万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

しまのわイベントの感謝状

2014年10月31日 | Weblog

              

 このような感謝状が本日「しまのわ」事務局より届けられました。先日のサイクリング国際大会で「瀬戸内しまのわ1014」のイベントが終わり拙てらで8月31日に開催した「、しまなみ落語 まんぷく寺寄席」実行委員会に対して感謝状が贈られたのです。このしまなみのいイベントの一環となり多少なりともご協力出来たことを喜びたいと思います。  さて、来年はどのような企画になりますか、楽しみにお待ちください。         

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10月29日 香川県より団体でご来山

2014年10月31日 | Weblog

    

 午前10時30分香川県の浄土真宗興正派の西讃教区寺族婦人の方々24名がご参詣になられました。生憎住職は法務で不在をしていましたが、若院、坊守、若坊守と唯南が対応してくれました。                                                     

 その朝、丁度良く野々江の総代大内博三さんが例年のように丹精込めて育成された大輪や懸崖の菊を何鉢も献供下さり、遠く讃岐からご来山の方々をお迎えするのに格好のお飾りとなりました。

 

                

 

    

 

                      

 

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サイクリングしまなみ(瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会)  

2014年10月26日 | Weblog

                    

 

                                                      

本日10月26日(日)、“瀬戸内しまのわ2014”博覧会の最後を飾る大イベント“サイクリングしまなみ”が本日開催されました。快晴とはいきませんが薄曇りの中を何千という自転車が島内を駆け抜けて行きました。それぞれの力量に応じて何コースも設けられているのですがいずれにもせよ、出発点の今治、尾道からの最長地点が大三島ですから大三島を周回していたサイクリストたちは上級の人たちだったのでしょう。アップダウンの多い大三島の県道を力強く走らせていました。総参加者8000台であると云うことです。しまなみ海道の車両専用ハイウエイをam6よりam12までサイクリングに解放してのサイクリング大会でした。

 

                  

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深まり行く秋

2014年10月17日 | Weblog

         

                 炉開き椿 9月下旬頃から咲き始めています。

夏から秋にかけて各地で自然災害による痛ましい犠牲になられた方が多くおられます。心よりお悔やみを申し上げます。いずれもいずれもまた遇う世界があることを心の奥に持たせていただいて1日々々を大切に生きて行きたいものです。

 野や庭の花々は異常気象にかかわらず、静かに静かに忍んで忍んで咲いています。感動的な生き様に思わず手が合わさります。

   

       矢筈萱(やはずかや)の尾花

 

                                                 

     山茶花 さらさ咲き

 

                                                     

          杜鵑(ほととぎす)

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徳正寺の華燭の典儀

2014年10月13日 | Weblog

昨日、台風19号が沖縄辺にあって本土を伺う中を、三原市大和町大草の徳正寺では次女朋子と同寺の後住となる斉藤俊平さんとの婚礼が行われました。同寺の現住職は私の末弟尊丸(唯生)が勤めさせていただいております。そのようなこともあって万福寺の寺家族全員が列席いたしました。広島十日市の姉理子家族、奈良の弟綜丸家族とも久方ぶりに会することが出来て賑々しくなりました。朋子さんの結婚が従姉弟たちの最後の結婚式となることでもあり従姉弟も全員集合していました。

         

                                  

  徳正寺の後住となる俊平さんのお生まれは北海道上川郡鷹栖町とのこと随分と遠路です。二人は京都中央仏教学院での修学中にご縁があったとのことで媒酌を勤めて下さったのは両人を知る中央仏教学院の大八木正雄ご夫妻、司婚は迦羅羅塾の藤田徹文師がおつとめ下さいました。               

 披露宴会場は徳正寺から至近の広島空港にあるフォレストヒルズガーデンで行われ、華やかにも心に残る宴でした。

               

                両親へ花束を贈る

 

                                             

                                             万福寺の孫全員集合

 台風の気配を感じつつしまなみ海道を車を走らせて20時頃帰山いたしました。北海道からの斉藤家の方々飛行機はフライトしたのか否か如何、

  

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10/10、早朝の月

2014年10月08日 | Weblog

                    

 

 10/10、午前5時50分暁鐘を突くべく境内に出てふと西の空を仰ぎ見ると暁の月が浮かんでいました。15夜から2日後の月ですがまだ満月と云っていいほどの円相を保っていました。急いでカメラを持ち出して撮影しておきました。                           一昨夜の皆既月食の大騒ぎをよそにすまし顔の暁天の月でした。朝の月も風情があります。                                                     15夜の月から云いますと今日は3日目になりますが、今朝の月は矢張り17夜の月なのでしょう。「立待ち月」とも「かのう月」とも呼ばれています。             

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10/8 皆既月食

2014年10月08日 | Weblog

            

一昨年にもあった皆既月食が今宵も見れました。7時前頃にカメラをセットして撮影を試みました。孟秋の満月が神秘的に欠けて行きます。7時30分頃に皆既月食となりましたが、お月様はほんのり赤く見えていました。秋の夜の天体ショウを家族で満喫しました。

 

           

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10/6、浄国寺仏婦来山

2014年10月06日 | Weblog

               

10月6日午前10時30分、広島市安佐北区安佐町の淨国寺さんの仏婦の方々27名がご住職とご参詣になられました。過日安佐北、安佐南地区は未曾有の豪雨に見舞われ大災害が起こった地域なのですが、安佐町辺は被害はなかったとのことです。淨国寺の坊守と当山の若坊守とが従姉妹と云う関係がご来山のご縁でありました。皆様瀬戸内の島の寺に来られて感慨深そうにお参りになられていました。

 

               

     若院の法話                庫裏でのくつろぎ

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10月の法語

2014年10月01日 | Weblog

           

 

 9月27日、御嶽山が突如として噴火、1000人近い(?)登山者が噴火口近くで噴石灰を浴びて多くの犠牲者が出ております。 水蒸気爆発のようで、これは予知が難しいとのこと、痛ましい自然災害に絶句いたします。

 今日はもう10月、「法語カレンダー」を一枚めくりました。梅原眞博士のお言葉があげられています。

  たゞ 念仏せよ 念仏せよ

    大悲回向(だいひえこう)の

      南無阿弥陀仏     梅原眞(うめはらしんりゅう)

お念仏を申させていただきましょう、たゞお念仏を申させていただくばかりです。                                     阿弥陀如来様があなたを救わずにはおれないと云う大悲大慈から南無阿弥陀仏のみ名(名号)となって私に寄り添い、呼んで下さっているお念仏を申させていただきましょう。 

 梅原眞先生は明治18年のお生まれで昭和41年にご往生になられています。大正の初め頃から龍谷大に講ぜられ、臨済大学、富山大学などでも講義をもたれました。仏教文化研究所として「顕真学苑」を創設され、仏教伝道に献身されました。                  私が二十歳頃、龍大講堂でのご講演を拝聴したことがありますが、矍鑠として自信みなぎるご講話が今も耳底にあります。

 『名法話講話撰集』第15に収録の梅原先生の講話「みちびかれて生きる」から親鸞聖人のお念仏の受け取り方の特徴を次のように語られています。少し難しいご講話ですが、味わってみて下さい。

 親鸞聖人のみがきあげられた手法はいろいろありますが、いま重点的にとりあげてみると、二つあります。                    一つには「専修念仏」より「正信念仏」への開顕(かいけん)であります。これは行文類から信文類をひらいて、行の中に信をおさめた念仏を行信の二つに別開して、唯信の大道をみがきだされたことであります。                          二つには「念仏往生」より「念仏成仏」への開顕であります。これは信文類(しんもんるい)に直接して証文類(しょうもんるい)を示し、信心には即時に正定聚(しょうじょうじゅ)の位にさだまることをしめされました。 したがって往生する端的に涅槃(ねはん)の証果(しょうか)をひらくことを明らかにせられました。

 

 

 

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