朝から家の周りが騒がしくなってきた。
今年も来たか。
ウチのすぐ横に田んぼがあるんだけどね。
ここで毎年、近くの小学校の5年生が田植え体験をしてんのよ。
その軍団が歩いてやってきたようだ。
近くの小学校の5年生といえば、息子(11歳)も含まれている。
毎年なんとなく見ていた光景だけど、遂に息子が参加する日がきたか。
早いものだな。
せっかくなので見に行くことにした。
こういう行事だから他の父兄も見にくるのかな?
と思っていたけど、誰もいない。
先生と、広報部らしい母親が2人、あとは田んぼを取り囲むように田植えを教える方々がいる程度。
こりゃあんまり堂々を見ていられる雰囲気じゃないな。
見てたって怒られはしないだろうけどさ。
このご時世、いい歳した男が小学生をジロジロ見ていたら、確実に不審者扱いされてしまう。
せめて横に愚妻がいてくれれば印象が全然違うだろうけど、今日は一人きり。
怪しさ倍増だ。
ましてやボクはビデオを撮りたいのだ。
真っ昼間に小学生の集まりをビデオ撮影している、いい歳した男。
通報レベルだろう。
なのでこっそり見学しましたよ。
ビデオもやめておきましたよ。
建物の陰からこっそりと身を乗り出して田んぼをみる。
張り込みをしている刑事気分だ。
この姿を見られたら余計に怪しまれるだろうけど、そこは仕方ない。
もし見られても大丈夫なように、常に微笑みを絶やさなかったけど、あれは正解だったのか。
小学生見ながらニタニタしていて、不審者感が増しただけだったのかもしれないな。
しかし5年生が200人いる上に、ちょっと遠いから、なかなか息子を見つけられない。
しばらくして息子の友達を発見し、その近くにいるはずだと目を凝らし、ようやく発見。
息子の方もこちらに気づいて手を降っていたので、無事に親子の交流が出来ましたよ。
でもビデオ撮れなかったのは残念だ。
これでも一応授業中だから、ビデオなんて撮るのは良くないだろう。
それでも家の横で田植えをしているのに撮れないのは無念だ。
もっと父兄がいてみんな撮ってたら撮りやすかったんだけどなぁ。
父兄に場所を告知して見学にくるようにしているイベントじゃないから知らない人も多いだろう。
次は稲刈りの時かな。
その時は周りにボクがいっぱい告知して、父兄だらけにしておくようにしよっと。