![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/01/348df914cc994f845bd1b2026092eeea.jpg)
上棟式勤行
12/12(月)、今日は坂出市林田町西招寺さんへ早朝発って参りました。西招寺(さいちょうじ)は拙寺の次男恵真夫婦が一昨年より入寺して住職を務めさせていただいている寺です。(9月に営んだ秋彼岸報恩講法座の講師として来てくれました)朝10時より当寺の庫裏の建物と住職居住棟との上棟式が行われるので坊守と出向いたのです。
数年前より境内並びに建造物の整備事業計画がたてられ進められて来た最後の事業が庫裏などの改築事業なのです。
開式には少し遅れて着きました。柱や屋根組がされているその下にご絵像が奉安されたその前で住職(恵真)、前住様、清立寺様による読経が始まっていました。総代さん、建築委員さん、世話人の方など約40名列席されての式が進められました。
棟梁さんによる棟木締めの儀、隅餅棟餅(すまもちむなもち)が総代さんと住職によって捲かれて無事上棟式が終わりました。来年の5月頃完成予定とのことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/23/58/7247aaf27167c31ab212389e0972f276_s.jpg)
棟木締めの儀
既に修復された鐘楼と山門を見せてもらいましたが立派に修復されていました。もともとが立派な建物だけに風格のある姿に修復されています。
また、境内の周囲にめぐらされている土塀の基礎石は黒曜石(サヌカイト、土地の人はカンカン石と呼ぶ)が使われていて珍しいものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/97/f5ff495dc96c8daf4c2f182a3d8a39c3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/64/a6/c93cd48682d1d95679d6c8f45d62169c_s.jpg)
修復された山門 山門と鐘楼
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4c/51/d2d35fbd7d1754f57a3ea36e0ff8add7_s.jpg)
サヌカイトの土塀礎石
法然上人の讃岐への流罪に起縁して草創されたと云う言い伝えがあるそうで、江戸初期の頃浄土真宗に転宗した歴史があるようです。
恵真夫婦がご門徒の方々と親しく支えられていることを垣間見れて嬉しく思いました。坂出の方へ行かれることがありましたら寄ってやって下さいませ、喜ぶことでしょう。坂出市の東部に位置する林田町です。