MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

ぽろぽろ

2017-09-19 | Weblog
悪さをした息子(9歳)を怒った。

息子を怒るのは日常茶飯事なんだけどね。
毎日のように怒っている。

でも今日のは3ヶ月に1度くらいの強烈な怒りを披露した。
息子が泣くほどの叱り方だ。

波平さんだったら「ばかもーん!」と叫んでいるだろう。
ボクもそう怒ってみたいとこだが、普段言い慣れていない言葉を急に言っても違和感しかない。
なので普通に怒り続ける。

涙がツ〜ッと流れてくる息子。

しかし泣いたくらいで終わるわけにはいかない。
息子を立たせたまま、まだしつこく怒り続ける。

と、その涙。

頬をつたって下がっていったかと思うと、急に進路を変えて鼻の中に吸い込まれていったではないか!

え?
鼻から息を吸い込んでいるような感じもなかったのに、何で急に鼻の中に!?

やばい!
笑ってしまいそうだ!

笑いをこらえて言葉が出てこない。
元々、キレて怒っているわけではないので、たいした事でもないのに笑いがこらえきれなくなってしまった。

まずいぞ!
ここで笑ってしまったら今までの怒りが台無しだ。

が、笑っちゃいかんと思えば思うほど笑いがこらえきれなくなってくる。

慌てて顔を手で覆い、下を向く。
情けない…。
というような演技で誤摩化すが、その顔は完全に笑顔だ。

ここから顔をあげて立て直せるか?
顔をあげた瞬間、息子の顔を見て吹き出してしまうかもしれないぞ。

なんて考えていると

ぶふぉっ!

と思わず吹きだしてしまった。

ぶふぉっ…うぉおおん!!

咳払いを装って誤摩化す。

結局再び怒る事は出来ず、「これからはちゃんとしろ」という言葉を絞り出すのが精一杯でしたわ。
まだ序盤だったのになぁ。
鼻水にやられてしまったよ。

どうせまたしばらくしたら激しく怒る事あるだろうから、その時はあまり顔を見ずに怒るようにしよっと。

少年の本

2017-09-13 | Weblog
とあるホールに行った。

ロビーを歩いていると、イスに座って熱心に本を読んでいる子供がいる。

小学校5年生くらいかな。
勉強してんのかな。
えらいな。
何気なく、その本を見ながら歩いていると…

本のタイトルを見て、思わず足が止まってしまった!

「チーズ図鑑」

なにそれ!
しかも結構分厚い本!

小学5年生の彼が読むような本じゃないでしょ!
しかもホールのロビーで。

でも彼はこちらを気にする事もなく、熱心に読んでいる。

図書館が併設しているホールだから、そこで借りてきたのかもしれない。

それにしても気になる。
本の中身にも興味あるし、なによりこの少年にも興味がある。

どういう人だ?
かなりのチーズ好きなのか?
将来、自分でチーズ作りをしようと思っているくらいのチーズマニアなのだろうか。

もしくは学校の宿題でチーズについて研究しなくちゃいけないのかもしれない。
考えにくいが、ありえない話ではない。

聞いてみたいなぁ。

「ほほぉ。チーズ図鑑ですか」

とでも言って話しかけてみるか?

いや。
まて。
ロビーでチーズ図鑑を読んでいるような彼だぞ。

ボクも同じ趣味だと思われ、チーズ談義になってしまったら何にも言い返せない。
チーズの種類なんて、6Pチーズくらいしか知らないもんね。
6Pチーズの赤いテープを引っぱって銀紙を剥がす時って、この歳になってもちょっとワクワクするんですよ。
なんて会話をして終わりだ。

マニアックなチーズ談義やチーズの歴史については全くついていけない。
今までチーズについて考えた事すらなかったよ。

結局少年に話しかける事はなく、そのまま通り過ぎましたよ。

いつかまた彼に会った時のために、チーズについて勉強しておくことにしよう。

名前

2017-09-09 | Weblog
劇団水中花さんの公演の撮影に行った。

公演って言っても普通のお客さんに見せるやつじゃなくて、中学校から依頼されて中学校で上演するっていう公演。

一昨日は会場である体育館でリハーサルをするというので見学に行った

ら…

どこからか、息子(9歳)を呼ぶ声が聞こえてきた。

ん?
こんなとこに息子が来ているわけないけど…

と思ったら、練習をしているステージのほうからだ。

どうやら役名が息子と同じ名前らしい!

しかも、主役級の人の名前だから結構連呼される!

気になって仕方ないぞ!

息子とは似ても似つかないかっこいい青年だし、もちろん息子とは全く関係ない人だ。
呑気な顔して「ドラゴンボールのプラモが欲しい」と言っている息子と、進路に思い悩むこの青年とは全く違う。
でも毎日のようにボクが連呼している息子の名前をこんなとこで他の人が連呼すると、かなり違和感あるもんなんだな。
よく分かったよ。

その名前が呼ばれるたびに、ビクッ!ってほどではないにせよ、ペクッ程度には反応してしまう。

おまけにステージ以外の時も、その人は役名で呼ばれたりする。
だからあっちこっちで息子の名前が呼ばれまくるんだよね。
そのたびに、ペクッ!と反応してしまうボク。

う〜ん。

そしてそれは、本番である今日も慣れる事がなく。

撮影している最中も、ペクッペクッっとなりながら撮ってましたわ。

しかしまあ夏場の体育館の暑さよ!

”真”夏の体育館じゃないからかなりマシなんだろうけど、それでも暑い。
学校の体育館ってものはこんなにも冷房器具がないもんなんだ。
と改めて思い知らされたよ。
学生はこんな中で集会したり部活をしているんだよな。
大変だ。
大人になってよかった。

そんな暑い中でも舞台は無事に終了し、お客さんである中学生達も最後まで真剣に見ていた。
いい公演でございました。
学校で生の舞台を観れる機会って貴重だと思うから、こういうのをこれからもドンドン増やしていってもらいたいものだね。

暑くも寒くもない

2017-09-08 | Weblog
テニスに行った。

ここ最近、参加者が多くて喜ばしい。
屋外のコートなので、やれ
「暑い」
だの
「寒い」
だの言う連中だけど、気候的にちょうどいいくらいになってきた。
暑さが嫌いなボクもさすがにかなり過ごしやすくなってきた。

ま、みんなすぐにまた
「寒い」
って言い出すんだろうけどね。

早い人はもう10月くらいから寒がってくる。
でもこれから1ヶ月くらいはいい季候だ。
みんな文句を言わず、テニスに集中するだろうな。

と思ったら!

大量発生!

カメムシが!

うへ〜!
せめてもうちょっと可愛らしい虫ならいいけど、カメムシはいかん!

元々回りに畑や林があるところだからこの時期は虫が多めなんだけどさ。
でも今日は多過ぎる!
しかもそのほとんどがカメムシ!

カメムシはいかん!

それでもテニスをする。
コートが緑色なもんだから、どこに潜んでいるのかすぐに気付かない。
それを注意深く探しながら打つ事になる。

「背中についている気がする!」とパニック気味になるRちゃん。
「踏んだ!今踏んでしまった!」とパニック気味になるMちゃん。
「この辺臭い!絶対にいる!」とベンチにいた数人もパニック気味だ。

あちこちで大パニック!

虫除けスプレーがあったのでとりあえず手当たり次第にふりまいてみる。
なんとなーく減ったような気がしないでもないけど、たぶんほとんど効果ない。
殺虫剤ではないからね。

せっかく暑さ寒さを気にしなくていい時期なのに、まさかそれ以外のトラブルがあるとは思わなかったな。

カメムシももっといい匂いになってくれりゃここまで嫌われないと思うんだけどなぁ。
あと、あの固そうな見た目。
フワッフワもモッフモフで、いちごの匂いを出してくれるような虫ならもうちょっと空かれると思うよ。

ボクは食べた事ないけど、パクチーはカメムシの匂いに似ているらしい。
だからこれはパクチー臭なんだ。
問題ないんだ。

と自分に言い聞かせようと思ったけど、やっぱりダメ。
気になって仕方ない。
あちこちで悲鳴が聞こえつつも、最後までしっかり打ちましたよ。

来週はさすがにここまで多くないと思うから、そろそろ何も文句ない状態でテニスをしたいものだな。

よいしょ

2017-09-04 | Weblog
撮影のセッティングをしていた時。
座ってから立ち上がろうとしたら

「よいしょ」

と言っている自分に気付いた。

あれ。
自然に言っちゃってるな。
おっさんくさいか?
誰も聞いちゃいないだろうけど、あまり言わないようにしたほうがいいな。

と思っていて、次に立ち上がる時

「よいしょ」

また言ってる!
これ、昨日今日から言い始めた事じゃないな。
長年当たり前のように言っちゃってるんだよ。
完全に習慣になっちゃってるんだよ。

「よっこいしょ」

じゃなくて

「よいしょ」

というところに少しだけ救いがある様な気はするけど、それでもおっさんくさいのには間違いない。
こういう小さいところから、おっさんっぽさが増してくるのだ。
気をつけなければいけない。

もう言わんぞ!
絶対に言わんぞ!
と決意し、次に立ち上がる時

「よいしょ」

ふつ〜に言っちゃってるよ。

長年染み付いた習慣は、そう簡単にやめられるもんじゃないね。
その後も何度も言っちゃってた。
これは言わなくするんじゃなくて、違う言葉にするってほうがいいのかもしれない。

その言葉を、若者に人気の言葉にすれば、自然とボクも若者っぽい感じがしてくるんじゃなかろうか。

まあ、いま何が若者に人気なのかも分からんけどさ。
例えば、この夏あちこちで目にした「ナイトプール」とかにしてみようか。

三脚のセッティングをして立ち上がる時に「ナイトプール」
ちょっと休憩して立ち上がる時に「ナイトプール」
ケーブルを這わせて立ち上がる時に「ナイトプール」

若者っぽいと思われるだろうか。
ちょっとおかしな人と思われてしまうか?
難しいとこだ。

何とか少しでも若者寄りでいられるように努力して行く事にしよう。