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白衣観音 巳桐作
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野仏 巳桐作
昨日5/26で青木巳桐さんの彫刻作品とそのご夫君根元土龍氏遺作展が終わりました。25日は降誕会法座の日でしたから大
勢の方が観覧されました。昨日も終日、ご遠方からも三々五々観覧に来山されていました。
ほとんどの作品がお二人が住んで居られた北海道函館で製作されたもののようです。ご夫君が他界された後はこれらの作品を抱え
て山梨、京都、松山とお仕事の為に転居され現在大三島の万福寺の近くにお住まいなのです。
お庭の見える格好の展示場をお借りできて大変嬉しく思います。亡き主人も喜んでくれていると思います。と、巳桐さんは嬉し
さを話されました。
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土龍作品 ポプラ材を大鑿で製作した多面体の熊の表情は可愛いです。
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巳桐作品 仏像と裸婦像が混然と製作されています。
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土龍氏は函館に薪窯を築いて陶芸に2年間集中されたのだそうです。その時の作品、
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昨日(25日)親鸞聖人ご誕生法座を営みました。快晴にも恵まれ、玄関ホール、庫裏廊下には青木巳桐・根本土龍夫妻の彫刻
展もあって早くから大勢の方がご来山されました。「節段説教」の芦原理江(あしはらみちえ)先生の法縁に遇をうと遠く松山市
や広島市からも聴聞に来られていました。
当山での節段説教(ふしだんせっきょう)は60年振りだと思います。私(住職)の小学校の頃以来のことです。それもこの高
座に女性布教使が上がられるのは初めてのことです。
芦原先生は澄み切った大きな張りのあるお声でとうとうと語られ、お聖教の御文には節を付けられて引声(いんじょう)されま
した。お説教中に引かれた御文は親鸞聖人のご和讃をご讃題にされてご法話を進められました。
罪障功徳の体となる
こおりとみずのごとくにて
こおり大きにみず多し
さわり多きに徳多し (高僧和讃、曇鸞讃)
第十八願の御文
たとい、われ仏を得たらんに、十方の衆生、至心信楽(ししんしんぎょう)して、わが国に生ぜんと欲(おも)いて、乃至十念(ないしじゅうねん)せん。もし生ぜずば、正覚(しょうがく)を取らじ。ただ五逆と誹謗正法(ひぼうしょうぼう)とを除く。
尊号真像銘文のご文
「唯除五逆誹謗正法」(ゆいじょごぎゃくひぼうしょうぼう)というは、「唯除」というはただ除くということばなり、五逆の罪びとをきらい、誹謗(ひぼう)のおもきとがをしらせんとなり。このふたつの罪のおもきことをしめして、十方一切の衆生(しゅじょう)みなもれず往生すべしとしらせんとなり。
以上の3種のお聖教からのお言葉に節を付けて引声されました。このように抑揚がつくとお言葉が一層生き生きと耳に響いてくることを再発見いたしました。
芦原先生のご法話のテーマは「唯除」(ゆいじょ)にあったのですが、先生の高校時代の厳しかった御尊父の真実の愛を知った時の感動を語られたお話は一同涙せずにはおれませんでしたが、
この例話を通して如来さまの私たちを思うギリギリの思い、あんちょこな処に腰を掛けさせまいとする徹底した救済の論理をお聞かせにあずかったことです。
会食後アトラクションとなり、
1、宗祖降誕会 全員で唱和(住職指導、エレクトーン伴奏
2、フラダンス 仏婦役員、坊守、若坊守、飛び入り若院 (指導仏婦藤原会長さん、衣装を作って下さった山田さん有難うございます。
3,汽車ぽっぽ 全員でゲームソング
4、バラの折り紙 ご講師芦原理江先生 1枚の折り紙から見事なバラがうまれます。70回折りなので一寸マスター不可能です。羽の動く鶴は出来そうです。他に蓮の花も・・・たのしかりき。
5、花は咲く 全員 テレビでいつも聞いてはいますが、歌ってみると難しい歌です。
6、しんらんさま 全員で唱和
このようなプログラムでさわやか一時でありました。また来年をお楽しみに、
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仏婦役員、坊守、若坊守によるフラだんす。途中から若院も飛び入りで大喝采!
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ご講師の芦原先生の折り紙ショウ。1枚の色紙がバラに蓮に、驚き感嘆!
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5/24,25,26 の3日にわたって万福寺玄関ロビーと庫裏で彫刻展を開催いたします。
万福寺の上隣の空屋に一昨年より住んでおられる青木巳桐(あおきみと)さんは彫刻家です。ご夫君は故人となられていますが根
本土龍と云われる方で矢張り木彫を主とした彫刻家であられました。ほとんど北海道でご活躍で北大の美術科の講師もされておら
れたのですが亡くなられた後、青木(根本)巳桐さんはいろんなご縁から大三島に住まわれるようになられたのです。
この度、宗祖のご誕生法座に青木巳桐さんご夫妻の彫刻展を開催することになりました。
仏像や熊、婦人像などノミで彫り出された像が今並べられています。このような芸術作品を側に寄って見ることも又とないこと
でしょう。お誘い合わせてご観覧ください。
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来る、5月25日(土)午前10時開座で親鸞聖人ご誕生(降誕会ごうたんえ)法座を開催いたします。
この度のご法座には熊本県より芦原理江先生がお越しくださることになっています。芦原先生は節段説教(法話に節を付けて語
り、聞く人の耳にこころよく聞けるようにする手法)の数少ない継承者のお一人で、現在最も高い評価を受けておられます。マイ
クなしでビンビン響くお声なのでどなたでも難なくお聞き出来るとおもいます。
にこやかで明るくてまだ40才にもならない方ときいております。どうか楽しみにお参り下さい。万福寺の高座でのご法話は6
0年振りくらいにもなるでしょうか。
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群れ咲く「やまぼうし」、抜けるような群青の空、
夜来雨の音がしていましたが暁鐘の頃から雨はおさまり、6時過ぎには今年一番と思うほどの紺碧の空となっていました。その
青空に向かって「山法師」の花が雨の滴をたくわえて輝いていました。なんと!こんなに山法師が花を付けたことは今までなかっ
たことです。思わず感動、朝の光の中の山法師を撮影しました。心の中が嬉しさの充足感に満ちました。
やまぼうしは「みずき科」で、山茱萸(さんしゅゆ)も、先日アップしました「はないかだ」(花筏)もみずき科です。
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連休の後からいただいていた椿の苗木を鉢で育成していたのですが、大きくなってきましたので庭や境内に路地植えすることに
しました。70鉢くらいありますから一寸大変な仕事なのですが、坊守と二人で植えおえました。元気に育ってくれればいいので
すが、
椿の名前が不明となっているものが数鉢ありますので今後のことを思って名札を新しくして枝に下げるようにしました。椿など
を下さった園芸をされている今治の藤原さんの奥さんに教えていただいて「ネームランド」(カシオ製)で名札をつくることにし
ました。このネームランドは優れものです。印字が雨や泥で消えないのが有難いです。
一昨日から蘭の植え替えに入り、寒蘭、春蘭と植え替えをしました。根をさばいて株分けもしますからは蘭鉢が倍以上になりま
した。もし、興味のある方がおられましたら差し上げますからお申し出ください。
寒蘭や春蘭の東洋蘭は決して花やかな蘭ではありませんが、清楚ですっくと立つ容姿(寒蘭)に惹かれるものがあります。反対
に春蘭は低い濃い翠葉の下に密かに咲いている姿も好感があります。
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今、二人静(ふたりしずか)の白い花穂があちこちの木下に咲いています。一人静の今年の紹介は4/1日でしたから、二人静
の開花は1ヶ月以上も遅いことになります。一人静よりも葉っぱも大振りで花穂も2~5本あります。二人静もそれはそれで趣が
ある草花ですが、一人静の凜とした可憐さ、そして静謐感には及びません。
両草とも「せんりょう科」の植物で一人静は別名「吉野静」とも「眉刷(まゆはき)草}と呼ばれているのに対して二人静は
「早乙女花」、「つきぬ草」とも呼ばれていて矢張り雰囲気が違っています。
両方とも50年近くも前に、大三島の山に自生していましたと、鉢植えにしたものをいただいたものを庭に植えたのでしたが、
今では昔から自生しているかの如くにあちこちに生えています。
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5/7日から作業が始まった向拝の柱・梁などの汚れを落として磨く施工が昨日で終わりました。下部の部分ならば寺の者たち
で出来るのですが、柱の上部や梁の部分は足場がないと脚立だけでは届きません。矢張りプロですねェ、丁寧に丁寧に磨き上げて
下さいました。足場も撤去されて輝きが余計に現出して来ました。