と聞けば通常燃え立つような赤色を
連想します。
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彼岸花

2008年09月22日 | Weblog
 秋の彼岸が来ると必ず彼岸花が咲きます。明日は中日、彼岸花を見に
行って来ました。側に近寄って見ると益々感動します。
 メラメラと燃え上がる炎(ほむら)、色も形も炎です。この花を死者
のいのちと云いますか、怨念が燃え上がる花と秘かに思われて来たので
しょうか。
 先日東京から来られた「丸山真男手帳の会」の方々の会話の中に昔、
死者を水田の畦深く葬っていた地域と時代があって彼岸花はそのことと
結びついて思われて来た云々のお話があり興味をそそられるものがあり
ました。
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秋彼岸法座

2008年09月18日 | Weblog
今日9/18、秋季彼岸法座を午後1時から営みます。
講師は上島町岩城太平寺の若院さん深水健司先生がご出
講下さいます。
 法座が終わった明日から報恩講のお取越しのお参りを
口総谷条組から始めます。12月上旬までお参りが続き
ますが、どうか宜しくお願いいたします。

画像は昨日送ってこられた仏教エスペラント連盟の機関
誌『LA JAPANA BUDHANO』342号です。
亡父三智の認めた『柴山全慶 生涯と業績』(エスペラント文)
が再録されていました。山口真一氏の訳とともに掲載されてい
ました。柴山全慶老師は南禅寺の管長を務められた方で日本
仏教エスペラント連盟の草分けの方でもあられます。秋彼岸を迎
えて味わいの深いものになりました。
コメント (1)
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祭りと一遍会

2008年09月14日 | Weblog
昨日は大三島の各集落氏神の祭礼が行われました。
各集落ともそれぞれ趣向凝らして賑わいを見せておりま
した。
 3月頃に松山の一遍会事務担当の三好さんからのご依
頼を受け、6月からの何案もの中から9/13を選んで
おいたのですが、祭礼と重なるとは思っていませんでし
たが。参加された会員のみなさん丁度神輿行列出くわし
島の祭りを見ることも出来てよかったと、喜んでおられ
ました。
 本堂でお話させていただいた要旨は一遍上人の『聖絵』
に、永観2年(984)に三島社へ性空上人が叡山の湛延
阿闍梨と同道参詣されている記述についてお話させていた
だきました。天慶乱頃の空也上人の伊予への巡錫と永観前
後の性空上人の来錫は伊予国の精神風土に多大の影響残し
ていることを眼目としてお話したつもりです。
 一遍会の方々はその後大山祗神社、村上三島記念館、村
上水軍記念館、耆老山展望台と盛沢山の行程で帰着は相当
遅くなられたのではないでしょうか。
 でもいいご縁でした。私も忘れかけていたことを思い起
こすことができて、つまっていた一つの回路が流れ始めたよ
うです。

 写真は口総盤石八幡(いわくらはちまん)への参道、横
道にかがりのたきものの準備が見えます。口総の祭りのク
ライマックスは参道や諸方に点火される「かがり」にあり
ます。
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