万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

岡山中学校同窓会

2006年07月29日 | Weblog
昨夕、岡山中学校を昭和33年に卒業した、しまなみ海道沿いに居住している者を中心とした同窓会を開催いたしました。19名の参加があり旧交を温め、それぞれの人生を慰めあいました。
 岡山中学校は昭和22年に6、3制の義務教育の実施で開校された中学校です。昭和46年に大三島中学校として統合されるまでの24年間の歴史でしたが20年代30年代前半までは生徒数5、6百人も居る大きな中学校でした。その跡地は現在「楠風園」(老人施設)が移設されています。
 自分の体の健康が思わしくなかったり、親御さんの介護などで来れない人もいたりで19人集まりました。50才代に行った時とは随分と雰囲気が違うものだと感じました。それはそれでいいことと納得いたしました。
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コンクリート打ち込み

2006年07月27日 | Weblog
九州、四国にヤッと梅雨明けが宣言されました。遅れていたコンクリートの打ち込みが湿度の高い今朝から始まりました。今日の打ち込みはベース部分です。この後、立ち上げの型枠が組まれて立ち上げ部分の生コン打ち、防水シート、地下フロワーの仕上げと続き、本堂廊下や付属棟の基礎工事へと進むのだそうです。
 梅雨明けの何とも不快指数の高い中ご苦労をおかけすることです。どうか事故のないように。
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バンコクの生活

2006年07月26日 | Weblog
昨日、今治にお住まいのKさんのお宅にお参りに行きました。Kさんのご長男家族はお仕事の関係でタイのバンコクにお住まいです。アフリカのナイロビにも5,6年勤務されていて数年前からバンコック勤務となられています。
 「タイはいい国です。仏教を精神的基盤とした王国で非常に親日的で国民がおだやかです。治安は今の日本よりはるかにいいと云えますし、教育も真の意味での教育が行われていると云えます。それは物質面や経済面からは日本の方がはるかに上であることは云うまでもないことですが、これから先の日本を考えますと何とも云えません。」と率直にお話くださった。
 墓参の後、Kさん宅のお内仏に家族そろってお参りいたしました。「お正信偈」をおつとめいたしましたが、外地育ちのお孫さんたち(17才、14才、12才)も一生懸命にお唱えされたのには感動的でした。ご法話はバンコクでもしばしば耳にされたであろうパーリー語の3帰依文について少しだけお話いたしました。
「ブッダン サラナン ガッチャーミー。ダンマン サラナン ガッチャーミー。
サンガン サラナン ガッチャーミー」(仏につつしんで帰依いたします。法につつしんで帰依いたします。サンガにつつしんで帰依いたします)やはり耳にされていてご法話をよく聞いてくださいました。ありがたし。
 Kさんご夫婦は長男家族が外地ばかりに生活しているので日本の心が養われないのではないかとの深い心情からこのような仏事を行われているのですが、今回で2回目になるのです。ご家族が心を一番大切に思っていられることに敬服しますし、ご長男ご夫婦もそのことに心をついやされていることが伝わってまいりました。
心なごむご法縁でした。南無、南無      (住職)
 蘇鉄の花の写真はバンコクとは関係ありません。拙寺境内のものですが、珍しく双頭の花が咲いています。こんなのは初て見ます。
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託された過去と未来

2006年07月21日 | Weblog
広島平和記念資料館から「託された過去と未来」題されたリーフレットが送られてきました。昭和20年8月6日広島に投下された原爆を被爆し、死去した私(住職)の兄の着衣を昨年7月に資料館へ保管を依託しました。兄は私とは10才違います。兄は13才、崇徳中学1年生でした。それでも学徒動員令で作業に従事していて被爆し、常葉橋近くの土手に横たわっているところを懸命に捜索してくれた叔母家族の手によって発見され、廿日市の家において7日の深夜絶命したとのことです。最後の着衣を亡母は大切にし、あまり家族にも見せることはありませんでしたが、このたび原爆資料館の方へ依託させていただきました。兄の着衣も含めて最近依託された資料をこの1年企画展示するとのことです。資料館へ足を運んで下さる方があればあれば大変嬉しく思います。あれからもう61年も経つのです。が、幼かった私の心底に刻み込まれた兄と原爆の深い彫りは薄れることはないようです。                                  住職記
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梅雨未だ上がらず

2006年07月20日 | Weblog
数日前に蝉が鳴いたから梅雨が上がったのだろうと、云ってしまいましたが昨日来雨が降り続いております。日本列島が豪雨にみまわれて、各地で被害甚大。
瀬戸内海の中心部は比較的雨量は少ないようですが・・・・。どうも軽はずみなことを云ってしまい申し訳ありません。
 
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ウエルネス高校大健闘!

2006年07月19日 | Weblog
大三島南小校舎を利用して設立された日本ウエルネス高校野球部が昨日(18日)今治市営球場でシード校の川之江高校と対戦した。ウエルネス校は全員1年生部員ながら健闘して5対1で破れたものの来年、再来年へと期待される戦いぶりであったと云えます。緑の村球技場も賑やかになるでしょう。
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ご本尊台座

2006年07月18日 | Weblog
 昨日、野々江の藤原藤子さんが北陸の金沢へ嫁しているご息女家族とともに四恩堂へお参りに来られました。四恩堂へのお参りの後、庫裏の仮本堂へお参りなられました。
 ご主人は金沢の中学校の校長先生です。ご本尊に丁寧にお参りをされて、しばし無言でご本尊さまに見入っておられました。
 「素晴らしいご本尊さまですね、台座も素晴らしい作りですね・・・、お内陣に安置されている時から素晴らしいご本尊だと感じていましたが、お側で拝見するとやっぱりすごいですね、」と感嘆の声で申されました。
 金沢は金箔や塗りもの、彫刻など伝統工芸の町。その中で生まれ生活されている人の鋭い感性を感じました。「来年の本堂完成を楽しみにしております」と云って帰ってゆかれました。車で金沢へ、孫女は夜行バスで東京へと。
 記録によりますと、この台座は大正2年に新調されたもので寄進者名は「門徒中」とありますから全門信徒のご報謝によっていることが知られます。(住職)
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鉄筋組検査

2006年07月17日 | Weblog
昨日は亀山建設の設計士山田さんの検査がありました。本日は万福寺建築委員会の建築部長菅眞司さんが検査されました。いずれも設計図通り組まれていることが認証されました。
明日お天気が良ければコンクリート打ちの作業となるでしょう。
 写真は検査の模様、菅眞司さんと森内監督。
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鶴姫祭り

2006年07月14日 | Weblog
矢張り梅雨が明けたようです。昨日今日と真夏日です。
 16日(日)にわ大三島宮浦で夏のイベント「鶴姫祭り」が開催されます。
鶴姫祭りには宗方地区の伝統ある櫂伝馬競争が行われます。3年前に新しく櫂伝馬が新調され沢山のチームが各地より参加して競争が行われます。
 この3捜の櫂伝馬を製作されたのは宗方の渡辺靖さんです。その助手を菅眞司さん(本堂建築委員会の建築部長)がつとめられました。大三島での最後の木造船になるでしょう。
 7/23日には上浦町でイベントがあり毎週花火大会で賑わいます。
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初蝉

2006年07月13日 | Weblog
今朝も薄曇り。ふと蝉の鳴き声に気が付きました。(ニイニイ蝉のようです)蝉が鳴くと梅雨が上がったのだとこの地方では昔から云われてきました。いままでの経験からほぼ間違いありませんでした。この薄曇りは台風4号(ビリス)の影響なのでしょう。
 朝の鐘を撞いて散策していると「木槿」が咲き始めていました。その傍に黄揚羽が羽を広げて無心に眠っていまた。ソッと一枚撮影しました。ストロボを発光しても眠っていました。快いのか、疲れているのか?これから木槿が毎朝楽しませてくれる季節です。
 本堂の本体部分の基礎鉄筋組は昨日で終わったようです。土曜日に亀山建設と建築委員会の検査があって来週にコンクリート打ちだそうです。
 私の目から見ると大層頑丈な鉄筋組だと思います。蒸し暑い中での作業ご苦労さまでした。小笠原建設さん! (住職)
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